雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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32話 未だ謎は深まるばかり

「ねぇねぇ未来、これなんてどう?」

 

「いいんじゃない?」

 

響・未来ペアは少年達と別れて、水着コーナーにおり二人で水着を選んでいた。

 

「こうゆうのとかもどう?響のイメージにピッタリだと思うんだ」

 

そう言って未来が取り出したのはオレンジの花柄のビキニで上から羽織る事ができるカバー上着もあるものである。

 

「これならおへそも隠せるしいざというときに見せられるし、それに響の可愛さも一層引き出す事もできると思うの」

 

「うん?未来、ちょっと何言ってるのかわかんない・・・」

 

未来の迫真の熱弁に苦笑いしてその水着を手に取る。

 

「でも未来が選んでくれた物だからこれにするね!そして今度は私が未来のを選んであげる!」

 

「フフ・・・ありがと、響」

 

嬉しそうにしてカートに水着を入れて次は選んであげようと少し離れた位置の水着を見つける。

 

「あっこれとか未来に似合いそう!」

 

「あっ響待ってよ~」

 

見つけて向かって行った響を追いかけて行き、たどり着いた響はその水着を手に取ろうとする。

 

「・・・あっごめんなさい」

 

「あ・・・すいません」

 

手に取ろうとした時、他の女性もそれを狙っていたらしく一緒に手を伸ばしてぶつかる。

 

「あら、君この辺じゃ見ない顏ね、何処の子?」

 

「ギクッ・・・ええと・・・そのぉ」

 

「あれ、響どうしたの?あれ、その人は?」

 

未来が追いつくと何やら二人で話しているから疑問に持って問いかけると女性は思い出すように手を叩く。

 

「あっごめんね、自己紹介がまだだったね、私は木崎美奈よろしく」

 

そう言って美奈と答えた女性は手を差し出してほほ笑む。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・わかりましたぁ!!」

 

少年宅の一室でエルフナインが叫ぶ。

 

「なにがわかったのかしら?」

 

そう言って叫ぶエルフナインの横でマリアが飲み物を持ってきて、エルフナインに渡す。

 

「ありがとうございます、マリアさん早速なんですけどこれを見てください」

 

見せてきたのは以前見せた少年のカルテとそのデータ、それを見てマリアは首を傾げる。

 

「これって、前に見せてくれた彼の者よね?」

 

「はい、以前響さん達が纏っていたシンフォギアが前触れもなく解除されたということを聞いて私なりに調べてみたんです」

 

響達のギアのデータを取り出してそれを渡す。

 

「響さん達のギアが解除されたのには元々この世界に私達が適応していないからと思っていました、ですが少し違ったんです」

 

「違った・・・というと?」

 

マリアが問いかけるとエルフナインが答える。

 

「一度和雪さんのメディカルチェックを行ったときお二方のギアを近づけてみたんです。そしたら二人のギアが反応したんです」

 

「それってまさか!彼も!?」

 

驚いたマリアが彼にもシンフォギアを纏う事ができるのか問いただすがエルフナインは首を横に振る。

 

「まだそれはわかりませんが、そこではないんです。解除されたのはその世界に適応されていた場所が離れたからなんです」

 

「ちょっと待って、適応された場所が離れて行ったのって・・・」

 

理解したマリアはエルフナインを見る。エルフナインは頷いて答える。

 

「和雪さんが離れた上でお二人のギアは適応されていたエリアがなくなって消えています。そして和雪さんの周りを覆っているエリアもボク達が来てからずっと展開されているんです」

 

 

 

 

 




響「咥え水着をしたら和君喜ぶかな?」

未来「私以外に見せるの禁止だからね?」

響「あっはい・・・」
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