雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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少年「水着ギア・・・ぶっちゃけマリアさんのが好みです」

マリア「ありがと♪じゃあいっしょに人気のないあの場所に行きましょうか」

少年はその場から逃げ出した!

しかしマリアに先回りされて逃げられない!


50話 温泉イベントはやっぱりこれよ

「はふぅ~、やっとゆっくりできる」

 

『ほぅ・・・案外悪くないものだな・・・』

 

「・・・」

 

クリス達と別れて少年はキャロルと一緒に温泉に浸かっていた・・・

 

キャロルと一緒に「二度言わんでええ!」

 

『突然どうした?』

 

「なんでもねぇ」

 

『そうか・・・』

 

突然何かにつっこんだ少年に驚くもその後は普通に接するキャロルに少年はジト目で見る。

 

「とゆうかなんで普通に温泉を堪能できてるの?」

 

『別に決まった理由はない。強いて言うならお前との思い出の共有のおかげではあるな』

 

「どゆこと?」

 

何故か普通に温泉に浸かっているキャロルの説明を聞いて少年は首を傾げて理解ができていない顔をする。

 

『お前と《何度》も思い出を共有したおかげでオレにもお前と同じ感覚を得られるようになったと言うことだ。例を挙げるならそうだな・・・お前が何か食べた時それがおいしいと感じたときオレも同時にそのおいしい感覚を味わえると言うことだ』

 

「・・・つまり俺がいま感じている極楽気分をアンタも一緒に感じてるって事か」

 

『そうゆうことになる』

 

「なるへそ~」

 

キャロルの説明を理解でき、ほえ~と納得する少年にキャロルは少年のいまいちな反応に少し考える。

 

『そう・・・《何度》も共有したおかげでな』

 

「連呼しないでもらっていい?結構恥ずかしいんだからあれ!」

 

『恥ずかしいなら別に拒否してもよかったのだぞ?』

 

「夢の世界の主導権、アンタが握ってんだからほぼ抵抗できないの知ってるよね?」

 

『だが、悪くなかっただろ?いつからだったか抵抗もしなくなっているし』

 

「だぁぁやめてくれ!改まって言われると恥ずかしい・・・」

 

そう、実はキャロルが少年に憑いてからずっと思い出の共有をしていたのだ。

 

初めの頃こそは抵抗していたのだが夢の世界での主導権をキャロルに握られており、抵抗も許されず、ほぼ無抵抗な状態で共有させられてるのだ。何度もやっていくうち「夢だし・・・良いかな」と言う考えにいたり諦めていた。

 

「一応聞くけどあれだけやって最終的にはどうするの?」

 

『あ~言ってなかったな、お前の夢の中から思い出に介入してお前の力の正体を探り当てる』

 

「俺の思い出から?」

 

『あぁそうだ、お前の事だからどうせわからないだろうし思い出せないだろう?だから俺がお前のすべてを知ってやる』

 

「まじか・・・」

 

聞けばかなり凄いことをしようしており、確かに謎の力の正体は少年自身も知りたかった事ではあるのだがキャロルの言っている事も一理あるためただ唖然とするしかなかった。

 

『まあ、大体の目星はとっくの前についていたのだがな』

 

「ええ!?じゃあ今までの事は!?」

 

『成す術なくオレに蹂躙されるお前の姿がとてもおもしろかったのでな、ずっと続けてた』

 

「ええ・・・」

 

腕を組んで頷くキャロルに少年は驚いてつっこむがキャロルは笑顔で少年を見て・・・

 

『どうやらオレはお前が恥ずかしくなっている姿を見るのがめっぽう好きになってしまったようだ。これからも続けるから頼んだぞ』

 

不適に見せたキャロルの微笑みに少年は顔を赤くし、その瞬間をキャロルは見逃さなかった。

 

『今心拍数が跳ね上がったな、どうやらお前は弄られるのが好きな体質なようだな。これは良かったな相性は良かったな』

 

「おっ俺はMじゃねえ!」

 

『別にお前がマゾだなんて・・・自覚症状有りか』

 

「おいこら、なに一人で納得してんだ」

 

そうして二人で話しているところにガラガラっと戸の開く音がする。

 

『ほら、誰か来たぞ。このままオレと話してたら変な目で見られるんじゃないか?』

 

「・・・チッ後で覚えてろよ・・・」

 

誰かが来たことによりキャロルとの会話が途切れ、そのまま少年は舌打ちをして自然な風を装う。

 

「なんだ五木田・・・随分遅かっ・・・た・・・」

 

部屋で親友と別れ、風呂場で合流する予定だった為、少年はやっと来たかと立ち上がるがやって来る親友のほうに目を向ける何か違和感を感じる。

湯煙の向こうにいる親友だと思ったシルエットはあまりにも身長が低く髪も長くそれはあきらかに親友ではなかった。

そして煙が晴れてきて現れたのは少年のよく知る人物であった。

 

「なっ・・・あ!・・・」

 

「あっ・・・え!?」

 

そう、目の前にいるのは

 

「クリス!?」

 

「なんでお前がいるんだ!?」

 

二人の声は同時に露天風呂内に響き渡りそして少年の鼓動も早く打ち始めたのをキャロルは感じ取っていた。

 

『ムッ・・・オレより反応が良いな・・・』

 

 

 




ホテルの係員
「あっここのお風呂男性じゃなくて女性風呂だった・・・今日は学生だけだしこの時間学生の利用終わってるだろうから戻しておきましょ」

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