あれからは何事もなく旅館に着いた少年とクリスはそのまま自室に入っていきそれを眺めるしかできなかった少年はほんとにどうしたのかと首を傾げ、途中からやってきた響と未来と合流すれば、黒いクリスの事をを離すと二人はとても驚いたようにしていて、だがそれとは別に響が少年に問い詰めていた。
「へ~…キスしたんだ、へ~」
「待って、響さん重要なとこそこですか?」
「なんでもないよ…」
なんか論点がずれているなと思って少年は問いかけるが響は頬を膨らませては顔を逸らす。
そこに未来が少年に問いかける。
「でも和雪君を狙ってるのはわかったんだけど…和雪君、どうして狙われてるかわかる?」
「まあ…わかるけど…」
未来の発言から黒いクリスが少年を狙った理由はきっと少年の持つナニかだと推測してみる。
「でも流石にこのタイミングはまずいかな…」
「確かにそうだね」
未来と響は互いに頷いていると少年はん?とわかってない顔をする。
「良い?和雪君、今私たちは何をしに沖縄にいるの?」
「なにって学校の旅行で…あ」
どうゆうことかと気付いた少年は呟く。
「もしかして俺、まだ狙われるん!?」
「そりゃそうでしょ!?」
とても驚いたようにしていると二人にツッコまれる。
「和雪君前のノイズといい、ちょっと危機感なさすぎだよ!」
「そうだよ!クリスちゃんが怒ってるの少し理解出来ちゃったよ!」
「おっおう…なんかごめん」
突然二人に責められ、少年はたじろいで下がろうとすると後ろで何かとぶつかる。
「あっ…」
なにかとぶつかって後ろを見ると見知った人物がいた。
「…狙われてるってどうゆうことなんだ?」
「…五木田」
後ろにいたのは親友だった。
どうやら先程の会話を聞いていたらしく、親友はどうなっているのか聞き出そうとする。
「ぶっちゃけ、旅行前から気になっていたんだ…クリスがどうのって言ったと思ったら数日後に転校生で出てくるわやたらお前等、一緒に帰る事あるし、さっきだって3人で大木を探しに行くからおかしいと思ったんだ」
スラスラと述べると3人はやばいと感じだす。
響達の正体に気になりだした親友は少年の肩を掴んで後ろから響と未来を見て問いかける。
「なあ、あんたら…いったい何者なんだ?」
自室に着いたクリスはベッドに飛び込むと枕を抱いて蹲る
「…なんだよ」
クリスが思い出していたのは黒いクリスと少年がキスをしていた時だった。
「なんだよ…あれを見てからへんじゃねえか」
あれを見てからクリスの様子がおかしくなったのは自分でも理解はしていた。
だがどうしてこんな気持ちが沸くのかわからず少年に怒ってしまった。
少年の瞳から覗いていた物も気になったがそれよりも少年がなにも思っていない事に疑問を抱いていた。
「なんで、アタシ…こんな怒ってんだよ…わかんねえ」