「・・・マリアさん、そろそろ・・・」
「?・・・なにかしら?」
時間は23時30分、少年の部屋で未だ居座って本を読んでいる楽しそうに読んでいるマリアに少年は声を掛ける。
「私、そろそろ就寝したいのですが・・・」
夜中に差し掛かるところに寝ようと思い、ベッドを占領しているマリアに声を掛け戻ってもらうようにするが・・・
「そうなの?じゃあはい、どうぞ」
「おんや~?」
マリアは少しずらしてからそのまま寝ても良いと手を置いて空いた場所を差し出す。
それを見た少年は首を傾げては考える。
「えっとマリアさん?これはいったい?」
「そのままの意味よ、どうぞ」
どうやらマリアは少年が寝る横で本を読み続けるらしく、早く寝れば?と手招きまでしている。
「いやいや、なんでそうなんですか?さすがに自分の部屋に戻りましょうよ。エルフナインちゃんも戻りましたし」
「たまには良いじゃない、私も君と仲良くなりたいと思ってたからこうゆう付き合いも悪くないと思うの・・・いや、正直な事言うと私もあの子達みたいに一緒に寝たいの」
「ウッソだろ・・・」
マリアから発せられたのはまさかの共に就寝しようとの提案だった。
あまりの話に少年はあんぐりと口を開ける。
「響から聞いた時、とても良いと自慢するものだから私も体験しようかなって」
「・・・えぇ」
本を置いてマリアは立ち上がって少年の方に近寄ると少年の頬に触れて囁く。
「それとも、私とじゃ・・・いや?・・・」
「・・・」
マリアの囁きに少年はしばしだまり数秒してから口を開く。
「・・・いや、俺クリス一筋なので全然響きませんですよ」
「・・・なっ!?」
口が開いたと思ったら断られてしまい、マリアは逆に驚かされてしまう。
「(嘘でしょ!?仮にも私は世界的には有名なアイドルなのよ!?そのアイドルの誘いを断るとかこの子ほんとに男!?)」
等と心の中でマリアが驚いてる中、少年の方はというと。
「(やめてくれよ!いくらなんでも健全な男子高校生にそれはやばいって!ちょっとお姉さん気質なマリアさんも好きだからめっちゃゆらぎそうじゃねぇか!・・・あっマリアさんすっげぇいい匂い・・・じゃなくてぇ!)」
めっちゃぶれぶれである。
なんとか表情に出さないようキュッと噛みしめてマリアの方を見るとマリアは少し考えてからハァっとため息を付いてチラッとどこか見てから少年から少し離れる。
「仕方ない私の負けよ今日の所は引き下がってあげる」
「・・・えぇ、まだやるの?」
どうやら戻ってくれるらしく、ホッとしたのか緊張がほぐれて力が抜けるがそれがいけなかった。
「えぇ、だから【今】から強硬手段に入るわ」
「・・・え?・・・!?」
なんだ?と思った瞬間マリアは少年の背後に回って少年の首筋に手刀を入れる。
「なん・・・で?」
倒れ込もうとするとするりとマリアに抱き留められ、耳元で何か言われる。
「そのままの意味よ、【昨日】は諦めたから【今日】にしただけよ」
「・・・?」
力が抜け切る前にどうゆう事か考えてると先ほどマリアが見ていたところに目が行く。
時刻は0時01分
そう、昨日の時間は諦めて、日付けが変わった瞬間に行動してきたのだ。
「さぁ・・・一緒に寝ましょうか」
「・・・(マジかよ)」
そう思って少年の意識はまたしても飛ばされ、意識を失った少年を抱きかかえたままマリアは不敵な笑みを浮かべてベッドに連れていく。
少年がシンフォギア以外で好きな子ランキングは?
一位ジャンヌ・ダルク+邪ンヌ・ダルク(FGO
二位オティヌス(とある)
三位ディアーチェ(なのは)
調「もしかして、ラスボス系が好き?」
少年「バレた・・・」