念のためオレに声をかけた方がいいよな?と思って教えたら、ポカーンという顔をした後に詰め寄られた。
「ちょ、ちょっと待って。デートってなに!?」
「引っかかったのはそこなんだ」
「当たり前だよ!だって相手は骸だよ!?」
「そういう誘い方をされただけだって。犬と千種も一緒に出かけるし」
オレがすげーホッとしてた。相変わらず過保護だね。
「ごめんってば。それに骸のことは大好きだけど、わたしも骸も互いにそういう風にはみてないよ。……多分」
多分ってなに!?とオレは揺さぶられる。いやだってさ、オレはわたしがXANXUSのこともどう思ってるのかもよくわかってないし。後この前の一件でわかった、オレは鈍い。
「わかった、わかった。ちょっと変わるから待って」
明日出かけるという話だけなのになんでこうなったんだろうと思いながらも、入れ替わる。
「わたしも骸もそんな感じじゃないよ。ただの言葉遊びだよ」
「よかったー」
「でも骸だったらいいよ。……ってそこで変わるの!?」
オレ、白目向いてない?オレはオレでタイミングでびっくりしたよ。というか、アルに会えなくなっても骸ならいいと思えるほど好きなんだ。まぁまだXANXUSにそこまでの感情がないんだろうね。未だに会ってないのもあるかも。や、わかんないけど。
「……ちょっと話し合いしてくるよ」
ちょっと待ったと慌ててオレはオレの肩を掴んだ。話し合いならグローブと死ぬ気丸はいらないよね!?あと、行っても骸はもう飛行機の中じゃないかな。わたしは現地集合だからここにいるけど。だから出かけるって言っても実はその日のうちに帰ってくる。場所が海外だから報告しただけだから。
「えーと、わたしの恋愛には優しい感じで見守ってほしいかな」
ほら、オレの中のわたしもうなずいてるし。って、出てきてよ。オレにオレを押し付けないで!?
「そうだ、今度ディーノさん紹介するよ!あんまり話したことないよね?」
ダメだ。オレが思うカッコいい大人の人を勧め出したよ。
「ツナ、ちっとはドシっとかまえろ。そんなんじゃソラに嫌われるぞ」
「ゔ。で、でもさ……相手は骸だし」
「XANXUSかもしれねーぞ?」
おい、リボーン。急に出てきてオレで遊ぶなよ。また白目むいてるから。後、オレも表情筋の維持が大変だから。わたしが動揺したのか、心臓がちょっとドキドキしてるんだよね……。やっぱXANXUSのこと好きなのかなぁ。この後すぐに話題がかわって良かったよ、ほんとに。
その日の夜、リボーンにちゃんとお礼をした。ほんといい男だよ。あまり突っ込まれたくないと察してくれてるから、またすぐ話題を変えてくれたし。それもわたしにも興味がある内容だった。
リボーンも骸から話があったみたいで、明日からクロームのことを頼まれていたんだって。なんかタイミングが違う気がしたけど、まぁいいかな。家にいるオレがなんとかするでしょ。
あ、そうだ。行く前にヒバリさんの上着返しとかなきゃ。クリーニング終わっただろうし、菓子折りつけて応接室の机の上に置いとけばいいよね。
●●●●●●●●●●
フランスに飛んだわたしは今日も元気よく骸に抱きつく。後ろでM・Mが怒ってるけど、骸が気にしてないからいいや。
「骸。実はさ、なんか嫌な予感がするんだ」
「ほう」
「あ、でも命の危機まではいかない感じだよ」
ふむと少し考えた骸は、念のため急ぎましょうかと声をかけた。残念、わたしの癒しは終わりみたい。
フランを確保しに行ったら、ヴァリアーと会った。……そう、ヴァリアーと会った。XANXUSは居ないようだけど、超直感はこれに反応していたらしい。
骸が気の毒と思ったのか背に庇ってくれた。聞こえてくる内容が内容だったから。
「ししっ、ボスの女じゃん。連れて帰ろうぜ」
「ボスの未来のために!」
「そうねぇ。ボスあの夢を見てから機嫌悪いものね。やっぱり会いたいのよ」
ないわーとオレは引いたよ。XANXUSの機嫌が悪いのは絶対お前らのせいだよ。お前らがXANXUSのこと大好きなのは知ってるけど、それ逆効果だから。リボーンを見習ってよね。
「骸。悪いけど、オレ帰るよ」
「……そうしなさい」
スクアーロが叫んでるけど無視して、オレは飛んだ。骸、押し付けてごめん。けど、気付いてたみたいだし、わたしには怒らないよ。ヴァリアーには知らないけど。
部屋に戻ったオレは大きなため息が出た。骸が牢獄から出れたし、わたしの精神安定にちょうどよかったと思ったんだけど、悪化したよ。……あれはない。鈍いオレでも思ったよ。本人達の意思は無視しちゃダメだって。特に女心は難しいんだからさぁ。
まぁでもオレもここまで傷つくとは思わなかったけど。……守るのが遅くなって本当にごめん。
わたしに引っ張られグズグズしていると、部屋の扉が開いた。かまえていたら、ヒバリさんだったよ。家の鍵持ってたの!?とか思ったけど、よく考えたらヒバリさんが払ってたよ、ここの家賃。あと生活費もポストに入れてくれてる。おかげで巻き上げなくなったし、文句なんて絶対言えない。
「……泣いてるの?」
そこはつっこまないでよとオレはゴシゴシと袖で拭う。けど、その手を取られて、肌を傷めるからってハンカチを貸してくれた。……ヒバリさんが幻覚かと思うぐらい優しくてオレはビックリだよ。でもその優しさでわたしが落ち着いたみたいだから良かった。
「ありがとうございます、ヒバリさん。洗って返しますね」
「今度からは僕に直接返してね」
別にそれはいいんだけど、ヒバリさん嫌じゃないのかな。今日だって行く前にこっそり置いていったんだけど。というか、夜に学校行ったんだ。気づくのは明日の朝だと思ってたよ。
「群れるの嫌いだし、嫌だと思ってました」
「僕が許可出したのに?それに……君の方は群れないよね」
君の方ってことはオレのことだよな?
「……ほんとだ。オレ、基本ぼっちでした。一緒にいても片割れか、リボーンぐらいですもんね」
そういうこととヒバリさんは頷いていた。わたしが嫌がってたし、今もマシになっただけで好んで一緒に居たいとは思ってないもんね。そしてオレはわたしと違って骸に抱きつかない。まぁこの前は感極まったからしたけど、すぐ離れたし。そもそもわたしが居ないとか状況が特殊過ぎだよ。
「えっと、それで用件はなんですか?」
「君に会いにきたかな」
へ?とオレは首を傾げる。用件がオレに会いに?
「君はいつも僕に姿を見せない。……今日だって」
……スネてる。この人、スネてるよ!
「あははっ」
「なに笑ってるの」
「すみません。なんか可愛いなぁと思って」
ダメだ。幼いころから知ってるから、特にそう思っちゃうよ。声に出して笑うのは我慢できるけど、ヒバリさんの新たな面を見たとオレはニコニコするのを止められない。
「……未来の僕は知らないけど、僕は肉食動物だよ」
「なんですか、いきなり。それぐらい知ってますよ」
というか、ヒバリさんが肉食動物じゃなかったら、何になるの。小動物好きの肉食動物だよね。
「君はわかってないよ」
それ以外ないでしょとオレが思ってると、視界がぐるりと回ってヒバリさんの顔が目の前にあった。こんな近くでヒバリさんの顔を見るのを初めてだ。相変わらずキレーな顔で獄寺君達とまた違ったイケメンだなぁなんて思う。
「いつまで僕を弱いと思ってるつもり?」
「……すみません、ちょっとナメてました」
まさかひっくり返されるとは思わなかったよ。そりゃ殺気があれば反応したけど、ちょっとこれは反省しないと。ヒバリさん相手に油断しすぎだった。
「子どもの頃からずっと君を捕まえたかったんだ」
「そんな気がしてました」
あの監視カメラの数を考えたら、誰も否定しないよね。
「僕は狙った獲物は逃がさない」
「はぁ、わかりました。一度ぐらいは相手しますよ。場所と日にち教えてください。行きますから」
「……君、今の態勢わかってる?」
「近いなーとは思って……ま、す……」
「うん、やっと理解したね。小動物」
オレ、食われる寸前だよ……。鈍いのはわかってたけど、本当に鈍かった。わたしも呆れてないで教えてよ。面白そうだからいいかなって?軽い!もっと身体を大事にして!後、出てくる気ないよね?相手をするのはオレじゃん!いいと思うなら入れ替わってよ!?
「……ヒバリさんはその、興味がないと思ってました」
「君のことずっと探していたんだ、興味しかないよ。でもまぁそういう意味なら……他の男が手にしたと知って苛立ったから、そういうことかなって」
未来に行ったから興味を持ったんだ……。行かなかったら、気付かなかった、そういうことだよね!?
「君達が応接室にこの部屋のことを頼みに来た時、鴨がネギを背負ってきたってこういうことを言うのかなって思ったよ」
「……機嫌がよかったから、咬み殺さなかったんですね」
「うん。君と会える手段がなかった僕にはこの部屋は都合がよかった。あの小動物が僕に頭をさげて用意した部屋を君が捨てるとは思えないしね。そして今でも君はそう思ってる」
……否定できない。こんな状況になったのに、オレはこの部屋を捨てる気はない。たとえ使う回数が少なくても。
「もしかして今日はたまたまタイミングよかっただけでした?」
「勝手に触れたりはしてないよ。座って飲み物ぐらいは飲んだかもしれないけど、僕のお金だし問題ないよね?」
まぁそれぐらいならと返事しつつ、気付かなかったなと思った。結構な頻度で来てたみたいだし。
「ねぇ、もういいよね。いい加減、この態勢飽きたんだけど」
「そうですね。オレもそう思ってました」
返事と共に殴ろうとしたけど、ヒバリさんもわかっていたみたいで避けてトンファーを出した。
「やっぱり君はいいね」
「……喜ぶのはどうかと思いますけど」
「君が簡単に僕の手に落ちてきたら、つまらないよ」
「えっ、もしかしてオレ、選択間違いました?」
「一度で満足したかもね」
一回は食べるんですね……とオレの笑みは引きつった。
「でもまぁ今日のところはこれで満足かな」
そう言ってヒバリさんは帰っていった。帰るんですか!?とつい喉から出そうになったけど、必死に我慢したよ。だってね、言ったら喜んで残って朝まで戦ってた、絶対。
衝撃的なことがありすぎて頭がまわってないオレでもこれだけは気付いた。
「……オレが想像していたモテ期と違う」
言ってて悲しくなったオレはイジけるように寝た。もちろんオレん家の屋根でね。
●●●●●●●●●●
ヒバリさんに見つかったら、並中で勝負するというルールができた。……出来てしまった。
あの部屋狭いから、絶対物が壊れるし片付けるのはオレなの!お金はヒバリさんが出すけどさ。気持ちの問題でオレが言い出した。オレはいつでも逃げれるから時間制限つけたけど。それでもヒバリさんの思う壺な気がする。オレ、損しかしてないじゃん。
ちなみにオレ達が戦ってることを知ったオレは抗議に行ったよ。オレも止めなかったし。けど、ヒバリさんは楽しそうに戦っていたから意味がなかった。こっちのオレも損しかしてない。これもヒバリさんの思う壺でした……。
リボーンはオレが止めなかった時点で察したみたいで、やるなヒバリと楽しそうだった。お前、人の恋愛みてもウゼーと思うタイプじゃん。なに楽しんでんの!?って思ったけど、こういう展開はリボーンの好みっぽいよねとも思った。
あ、もちろんオレは気付いてないよ。オレが鈍いんだから、経験が少ないオレも鈍いに決まってる。これ以上ヒバリさんを喜ばせる必要はないよねと黙ってる。……本当は恥ずかしいだけ。どんな顔して報告したらいいの。無理だってば。
どうしてこうなったと頭が痛くなるような状況の中、クロームの幻覚が切れかけた。この時、オレはやっぱ日付おかしいなと思うぐらいで、オレが必死に走り回って無事に解決していた。骸が結末に満足そうだったから、わたしは喜んでいたよ。
落ち着いて日付の問題を考えたら、継承式もしなかったし、シモンとの揉め事も短かったことに気付いた。オレが目が覚めてから1日で終わったもんね。アルコバレーノの寿命が近づかないと始まらないから、ズレるのは当たり前だった。
代理戦争どうしようかなと悩む。いろいろ問題はあるけど、全部後回し。今オレが悩んでるのはどのチームに入ろうかなということ。それだけしか今は考えてない。ううん、考えられないが正しいね。
だってクソ親父が参加するから。
もうわたしがメスを磨いて準備しているよ。殺す気満々です。もちろんオレは止めないよ?周りに止められる可能性が高い気もするけど、それはそれ。せっかくマフィア界で殺しても許されるタイミングなんだよ。絶好のチャンスじゃん。母さんには悪いとは思うけど、本当のことは伝わらないから気にしない。
わたしがその時を楽しみにしていると、リボーンが夢を見たっぽい。ディーノさん達がきてるからほぼ間違いない。ほぼなのは明るくなったらオレは屋根から居なくなるからまだ本人から聞いてないんだよ。まぁ今から盗み聞きするけど。オレがくるのを待ってたのか、話は食後だったから。
「ソラ、おめーもこっちで聞け」
呼ばれたから、ひょいっと窓から顔を出す。
「もしかしてまた屋根にいたのー!?風邪引くから!!夜はもう寒いし!!」
「仮面があついから、ちょうどいい感じだよ」
「そういう問題じゃないよ!!」
えー……言ってることと違う……。話が進まないから、オレがリボーンに蹴られていた。その間に、ペコっとディーノさんに頭を下げ挨拶する。
「仮面とったところを見たいって言えば、嫌か?」
「大丈夫です」
「……本当にそっくりだな、お前ら!」
いろいろ思うところはあるみたいだけど、ディーノさんはオレ達を喜ばせる言葉を選んだ。わたしがすごく喜んでるから、入れ替わる。
「そんなにわたしたち似てます?」
「ああ。そっくりすぎて驚いたぐらいだぜ」
「そっか。ありがとう、嬉しい」
テレたのか、戻っちゃったよ。オレが胸に手を置いたことで、みんなわたしが戻ったことを察したみたいだ。すげーみんながニコニコしてたから、オレもちょっと恥ずかしいんだけど……仮面しよ。
柔らかい空気が流れてるし、このままじゃリボーンが話しにくいかなと思ったオレは先を促したよ。
「それでお前がオレを呼んだんだから、大事な話なんだろ。さっさと話してよ。マシになったって言っても、マフィアに囲まれてる状況じゃ、落ち着かないってお前も知ってるだろ」
オレの言葉に慌ててディーノさんが家の周りにいる部下をさげてたよ。今度からもオレがいる時はそうしてください。言わなくてもやってくれるだろうから口には出さないけどね。
リボーンは夢の内容を語って、ボスコンビに代理として戦ってくれと誘った。2人とも手伝ってもいい、といいつつ視線はオレを見ていた。オレが誘われてないから気になるんだろうね。
「ソラ、オレはおめーを代理にしねぇぞ」
「そんな気がしたよ」
「そうか」
「ちょ、ちょっと待って。や、オレもソラを巻き込むのは反対だからそれはいいんだけど、それならなんで話したんだよ、お前」
「オレ……というより、わたしと君のため?」
察し悪いね、オレ。ディーノさんは難しい顔になったから気付いたっぽいのに。
「ある人物が代理として参加する可能性があるから、リボーンはわざわざ呼んだんだよ」
「……可能性高いのか?リボーン」
「アルコバレーノの一人が頼みに行くのは間違いねぇぞ。後はあいつが参加するかどうかだ」
「じゃオレは寝るから。明日から忙しいし」
屋根に戻ろうとオレは立ち上がったんだけど、未だにオレはどういうことかわかってなかった。
「君も心構えしときなよ。君の父親が帰ってくるかも知れないんだから」
「と、うさん……が……?」
混乱しているオレの頭を撫でてからオレは窓から出て行った。オレは本当に寝るから、リボーンとディーノさん頑張ってね。
●●●●●●●●●●
いつもは太陽が出れば去るんだけど、今日はオレの様子をみるために残った。一応、学校には行くみたいだ。ちょっと顔は暗いけど、前は向いている。すぐにその理由はわかったよ。オレを止めるために獄寺君と山本に頭をさげていたから。もちろんリボーンの呪いのことも話してるけどさ。ちょっとズレてるよね?
「主旨、変わってきてるけどいいの?」
「問題ねーぞ」
「よくやるよ、全部利用して彼を鍛える気なんだから」
「オレはツナの家庭教師だからな」
そういうと思ったよ。なんてリボーンと会話してたら骸がオレに宣戦布告しに来たっぽい。
「骸!」
「……ソラ、君は本当にどこからも現れますね」
普通に移動しただけじゃん。死ぬ気の炎もつかってないし。骸にぎゅーっと抱きついていたら、オレが引き剥がそうとしてきた。むー、過保護すぎる。それでも仕方ないなぁと許しちゃうんだよね、わたし。
「じゃ、君にする」
「うん」
昨日とは逆でオレがわたしの頭を撫でていた。骸は呆れてたけど、話を進めたよ。やっぱり宣戦布告だってさ。クロームも骸のチームみたいで、オレに謝っていた。
「ね、骸。わたしもそのチームに入れてよ」
「ソラ!?」
「君が口出す権利はないよ。その権利があるのは骸とヴェルデだけ」
わたしがそういうと、オレがショックをうけていた。
「ふむ。君はこのような話に興味がないと思ってましたよ」
「だってさ、沢田家光が出るかもしれないんだよ。サクッと殺しちゃいたいなって」
「ああ、なるほど。どうしましょうか……」
オレ、すっげーうるさい。何度も耳元で叫ばれるのはいくらわたしでも嫌だから離れる。
「待て、六道骸。この女、リボーンと敵対する気がないようにしか見えん」
「ポイントはそこじゃありませんよ。ヴェルデ博士がどれほど真剣に呪いを解きたいか、それ次第です」
えーもしかしてダメなの?
「リボーンが目障りで参加しただけでしたら、彼女が他のチームに入っても影響はでませんよ。その理由で参加したいのなら僕を殺そうとはしませんから」
「……二回もわたしに殺されかけたのに、よくそう言えるよね。そういうところも好きだけど」
「んなーーーっ!!」
だからオレうるさいって。オレが思ってるような意味じゃないから。それに骸はわたしのためにヴェルデに言わなかったこともあったんだよ。むー……もういいや。
「……はぁ。ちょっとは静かにしなよ。君の反応がうざったくなったのか、わたしが引っ込んだ。押しつけられたオレも頭が痛い」
あ、静かになったよ。ショックを受けすぎてだけど。
「オレは言ったぞ。ウゼーと嫌われるってな」
追い討ちかけやがった、コイツ。とオレがリボーンに戦慄していると、ヴェルデにそこまでじゃないからと断られた。うーん、第一候補だったのに残念。
●●●●●●●●●●
困った。どのチームにもまだ入れてない。エンマにはオレが怖いからって断られた。まぁあんなキレてるところを見ると無理だよねと思わず納得しちゃったよ。
本当にどうしよう。今ごろ、腕時計が配られるのに。オレがディーノさんと食事に行ってるし間違いないね。
ちなみにオレもディーノさんに食事を誘われた。この時にXANXUS……ヴァリアーと会ったことを知ってるオレは当然断った。オレが必死に誘ってきたけど、嫌な予感しかしないと言ったら引き下がったよ。うそじゃないよ、実際にしたし。まぁオレが嫌な予感がするって言ったから、オレも行きたくなくなってたけど。そこはリボーンが無理矢理ね。オレ、頑張ってね。すげー気まずいと思うけど、ほんと頑張って。
ユニは平和主義だし絶対断られるんだよなーとオレは不貞寝する。残ってる人を考えるとね……そうなるんだよ。
夜中に人の気配がしてオレはメスを取り出したけど、やってきた人物を見て部屋に飛ぶ。帰ってきやがったよ、あのクソ親父。……念のため、明日の朝は行くべきだよなぁとオレはベッドに寝転がった。
早朝、オレん家の近くの家の屋根にいるとラルが隣にやってきた。
「久しぶり?」
「……ああ。コロネロには口止めをしておいた」
「やっぱいい女だよね。ラルは」
カッとテレて、銃口を向けられた。うん、そうそうそんな感じがラルにはあってるよ。オレが全く気にしてないとわかったら銃を元に戻した。……そういや父さんにはオレを見張ってくるとでも言って、こっちに来たのかな。まぁそれはいいや。
「でも裏切りになるんじゃないの?」
「ふんっ。お前がそうなったことに関係ないとは言えんからな」
CEDEFの一員だからってことだね。相変わらず真面目だね。そうこうしてる内にオレが起きたみたいで、二階から飛び降りてぶん殴ってた。うわ、死ぬ気になってないのに今のオレでもそんな動きできたんだ。
「……評価できるのは一発目だけだな。まったく腰が入っとらん」
「厳しいねぇ。あーちょっと涙目になってるじゃん」
何度か殴ってるけど、どんどん力は弱くなってるし、泣きそうになってるし、そんなオレの様子に父さんは戸惑ってるみたいだ。まぁ不満とかいろいろ溜まってるだろうとは考えていただろうけど、その反応は予想外だったんだろうね。
「ちょっと止めてくるよ。あれじゃ拳を痛めるだけだ」
「オレも行く」
ひょいっと飛び降りて移動すると、父さんがオレを警戒した。あ、その反応にオレがキレて、また殴ろうとしてたよ。仕方なく、わたしはオレの腕を掴む。
「……どうして止めるんだよ!ソラっ!」
「君が大切だから。あーもう炎を出してない状態で殴ちゃダメだよ。せめてわたしみたいに体内からの強化ぐらいはしないと」
痛そうだなーと拳を見つめてると、オレはオレに抱きつき泣き出した。……収拾つかないじゃん。父さんも戸惑うしかないだろうし。
「あら、ツナ起きていたの?まぁ!ソラちゃんじゃない、久しぶりねぇ」
母さんが来たからか、オレは慌てて離れて涙をふいた。
「ご無沙汰しています」
「もう、そんな畏まらなくていいのに。……ツナ、どうかしたの?」
「なんでもないよ、母さん」
うーん、オレは笑って言ったけど母さんは気付いてるよ。え、この空気どうすんの。助けてくれそうなリボーンも呆れた感じで黙ってるし。……わたしもオレを止める時しか出てこなかったし。
「そうだっ!良かったら、ソラちゃんも朝ごはん食べて行かない?」
「うん、そうだよ!一緒に食べようよ!」
はぁとオレはため息を吐いて、2人に付き合うことにした。マジックのように仮面を入れ替えてると母さんがすごいと喜んでくれてちょっと空気がよくなったよ。そのあと母さんがお客様がいらっしゃるのでしょうと話をふって、父さんにCEDEFのメンバーを紹介してもらっていた。まあ母さんはただの父さんの仕事関係と思ってるけどね。リボーンとコロネロはいつも通り挨拶していた。
「……父さん、やっぱボスウオッチつけてるんだ……」
「ん?ああ。もっと驚くと思ったんだけどなぁ」
チラッとオレを見るのをやめなさい。仮面してるし、仮面をしてなくても顔には出さないよ。CEDEFのメンバーは朝食がいらないみたいで、母さんは増えたオレの分を作りにいった。その後すぐに、オレの超直感が反応して、続いて家に戻ろうとしたオレの肩を掴む。
「やっほー。会いに来ちゃった♪」
「お前、空気読むならもっと早く来いよ。オレもうお腹いっぱいだよ」
「あははっ、ソラちゃんってば、なんのこと〜?」
普通に会話をし始めたことにオレが驚愕していた。そしてその後オレを揺さぶり始めた。白蘭と馴れ馴れしくしちゃダメって。
「待った、待った。ふぅ……そういう君も驚いたけど彼と話せそうだろ?」
「……あれ?ほんとだ。え?白蘭なんでここに居んの?」
「さっき言ったよ?会いに来たんだ、2人に♪」
顔を見合わせてから、白蘭に視線を向けた。代表でオレが聞くってわかったから、黙って耳を傾ける。やっぱり白蘭はユニの代理でオレと同盟を組もうという誘いだった。
「ええっと、みんなと相談するから、すぐに返事はできないよ」
「うん♪それでいいよ♪」
「それでソラには何の用事だよ」
「……綱吉クンが冷たくて僕悲しくなるよ」
「そういうのいいから」
過保護だねという目で白蘭がオレを見ていたから、やっぱお前もそう思う?とオレは目で返す。それに気付いたのか、オレはフンッと手で視線を切ろうとしていた。……意味ないからね?オレもシャマルに対して似たようなことをしたけど。
「綱吉クンはやっぱり面白いね♪それでユニちゃんがね、申し訳なさそうに謝っていたよ、代理を頼めなくてごめんなさいって」
「……彼女の性格はわかっていたからそれはいいんだけど、意味が違うように聞こえたなぁ」
白蘭は笑っていた。お前も察してるのかよとオレはゲンナリした。
「どういうこと?」
「ソラちゃんがこの代理戦争に参加するには、もう頼める人が限られてるんだよ♪」
必死にオレが誰だろうと考えてるけど、気づかないでいいよ。
「ん?なら、うちのチームに入るか?」
……多分、オレのことをよく知りたいと思って声をかけたんだけど、空気が凍ったね。オレの中のわたしがすげー笑顔だよ。
「ソラ、母さんのご飯食べに行こう」
「そうする」
ラルとリボーンから一発ずつもらってるし、オレ達はもう存在すら無視して歩き出した。白蘭は空気が凍ったタイミングで帰ったし。
もちろん母さんのご飯はすっごく美味しかったよ!泣きそうになったのを我慢するのに苦労したぐらい。そんなわたしをオレがすげー優しい目で見ていたんだ。
あ、あいつはきっちりリボーンが気絶させてくれてたよ。おかげで他のマフィアもいたけど、気にならなかったよ。
●●●●●●●●●●
オレは吹っ切れたのか、なんとか家で過ごせているらしい。バジル君達が居るのもあるんだろうけど、とりあえず母さんの前では出してないみたいだ。というのを、リボーン経由で聞いた。クソ親父がいるから家に寄り付かなくなったから、教えてくれてる。
ちなみにリボーンはわざわざオレを探していない。部屋で過ごす時間が増えたからヒバリさんに会う確率もあがって、屋上で勝負してるからね。毎日どこかのタイミングでそこに居る。
そして代理戦争、前日の夜。ついに動いた。
……こんな時間なのに応接室にいるって、どれだけ学校が好きなんだろうね。
「ヒバリさん」
「ワオ、君から会いに来るなんてどうしたの?」
「よかった、間に合った!」
ちょうどフォンがヒバリさんにボスウォッチを渡していたところだったよ。超直感ってすごい。
「実はお願いがあって」
「へぇ。君が僕に?」
「はい。でもその前にまず……フォン、バトラーウォッチでいいんでオレに一つください!」
「私は構いませんが……」
そう言って、フォンはヒバリさんを見た。まぁそうだよね。ヒバリさんの条件の一つに多分バトラーウォッチを壊すことも入ってるだろうから。
「ヒバリさん、どうしても欲しいんです!お願いします!」
お願いしたら、ヒバリさんは悪戯っ子のような顔をした。そしてチラッとフォンを見るだけで、アタッシュケースごと置いて下げさせたよ。以心伝心だね。
「あげてもいいけど、条件があるよ」
「ゔ。……オレと勝負じゃダメですか?」
「うん」
おずおずとヒバリさんの近くに寄って行く。
「その、最後までは……」
「仕方ないね。これでいいよ」
仮面をとって唇をちょんと触られただけで、それ以上ヒバリさんは動かない。……こっちからしろってことだね。
「し、失礼します」
「うん、間違いないね。ちょっと待ちなよ」
止められると思ってなかったから、コテンと首をかしげるとヒバリさんは口を開いた。
「君、いつも僕と会わない方でしょ」
「……ふふっ。よく気付きましたね!」
うわぁとわたしは感動する。もう一人のわたしのマネをしたつもりだったんだけどなぁ。……もう一人のわたしは、わたしの行動にゲンナリしてる状態だった。もう仕方ないなぁ。
「僕に近づいたぐらいから違和感あったよ」
「えー、そんな前からですか?」
「僕の提案にあっさりと乗ったからね。君を大切にしているからもう一人の君はこんな簡単に折れてくれないよ」
本当ですねとわたしは笑う。そしてよく見てるなーなんて思う。
「わたしじゃ不満ですか?」
「僕は君にも興味あるよ」
「……へぇ。どうせなら最後までしちゃいます?わたしはそんな出てこないですし」
そう言いながらわたしは座ってるヒバリさんの上に乗る。確かにあの子がいうように綺麗な人だよ、この人。
「君がいいならいいよ」
「じゃ遠慮無く。………って、ダメだよ!!」
あっぶな、本当にキスするとこだったよ。オレは今までの最高速度でヒバリさんから離れたよ。……すっげー顔があつい。
「君って本当に鈍いよね」
「へ?」
「今隠れてる方の君が、君のために動いてやっと変化が起きたよ」
言ってることがわからなくて何度も首を傾げていると、ヒバリさんがため息を吐いて教えてくれた。
「未来にいた君はもう一人の君に全部任せたみたいだけど、違うと思ったんじゃない?もう一人の君は君にも選ぶ権利があると伝えたかったんだと思う」
「いやでも、オレそういうの興味ないし」
「もう一人の君は僕のこと気に入ってる程度だから、あのまましても変化はなかったよ。でも今の君の顔は真っ赤。本当にギリギリまで君は僕のこと意識すらしてなかったんじゃない?」
もごもごとオレは口を動かすしかできない。今回はオレが意識したから身体が反応したんだ……。
「未来へ行って僕が君への気持ちに気付いたように、未来の記憶を得たもう一人の君もそれは変だと思った。もう未来は変わっている」
「…………わたしがオレに伝えたいことはわかりました。でも多分わたしが好き……までいくかはわかんないけど、気になる人はXANXUSですよ?骸のことは愛してますし、互いに歪んでるとわかってるから発展しないだけかなーと」
うわ、機嫌悪くなちゃったよ。いやでも伝えた方がいいと思ったし。結局ヒバリさんはため息を吐くだけで、その機嫌の悪さも消した。これにはオレもびっくり。
「ヒバリさん?」
「君の発言にムカついた。けど、まだ僕に教える気があることがわかって安心もした」
教える?安心?と首を傾げる。
「君はもう一人の君を優先する。だから僕の知らないうちに、君がもう一人の君に譲って全部終わる可能性もあったんだ」
「えーと?」
「はぁ。だから君が僕に返事すらせず、他の誰かが手に入れてから知る。それが僕にとって最悪の事態」
「流石に返事はしますよ!?」
「本当に?」
……多分。ちょっとヒバリさんが怖くて行きたくないなとか思うかもしれないけど……。
「そもそも僕はもう一人の君とまともに話したのは今日が初めて。君からみて、もう一人の君が僕を好きになる要素はどれぐらい?」
「……嫌いではないとは思いますよ?」
気に入ってるみたいだし、マフィアの括りにヒバリさんは入ってない。見舞いとかしてもわたしは嫌がらなかった。まぁ夢を見てからは大丈夫な範囲は増えたけど、暴走の時に攻撃しなかったことから、他の人より一線を画す。
「まぁね。君が止めなかったら、最後までする気だっただろうから。でもそれだけだ。それじゃ意味がないから僕は最後までやる気はなかった」
……しれっと言ったよ、この人。どこまで食べる気だったんですか。絶対に聞かないけど!
「もう僕はそんな気分じゃなくなったし、バトラーウォッチ、持って行きなよ」
「え?いいんですか?」
「ただしもう一人の君と定期的に会えることが条件」
うん、鈍いオレでもわかったよ。わたしに好きになってもらわないといけないもんね。
「……念のために言うけど、僕がどうしても欲しいと思ったのは君だから」
「え!?」
オレが驚いたら、ヒバリさんがオレが鈍すぎて頭が痛いと言った。す、すみません……。
「ずっと僕を気にかけていたは君の方だ。もう一人の君じゃない。どうして君じゃないと思うの」
「あはは……。すみません……」
「僕はもう一人の君に好かれようとは思ってるけど、それは君を手に入れるため。僕が執着したのは君だ。……ここまで言えば理解したようだね」
……人の顔をみて判断しないでください。熱いけど、仮面しよ。
「バトラーウォッチください。帰るんで!」
「いいけど、もう一人の君に伝えといて。君に興味があるのは本当だよって」
「ふふっ、光栄です。わたしも興味ありますよ」
……また言うだけ言って戻ったよ。オレ、この2人の関係もよくわかんないんだけど。女心は難しい……。
クソ親父がいるけど屋根の上で寝ようとしたら、リボーンがすぐにやってきた。まぁ何かないと戻ってこないから心配するよね。
「ごめんごめん。オレがここに来たくなって、わたしに頼んだんだ」
「そうか」
満足そうな顔してるから、お前にもバレてたんだなぁ。
「もうさ、大丈夫だと思ったんだよね。彼がわたしを止めてくれるっていうし、オレが奥底で狂わないように守って、たまにアドバイスぐらいでさ。オレが表に出る必要はないって。……でもダメだって」
「当たり前だぞ。おめーが普段表に出てるから、うまくまわってんだ」
「だよね。冷静になればわかるのにね」
オレが止めるって言ったから、オレはもう必要ないって思っちゃったんだよね。
「もうすげースパルタだった。初めてわたしの危機じゃないのに押し除けて出てきちゃったよ」
「仕方ねーだろ。おめーも結構頑固だからな」
そりゃね、オレを模範してるし。結局オレはスパルタじゃないとわからないんだろうね。
でもまさかわたしがヒバリさんを利用するとは思わなかった。オレ自身が意識してることを自覚してなかったのに、本当にわたしはよく気付いたよ。それにヒバリさんはオレを……その、想ってくれてるみたいだから、一番効果がある相手だった。
「まっ、これからもオレとわたしでうまくやっていくよ。たまにはオレがわたしにワガママ言ったりしてね。ってことで、今日はここで寝るんだ」
「オレも付き合うぞ」
「ありがとう、リボーン」
リボーンが側にいれば、父さんは警戒しなくて済むだろうしね。さすがにずっと感じてたら、わたしが参っちゃう。だから実はリボーンが付き合ってくれると思ってた。
「なぁリボーン」
「なんだ?」
「今からオレがお前にわがまま言うから。オレが、わたしにじゃなくて、お前に」
もう寝る体勢に入ってたけど、チラッとリボーンがオレを見た。まぁオレの独り言と思ってくれていいけど。オレはわたしには頼む気はないし。わたしがどうするかは知らないけどね。……XANXUSのことだってあるし。まぁ今は父さんの抹殺計画で忙しそうだけど。
「……諦めんなよ。生きることを諦めんなよ」
お前にどこまで届くかはわかんないけど、伝えただけで満足したオレは返事も聞かずに眠った。
まぁそうなる(2回目)
弱ってる時に現れるとか相手を落とす初歩中の初歩テクニックだから。
ただヒバリさんもかなり鈍かった。
そういうことに自分が興味あると思ってないので、失恋するまで気付かない。
なので、未来のヒバリさんはかわいそうな感じです。やっとまともに現れた時には腕の中に子どもがいて、その時に自分の気持ちが気付き、同時に失恋確定。……え?本当につらくない?
唯一の救い?は好きになった相手の心が奪われなかったこと。諦め切れないともいう。
アルに笑いかけ愛情を向けてる横顔をずっと見てる感じ。自分には一切向けられない。……つらっ。
最初にアルがヒバリさんに突撃したのはそれを感じ取ったからです。パパと同じような目でママをみて、自分の幸せを壊そうとする人だと思ったから。ママはママでも、ママ(オレ)の方だし、そんなつもりはないようだから懐いた感じ。ヒバリさんは身体を共有とか絶対嫌だしね。
ちなみに未来のヒバリさんの気持ちをお兄さんは気づいてます。だから飲みに連れて行った先はあそこだった。いい加減、踏ん切りをつけろというのもあった。諦めないよという返事とハイペースで呑ませようとした時点でまだ無理かと諦めましたが。咬み殺したいという方向だけでおさえてるとわかってるのもあった。ヒバリさんに仕方なく付き合いますが、一応やらかすなよと目で訴えてから呑みました。もちろんソラ(オレ)はそのやり取りにまったく気付いてません。
そりゃ過去のヒバリさんが羨ましいよね。だってこの時点で顔がわかるだろうし、自分の気持ちに気付いてチャンスがあるんだよ。実際まだ何もしてないのに、ツナが届けに来たし。
まぁやっと意識をしてくれましたが、ソラ(オレ)を落とすのはかなり難しいです。間違いなくゲームなら隠しキャラで一番攻略難易度が高い。なお、落とせたらソラ(わたし)もノリノリで付き合ってくれるので超エロい展開もある。見返りはヤバい。
でもバッドエンドが全部他の男と付き合ってるとか、心折られそう。作者はそういう系の小説は読んでも、ゲームはやったことないんで心折られるほど酷いものなのかはわかんないんですけどねw案外ふつーなのかな?
あと、時期がズレてるのにヴァリアーと出会ったのは骸達がフラン確保に動いている情報を掴んで動いたから。なので出会った場所は違いますし、ソラはフランと今回会えてません。ソラ(飛んたことで知ってる未来のオレの情報で)はここで出会ってることを知らないので、会ってしまった感じ。
そして、やっとソラはある程度落ち着きました。わたしは前回で、オレが今回で、です。よかった、よかった。
あと、今回の話は作者のお気に入りシーンがある。わたしがメスを磨いて張り切ってるところです。ママンそっくりだよね!(違っ