雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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17話 初めまして

その後無事退院できた少年は家の前で立ち止まってある事に気付く。

 

「・・・ん・・・どうしたの、入らないの?」

 

「・・・そう言えば気絶する前に翼とかマリア達を呼んじゃったよな」

 

「確かに、あの時は驚いたな」

 

扉の前で少年が後ろの二人の方に向きなおし。

 

「・・・わかってはいるけどもしかして・・・」

 

「・・・あ~」

 

少年が危惧していたのはDVDの事だった。以前クリスに見られていた為、見られたらやばいと思い、片してあるかなとクリスの方に視線を送るとクリスは理解したようにポンっと手を置き少年の方にOKサインを送り

 

「バッチリだぜ」

 

「そうか・・・良かった」

 

「全員視聴完了してる」

 

「ド畜生が・・・」

 

荷物を置いてはがっくりと項垂れ入るのを躊躇いさらに追い打ちを掛けるようにクリスがたたみかける。

 

「みんな平等にやられな」

 

「そんなぁ・・・」

 

「大丈夫だよ!和君の事はしっかり説明しといたから」

 

「・・・ちなみにどんな紹介したの?」

 

響がしっかりとしたフォローしたと言っていたが少年は響の事だから変な紹介されてそうな気がして聞いてみる。

 

「この世界でできた私の彼氏だよって言ってあげたよ!」

 

「とんでもない紹介をしてくれたなぁ!」

 

「ふえ?」

 

響がドヤ顔で答えるが少年がすぐさまつっこみ響は何を怒っているのかわからず首を傾げている。

 

「そんな事言ったら皆驚くに決まってんだろうに!」

 

「そうそう響が彼氏できたって言われたときはほんとにビックリしたんだから」

 

「ほらな未来だって驚くに決まってるし何より俺が怖い!・・・ん?」

 

少年が説明をすると後ろから未来の声が聞こえ同調するように答えると少年は誰と同調したのか一瞬理解が遅れ、理解ができると少年お顏が真っ青に染まる。

 

「・・・あっと・・・初めまして・・・」

 

「はい、初めまして和雪さん。響の『大事な親友』の小日向未来です」

 

首だけを動かし後ろを見ると未来が笑顔でその場に佇んでおり、とりあえず挨拶をするが未来の含みのある挨拶に負けて汗を流す。

 

「響がとってもお世話になったみたいでありがとうございます」

 

「お世話だなんて・・・全くです」

 

律儀にお辞儀をする未来に少年は90°直角お辞儀をする。なおクリスは横で笑っている。

 

「響がいなくなった間良く知りたいな・・・もちろん、和雪さんの事も」

 

「ヒェ・・・」

 

未来の瞳がとても冷えきっていてその場の空気が完全に極寒に変わる。

 

「楽しい話聞けるといいですよね・・・和雪さん?」

 

「・・・ハイ」

 

 




響「あれ?なんで寒く感じるんだろう」

クリス「お前のせいだけど」


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