雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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64話 察知スキルはだてじゃない

「んで?何があったんよ」

 

「…ふごふご」

 

「ほーん。んで、そんな話、誰が信じるんよ」

 

「…んふぉふぉふんぐ」

 

「まあ、そうなるわな」

 

 

朝食バイキングでやってきたクラス一同は各々料理を運んでテーブルに着いて食事を楽しんでいた。

そんな中で適量の(大量)の料理を食していた和雪とそれを眺めながら適量の料理を食べて和雪の量に若干の引きを見せている親友こと、五木田はこれまでの出来事を話していた。

 

「でもさ、もしそれがほんとだとさ」

 

「ん?…ゴクッ。なんだよ」

 

「今お前の家に響とは他に…女の子達が同棲してるってことだよな?」

 

「…」

 

「沈黙は肯定でございますが?」

 

五木田の鋭い推理に和雪は黙って沈黙をするが黙っていることに肯定と捉えた五木田の目がいっそう鋭くなる。

 

「やっぱり殴って良い?」

 

「喧嘩なら買うぞ?」

 

五木田にジト目でかえして食事を続けていると後ろから響達もやって来る。

 

「二人ともおはよう」

 

「和君おはよー」

 

「…おはよ」

 

「おっみんなおはよ」

 

「あっ…おはよ」

 

それぞれ朝の挨拶を交わすが和雪とクリスが目が合うとクリスは気まずそうにその場に留まる。

そんな二人の行動を見た3人は首をかしげる。

 

「あれ?どしたの二人とも」

 

「いやなんでもない」

 

五木田の質問に対してクリスは気付くと直ぐに返して和雪の隣に座る。

 

「なあ、昨日の事なんだけど」

 

「…ああ。あれか別に平気だよ」

 

「けどよ…」

 

「俺が良いって言えば良いのよん。それにほれ、今は行事できてんだから楽しもうや」

 

どうやらクリスが気にしていたのは昨日の和雪に対して怒鳴ってしまった事らしく、いきなりの事でもあったが為に和雪も気にしているのではないかと思ったが本人はそんなことはまるっきり思っていなかったらしく笑ってクリスに提案をすればクリスは少し眉を動かす。

 

「良い、のか?」

 

「せっかくの旅行なんだし、その話は帰ってからでも良いでしょ」

 

「じゃあ和君!水族館デートしよ!」

 

「唐突すぎるし、響さん貴女ぶれないねぇ…」

 

指を上に指して提案すると後ろから和雪の肩を掴んできた響がデートの誘いをしようとするが和雪にジト目で突っ込まれる。

 

「昨日だって海では一緒に遊べなかったし良いでしょ?」

 

「なに言うてんねんあれだけの事したのに?」

 

「更衣室の事?」

 

「違うよ、オイルの事やってかその話はやめろ」

 

「ん?更衣室でなんかしたの?」

 

「どうゆう事なの?」

 

響があっと答えるももう遅かった。五木田と未来が一斉に和雪を見ると和雪はこの展開を先読みしたのかその場を離れていた。

 

 




??「なんでこの世界はアイツは幸せそうに生きてんだ……」
  「ならちゃんとコワシテアゲヨ」

?????

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