機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ラフタの妹に転生をしちゃったので奮闘をする。 作:桐野 ユウ
地球での戦いを終えた鉄華団たちが地球から火星へと帰る準備を行っている中、レフタは医療室へとやってきていた。
医療カプセルの中にいるのは先の戦いで倒れていたキマリストルーパーから出して治療をしている人物、ガエリオ・ボードウィンその人である。
(おそらく原作通りならマクギリスと戦って彼はやられて私が見つけたのよね・・・・・・キマリスの方は右肩や左足部分などが損傷をしていたから彼が乗っているMSに負けた感じね・・・・・・幸い顔などに傷がなかったからよかったけど・・・・・・あれ?なんで私良かったって思っているんだろう?)
レフタはそう思いながら彼が起きるのを見ていたが起きそうにないので部屋を出てケルディムサーガを見ていた。
武装などは再び装着されており脚部にサブマシンガン、背部にGNピストルⅡ、腰部を少しずらした位置にGNピストルを収納をしているホルスターが装備されており腰部の武器は三日月が使用をしていた太刀が装着されていた。
三日月曰く
「それ使いづらいから姉さんにあげるよ。」
と言われて現在ケルディムサーガの左腰に装着されていた。なおグレイズリッターの剣は前の戦いで折れてしまったので予備などは回収されている。
右手にはいつもの装備ロングスナイパーライフルが装備をされておりケルディムサーガの武器はコンテナに戻していた。ほかの機体を見るとグレイズキャノンは左足の部分が修復されておりグシオンリベイクやバルバトスもボロボロとなっていた。
グレイズカスタム及びガンダムグレイズも同じで各地での戦いで全機がボロボロとなっていた。
「ふーむ。」
「どうしたのですか?クランクさん。」
「あぁフランクランドか・・・・・・俺の機体もボロボロになってきたなと思ってな。」
「それなら僕の機体もですよクランクさん。各地での戦いで鉄華団って存在は大きくなりましたからね。」
「あぁそのとおりだアイン。だからこそ鉄華団は地球での活動をする場所を作ることになった。」
「そうなんですか?」
「そうだ、俺がそこの支部長へとなる。」
「クランクさんが!?」
「そうだ・・・・・・鉄華団の一部の隊員たちもここに残ることになるがアイン、俺の補佐をしてくれないか?」
「自分がクランクさんの補佐をですか!?」
「そうだ。俺一人では無理だからな、チャド君なども残ってくれて手伝ってくれる。だがそれでも副支部長にお前がなってほしい。」
「・・・・・・わかりました。このアイン精一杯頑張ります!!」
ふふと笑いながら地球支部はクランクたちに任されることとなり、レフタは安心をしていた。
そして再び格納庫から移動をするとタービンズの三人が話をしているのを見かける。レフタはスルーをしようと思ったがラフタが気づいて走ってきた。
「レフタああああああああああああああああああ」
「ぐほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
毎回の恒例の抱き付きをくらってレフタは後ろに倒れてしまう。アジ―とエーコは苦笑いをしながら彼女のところへと向かう。
「大丈夫かレフタ?」
「ごめんねーラフタが」
「いいえ、ラフタネェならこうすると思ったから」
「うふふふふん、そうだオルガにお願いをしてレフタをタービンズに連れて帰ろうかな?」
「おいおいさすがにまずいだろそれ・・・・・・」
「そうだよラフタ。」
「えーーー姉妹なのにーーーぶーーーーオルガに訴えてやる。」
そういってラフタはオルガがいる場所へと走っていく。三人は苦笑いをしてレフタは次の場所へと向かうことにした。
それから移動をすると昭弘と昌弘兄弟にアストンにデルマの四人で筋トレをしていたり、アトラとクーデリアといる三日月、流星号ーーーと泣いているシノの姿があったが本当に全員が生き残って良かったわと思いながらレフタは医療カプセルがある部屋へと戻る。
そこには医療カプセルが開いて辺りを見ていたガエリオの姿があった。
「あら目を覚ましたのかしら?」
「レフタさんか?俺を助けてくれたのは・・・・・・・」
「そうね、倒れていたキマリストルーパーからあなたをここまでこっそりと運んで医療カプセルの中にどぼんと入れたのよ。」
「そうですか・・・・・・ありがとうございます。」
「・・・・・・何があったのかしら?あなた随分暗いわよ?」
ガエリオはあの時の戦いを思いだしていた。レフタと変わって三日月が搭乗をするガンダムバルバトスと戦っている時に突然として砲撃が放たれて三日月はチャンスと思いレフタ達の方へと向かっていった。
『一体何が起こったというのだ!!』
ガエリオは突然として攻撃をされたのでどしんと音が聞こえたので見るとそこには赤い機体グリムゲルデが立っていた。
『貴様何者だ!!なぜ奴らの味方をする!!』
『なぜ・・・・・・簡単なことだよガエリオ。』
ガエリオは相手のMSからの声を聞いて目を見開く、なんで彼がマクギリスがここにいるのかと・・・・・・
『彼らには我々の追い求める理想を具現化する手伝いをしてもらわないといけない。』
なぜ彼が自分の前に現れてそこから色々と彼は話をしていきカルタを利用をしていたことを話していた。
『たとえ親友でも非道を許すわけにはいかない!!』
激昂した彼はグリムゲルデに攻撃をするがマクギリスには効かずに次々にキマリストルーパーに切りつけられて行きダメージを受けていく。
そして槍を投げ飛ばして盾が吹き飛ばされる。そこからガエリオは槍を拾ってマクギリスが搭乗をするグリムゲルデに攻撃をしていくが彼は冷静にいなしていき次々にキマリストルーパーは損傷をしていき涙ながらにマクギリスに攻撃をしていくが最後は剣が刺さって彼は気絶をした。
そして次に目を覚ましたがこの医療カプセルの中だった。そしてレフタが入ってきたのを見て今に至る。
「あなたはおそらく死んだ扱いになっているわね?向こうでは・・・・・・」
「そうだろうな・・・・・・」
レフタはうーんと考えていると何かを思いついたのかちょっと待っていなさいといい部屋を出ていって数分後戻ってきた。その手には仮面を持ってきていた。
「レフタさんなんだそれは?」
「あなたには協力をしてもらいたいのよ・・・・・・」
「協力?」
「そそ、私の部下としてになるけど・・・・・・私はおそらく何かあって命を落とす可能性があるわ。あなたには私の補助及び護衛って感じかしら?その仮面はその証かな?安心をしてこのマスクはスライドさせることで口を開けることも可能だからね?でも別に無理にとらなくてもいいわ。あなたにだって生活はあるから・・・・・・」
(全く俺はこの人に叶うはずがない・・・・・・それにこの人は敵だった俺を助けてくれた・・・・・・なら俺ができることは・・・・・・)
「俺の命などあなたに救ってもらったからここにいる。なら俺はあえてこの仮面をかぶろう・・・・・・そしてあなたを守らせてほしい・・・・・・」
ガエリオは仮面を受け取る。レフタ自身は驚いている様子だった。
「驚いたわ・・・・・・でもありがとうガエリオ・・・・・・おっとその名前は言えないわね・・・・・・でも外していいときはあるわよ?」
「それは・・・・・・」
「マクギリス・ファリド」
「な!!」
「・・・・・・あの男だけは私は信用ができないのよね・・・・・・鉄華団を利用をしているなら私は彼を撃たないといけない・・・・・・」
「レフタさん・・・・・・」
「ふふ驚いているわね?私はね・・・・・・この仕事をしているから何度も人を殺したりしている。あなたの親友であるカルタ・イシューを討ったのは私よ・・・・・・」
「そう・・・ですか・・・・・・ありがとうございます・・・・・・あいつも眠れることに感謝をします。」
「ありがとうね・・・・・・さて名前だけどヴィタールって名前にするけどいいかしら?それであなたの機体だけど・・・・・・タービンズにお願いをして偽装外装をつけてもらうことにしたわ。」
「キマリスをですか?」
「そうよさすがにそのまま使うのはまずいと思ってね?すでにエーコさんには話してるから許可を得ているわ。ついでに私はタービンズにそのまま向かうことになるのよね?」
「タービンズにですか?」
「そそ妹のジュリエッタと一緒にケルディムサーガとガンダムグレイズにバルバトスとグシオンリベイクなどと一緒にね?この戦いで色々とボロボロになったからオーバーホールをするって言うのよ。あなたには一緒に来てもらうわよ?」
「了解した。それが我が主人の命令となら聞くさ。」
ガエリオはもらった仮面をかぶりレフタと共に部屋を出る。
(これが俺が選んだ道だ。険しいかもしれない・・・・・・だが俺は命を救ってもらった人と共に見てみたい・・・・・・そしてマクギリス・・・・・・なぜお前があの道を選ぶのか・・・・・・俺はこの仮面から見させてもらうぞ・・・・・・)
そして準備が終わるころ鉄華団のメンバーは彼女の後ろにいる仮面を付けた男性は何者だと思っていた。
「なぁレフタ姉さん。」
「どうしたのオルガ?」
「いやその仮面を付けた人は誰だと思ってな。」
「あぁ彼は」
『ヴィタールと申し上げる。』
「ヴィタールさんか・・・・・・」
「彼はある任務から戻ってきてもらったのよ。」
「そうだったのか・・・・・・えっとそれで・・・・・・レフタ姉さんはなんで笑っているんだ?」
「ふふふだってオルガの頬・・・・・・あははははははははははは」
オルガの頬には大きな手の形がついていた。ビスケットもくすくすと笑っており見ると鉄華団全員が笑っていた。
「あっはっはっは!!オルガなんだよその頬の跡は(笑)」
「うっさい!!ラフタ姉さんにビンタされたんだよ・・・・・・」
「なに怒らせたんだよお前・・・・・・」
「いやレフタ姉さんをタービンズに連れて行くからって言うから。それで・・・・・・色々と条件を付けさせてもらいまして・・・・・・」
「悪かったわねうちの馬鹿姉が。」
「いいえまさかビンタが飛ぶとは思ってもいなかったので驚いています。」
「とりあえず私とジュリエッタはタービンズの方に行くことになったのね?」
「まぁこちらが必要になりましたら戻ってくるようにお願いをする感じに・・・・・・」
「了解よ。ビスケットその間はオルガを支えてね?」
「わかったよ。そういえばクランクさんたちや一部は地球に残るんだっけ?」
「あぁ、地球での鉄華団の活動をするためになあの人なら大丈夫だろうとお願いをしたんだ。そこに一部のメンバーが残ることになった。」
「色々と大変なのはここからよオルガ?」
「あぁわかっているさ、テイワズでは俺達は下っ端だからな・・・・・・いずれにしてもまずは周りとの関係を考えないといけないしな・・・・・・」
オルガは色々と大変だぜと言いながらも何を持っていけばいいだろうかとか考えていた。ちなみにバルバトス及びグシオンの方は今はまだ改修をしなくても大丈夫なのでケルディムサーガ及びガンダムグレイズの方はそのままタービンズの船の方へと運ばれて行く。
そこにはこっそりとキマリストルーパーも収納されていく。出発の日、レフタはオルガたちに声をかける。
「それじゃあオルガに皆、永遠の別れじゃないんだから泣かなくてもいいじゃないの・・・・・・」
「だって・・・・・・」
「いい、あなたたちは私からしたらまだ子ども・・・・・鍛えるのを忘れずに勉学もすることいいわね?特にオルガやビスケット、ユージンたちはきっちりと学ぶように。」
「「「う!!」」」
「全くこれを作っておいて正解だったわね?」
レフタは後ろからよいしょっとと何かを出す。
「はいこれ。」
どしーんとおかれたものを見てオルガ達は真っ青になっていく。
「姉さんこれって・・・・・・」
「私が作っておいたドリルよ?もし私が帰ってきたときにやっていなかったらどうなるかわかっているわよね?」
レフタの黒い笑みをみて全員が首を勢いよく縦に振る。よろしいといいレフタは雪ノ丞とメリビットにオルガ達を託してジュリエッタたちの方を向いた。
「それじゃあオルガ、レフタとジュリエッタは預かるぜ?」
「姉さんたちをお願いします。」
「任された。」
オルガと名瀬はお互いに握手をしてからレフタはタービンズの面々と一緒に彼らの船に乗りこんでハンマーヘッドへと戻る。
「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」
レフタとジュリエッタ、ヴィタールはあたりを見ていた。
「しばらくはお前らも過ごす場所だからな慣れてもらわないといけないがお前さんはその仮面はどうにかできないか?」
『すまない、色々とあって仮面を外すわけにはいかないからな・・・・・・』
「まぁいいじゃないかい、レフタが信頼をしている相手なんだろ?ならいいじゃないかい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
だが一人だけ不服なのがいたラフタである。彼女はヴィタールをじーーと見ている。
次回 レフタ達を乗せたハンマーヘッドは一旦歳星である。その理由はキマリストルーパーの外装を改良をしたり漏影の外装を解除をしたりするなどしないといけないのだからだ。
次回「レフタ達歳星へ。」