ピンポーン!
「んあ?・・・」
「あら?誰か来たのかしら?」
チャイムがなり床に転がっていた少年は起き上がり入口に向かう。
「はーい、今出まーす・・・」
扉を開けて確認をするとそこにいたのは宅配業者の人だった。
「こんにちは、白猫の宅急便でーす」
「あっども・・・」
「こちら大木 和雪さんのお宅で間違えないでしょうか?」
業者の人に間違えていないと伝えると業者の人はさっそく荷物を渡してくれる。
「こちらの荷物にサインをお願いしまーす」
「ほい・・・あっ・・・」
荷物を受け取りサインをすると業者の人は直ぐに帰っていく。
荷物は2つあり一つは少年が注文していた物なのだがもう一つのダンボール箱を見ると見慣れない文字が書いてあり少年はその文字を読むことはできないが見た事のある文字のためこれがどこからきたのか直ぐに理解する。
「・・・戻った」
「あっ和雪さん。・・・どうかしました?」
ご飯を食べていたエルフナインが戻って来た少年を見て浮かない顔をしているのを見て声を掛ける。
「あっ・・・ごめん宅急便だったよ」
エルフナインに声を掛けられて気付くと一言謝り荷物を床に置く。
「む?この荷物は海外の文字ではないか」
一つ見慣れない文字が書かれた荷物を見て翼が気付く。
「うん・・・これ、タイから送られてきたやつだよ」
「タイっていうと確か君の両親がいたところではないのか?」
「そうですね。でも、どうして急に・・・」
そう言ってダンボール箱を開けて中身を確認すると中に入っていたのは・・・
「帽子に・・・また箱?」
「さっきのダンボール箱よりはしっかりとした入れ物ね」
「うわ・・・おっきいですね・・・」
中に入っていたのはやたらと大きな帽子でそれを手に取ったエルフナインの表情が余裕で隠れるくらいには横幅が大きかった。そしてもう一つ入っていた箱にはしっかりとした素材でできた箱で中に入っているの為、高価な物が入ってるんじゃないかと思われる。
「・・・もしかしてこれって君の両親が送ったものじゃないかしら?」
「・・・俺?」
マリアがこの箱を見てあるものに気付くとそれを手に取って推測を立てるとするともしかしたらと仮説を立てて少年に問いかける。
「ほら帰ってくるときにこんな大きなもの持ってると気付かれるから、こうゆう風に輸送してもらって、何もないと見せかけてこれが届いたときに頃合いを見てプレゼントするつもりだったんじゃないかしら?貴方にって・・・」
「・・・」
そう言ってマリアは少年に先程手に取った物を渡す。
「手紙・・・」
どうやら見つけたものは手紙だったらしくそれを開いて中身を確認すると。
≪ハッピーバースデイ≫
「・・・」
少年はその手紙を見ては少し考え込みその後クスッと笑う。
「おいおい・・・誕生日までかなり先じゃんか・・・まだ数ヵ月もあるし」
「和雪さん・・・」
少年の様子を見てエルフナインが心配そうに見つめるが、少年は手紙を置いてはもう1つの箱を開ける。
「開けてよかったのか?」
「どうせわかるんだ、此処まできたら後でも今でも変わんないよ」
開けた箱を見て翼が問いかけるが少年は平気な顔で答えて取り出す。
「・・・ん?」
「わぁ・・・」
出てきたのは水色のペンダントでその形はどことなく響達が持っているギアに似ていた。
「・・・誕生日にはまだ早いけどもらっとくよ。父さん・・・母さん」
マリア「所でもう1つの箱はなんなの?」
少年「CSMの仮面ライダーキバです。めっちゃ好きなんです」
エルフナイン「結構高いですね」
マリア「和・・・そこに正座」
少年「マリアさん、なんでハエ叩き持ってるんですか?」