雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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40話 彼の夢の中なのに…

「キャロル、何を・・・!?」

 

「悪いが説明は後だ、貴様の思い出を共有させてもらうぞ」

 

「はい?・・・!共有ってまさか!?」

 

「そのまさかだ。喜べ、貴様はこれからオレにすべてをよこしてもらうぞ」

 

なんとか脱出しようともがき抵抗を見せるがキャロルの体からでてるとは思えない力で少年を押さえつけられ抜け出せずにいるとキャロルに自身の口を少年の口に縫い合わせるように重ねられる。

 

「~~~ッ!~~~!」

 

「~~~んっ・・・(動くな、貴様の思い出を共有しなきゃ話しが進まん)」

 

そう言われたのか分からないがキャロルの行為に何も抵抗できなくなり少年はしだいに力がなくなりキャロルにされるがままになりそして・・・

 

 

 

「ふぅ・・・やうやく終わったな」

 

「もう・・・お婿に行けない・・・」

 

数分後に終わり、キャロルが立ち上がって少年から離れ、少年は涙目でその場に蹲っている。

 

「別に問題なかろう、どうせ貴様の夢の中だ、別に減るもんじゃないだろう」

 

「なに言ってんの!?こんな風にキスされたの流石に夢でも初めてだわ!いや、現実でもないけど!」

 

「なんだ、お前まだ・・・あ・・・すまん、配慮が足りなかったな」

 

「俺の記憶を読むなぁあああ!!」

 

思い出(記憶)を共有したキャロルは少年の記憶から読み取ると残念そうに可哀そうな目で少年を見て少年は一気に恥ずかしくなりその場を転げまわる。

 

「それで、キャロルさんは何故俺の夢に?・・・これ俺の夢に出てきただけじゃないの?」

 

「いや少し違う、オレが貴様の夢に介入しただけだ」

 

落ち着いてきた少年は自身の椅子に座っているクルクル回ってるキャロルに質問を投げ返るとすぐに返答されるがさらに少年は困惑する。

 

「ん?どうやって?俺、君が介入されるようになんかした覚えないんだけど」

 

「お前、あの時アイツ(エルフナイン)のメディカルチェックを受けただろ。その時にお前の中に入った」

 

「うそん!?」

 

余りの発言に少年は驚くが続けてキャロルは補足する。

 

「オレがお前の中に入ったのは貴様を調べる為だったのだが、調べても何も起こらないから声をかけようとしたがいくら声を掛けても貴様は反応しないからこうして夢に介入してきたわけだ」

 

「うっうん、まあ言わんとしてることはわかるけど、思い出の共有する必要は?」

 

「ああ、それは貴様の思い出を共有すれば過去を探れるからな、一応必要な事であるがそれともう一つある」

 

ん?と少年が首をかしげるとキャロルが何かに気付く。

 

「時間だ、まあこの話は後にするか、やることやったし」

 

「え?なに・・・」

 

「なに普通の事、貴様が夢から覚める時間が来ただけだ」

 

「あ~なるほど・・・」

 

キャロルがつぶやくと何やら周りが輝いていて夢が覚めるのだとわかれば少年は納得して周りを見る。

 

「しばらくはお前の中でやっかいになるが一つ忠告するぞ・・・オレとアイツは感覚だけ共有してるから後でフォローしとけよ」

 

「・・・は?」

 

キャロルの忠告を聞いた少年はその事気付いて突っ込もうとするがそれよりも先に明かりが強くなりにやけてるキャロルの顔を最後に少年の意識は戻される。

 

 

 

「・・・マジか・・・」

 

少年は目が覚めると後ろの方で少年を抱き枕にして寝ているマリアを見て深く溜息をする。

 

「どうやって脱出しよう・・・」

 

今の現状からエルフナインに聞こうと思ったが寝起きでもあるためゆるく脱出方法を考える。

 

「起きてるかぁ?開けるぞ・・・」

 

「おおっとこれは本格的に俺の命が危なくなってきたぞ~」

 

扉の奥から聞こえるクリスの声に少年は逃亡する方法を考えるが考える間に扉は開かれた。

 

 

 

 

 

 




エルフナイン「うぅ・・・和雪さんとあんな夢を・・・恥ずかしいです・・・」
翼「大丈夫か?!」

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