雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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39話 突然の介入者

目の前にいる少年の母は驚いている少年に対して近づくと腕を振りかざし。

 

「いっつぅ!」

 

少年の頭部を叩く。

 

「親に向かって死んだはずってなに言ってるのよ。殴るよ?」

 

「え?・・・ええ?殴ってから言う!?」

 

少年が叩かれた頭を押さえながら怒る母に困惑していると横にいたクリスが溜息を付いて

 

「どうしちまったんだよ、さっきから変だぞ?」

 

心配してくるクリスに少年は違和感を感じて、一度周りを見渡す。

 

「・・・(そうか、なるほど)」

 

クリス達が母がいる事に何も感じていない事と周りを見れば現在いる家ではなく前回住んでいた家だと気付き少年はこれはまだ夢の中だと気付く。

 

「・・・いや悪い、まだ寝ぼけてたみたいだわ」

 

「そうか・・・まだ悪そうなら言ってくれよ?」

 

「・・・クリスがめっちゃ優しい・・・さすが俺の夢」

 

クリスが優しくしてくれることに感動し顔を隠して涙を浮かべていると机のほうに座っているエルフナインから謎の視線を感じ取る。

 

「・・・どうしたの?エルフナインちゃん」

 

「・・・いえ、今日も兄さんは変ですねって思って」

 

「ええ・・・いつもでしょうに・・・ん?」

 

エルフナインの言ったある言葉に気付く。

 

「ごめん、もう一回言ってもらっていい?」

 

「え?変ですね・・・」

 

「違う違う、その前よ」

 

「・・・兄さん?」

 

「兄さん・・・だとぉ!?」

 

「ふぇ!?なっなんですか!?」

 

兄さん呼びに驚きうおおおっとガッツポーズをする。

 

「うるさい、いい加減飯を食えバ和雪」

 

「ゲフゥ!?」

 

いつまでも興奮したりなんかしてうるさい少年に母はお玉を持って少年に向かって投げると少年の頬に当たり変な声を上げる。

 

 

 

 

 

 

「いっつつ・・・母さんおもいっきりやりやがって・・・めっちゃいてぇ」

 

「大丈夫ですか?兄さん」

 

朝食も食べ終え、少年はエルフナインに介抱されながら母にされたことに軽く悪態をついいてた。

そのあとクリスも隣に住んでいる幼馴染ということになっており、その設定に興奮して母とクリス二人に潰されたのだがその話はやめておこう。

 

「にしても結構俺好みな夢だなぁ」

 

「俺好みの夢ってなんです?」

 

「んにゃ、エルフナインちゃんは気にせんでいいよ、介抱ありがとね」

 

「いえ!これぐらい任せてください!」

 

「・・・よしよししてあげよう」

 

「ありがとうございます・・・兄さんに褒められました」

 

えっへんと胸を張るエルフナインに少年はよすよすと撫でてあげると素直にえへへと喜んでくれている。

 

「ちなみに兄さん、ちょっと聞きたいのですがいいです?」

 

「ん?なんだい・・・!?」

 

撫でているとエルフナインに腕を掴まれ、エルフナインの顔つきが変わる。

 

「初めましてだな・・・少年」

 

「・・・え?・・・のわぁ!」

 

腕を掴まれた少年がつぶやくと顔つきの変わったエルフナインにそのまま投げ飛ばされて倒されるとそのまま少年の上に馬乗りする形で乗っかってくる。

 

「まったく、ようやく出てくることができたな、まだ問題はあるがそこは置いとくか」

 

「・・・!まさかお前・・・」

 

口ぶりから少年はエルフナインではなくある人物を思い出す。

 

「キャロル!?」

 

そう呼ばれたキャロルはニッと笑っては少年の顔を抑えて近付き・・・そして。

少年はどうなる!?

  • BBQの時間までやりすごす
  • 響に見つかる(バッドエンド
  • 男子陣に見つかる(バッドエンド
  • 少年「後半二ついやぁぁぁ!」
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