「じゃあなー」
「…またね五木田君」
修学旅行が終わり、クリス達は五木田とも別れ、それぞれの帰り道を辿っていたのだが…
「……」
「…クリス…」
今クリスと未来【二人】だけで帰っている。
あの時の事をクリスと未来は思い出していた。
あの時水族館では
【大木和雪】
と
【立花響】の二人だけがいなくなっていたのだ。
修学旅行で消えた和雪を探そうとしたのだがクリスと未来以外のクラスメイトは気にする様子もなく、クリスが問いただそうとしたのだがその時の親友である五木田の言葉からはとんでもない言葉に二人は驚愕してしまった。
『なあ、その【和雪】だっけ?そんな人うちのクラスにいないぞ』
そう言って五木田は名簿を見るが
『ん?確かに【大木和雪】って名前があるな…でも知らないけど…ん?』
それから後に来た未来も事の経緯を話していると後から立花響も彼と同じように忘れて皆の記憶から消えてしまっていたのだ。
五木田はどうしても思い出せないでいて最終的にはいないし多分ミスなんじゃないかと結論付けクリスと未来は互いにこれ以上はいけない気がすると感じ取り、話をあわせていく事にしたのだが…
「……なあ」
「うん……」
同じことを考えた二人の目の前にあるのは彼の帰る場所の家がある。
もしかしたら他のみんなも忘れてとそんな事をと思い不安に駆られてしまい恐る恐る玄関を開ける。
「ただいま…」
「…ただいま」
中に入り声を出すと奥からマリアがやって来る。
「おかえりなさい」
エプロン姿に身を包んで出迎えてくれたのだがマリアは二人を見ては気付く。
「…そうゆう事ね。二人の言いたいことはわかったわ」
「…え、あの、マリアさん。それってどうゆう事何ですか?」
「和雪さんの事ですよね」
マリアの後ろからエルフナインが出てきて二人に説明をする。
「実は和雪さんの事は昨日知ったばかりですけど…もしかして響さんもですか?」
「……」
クリス、未来はエルフナインの言葉に詰まらせ表情を曇らせてしまい、それを見たマリアはエルフナインの頭を撫でる。
「とりあえずその話は後にしましょう。二人も長旅で疲れてるから後で落ち着いてから話しましょう」
そう言ってからマリアはいったん止め笑顔で二人を案内すると居間には翼をはじめとして調、切歌がそれぞれ座っていてテレビのにニュースを見ていた。クリス達が中に入ったところに他の3人も気付いて二人を出迎える。
「おかえりなさいデス!」
「おかえりなさい。今飲み物取って来るね」
「良く戻ってきてくれた二人とも」
それぞれの席に座って待てば調が飲み物を持ってきてくれて、二人に出してくれる。
「なあ、なんでみんなは落ち着いているんだ?昨日知ったって言ってらしいけど」
先に切り出したのクリスだった。戻ってきては皆が落ち着いているところが気になっていて疑問を投げる。
「それは昨日の夕方のニュースで彼がいたんだ」
「ニュースでって…どこにいたの?」
「それは…」
クリスの質問に翼が答えるが場所が気になり、未来も質問をすると翼は目線を逸らし、それにつられて二人も視線を逸らす。
『現在、タイの某遺跡の~~に来ています。この遺跡はつい先日数名の若者が禁止区域に入ってい以降戻ってきておらず、調査隊も行方も追っているが現在報告なく少年達も戻ってくることはできていません』
ちょうどニュースが目に飛び込みその場所が海外にあるタイと聞いて二人は察する。
「まさか…」
「はい、二人の推測通り、和雪さんは…」
『入っていった少年達の中に日本人らしき者もいたらしく現在その者の詳細も追っています。そしてこれが監視カメラに映り込んだ顔です』
そしてさらに映像は切り替わり監視カメラの映像に切り替わると複数の少年達が映っていてその中に見知った顔が一人、和雪の姿があった。
そして更にエルフナインは答える。
「和雪さんは今タイにいます」
?????
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甥っ子
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幼なじみ
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親友
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元親友