機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ラフタの妹に転生をしちゃったので奮闘をする。   作:桐野 ユウ

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レフタ達火星へ

ケルディムサーガイングラスたちが完成をしてからさらに数週間が経ち、テイワズは新しいMSを完成をさせた。名前は「獅電」と呼ばれるMSである。名瀬からMS数機が完成をしたので火星へと向かうといわれて彼女も帰れるのねと思いながらハンマーヘッドに搭乗をする。

 

場所が変わり火星にある鉄華団の基地司令部に座る男オルガ・イツカはビスケットを呼んでいた。

 

「オルガ呼んだ?」

 

「あぁビスケット、兄貴から連絡がきて新しいMSが完成をしたから今からこちらへ向かうそうだ。」

 

「そうか、ってもしかして?」

 

「あぁ俺達の姉さんもその時に一緒に搭乗をして帰ってくるそうだ。」

 

「ふふふ皆レフタ姉さんに会いたいもんね?」

 

「それは俺達もだろ?」

 

「だね。鉄華団のメンバーも増えてきたね?」

 

「あぁ俺たちの名前も大きくなってしまったからな・・・・・・ビスケットお前の妹さんたちも学校に通えるようになったんだろ?」

 

「うん、手続きなど色々と大変だったけど二人が学校に通えるようになったから良かったよ。」

 

「俺達はまだまだ下っ端だからな・・・・・・まぁここまで大きくなるのに時間がかかっちまったけどな?」

 

「まぁね・・・・・・クーデリアさんやクランクさんたちも地球で頑張っているからね。」

 

「あぁ俺達も頑張らないとな。」

 

二人は話しをしているとユージンが入ってきた。

 

「おい二人ともハンマーヘッドから輸送船が降りてきたぞ!!」

 

「帰ってきたみたいだな?」

 

三人は司令室を出て外の方へと行く、すでにほかの鉄華団のメンバーたちが集まっており全員が何だあれとか言っている。

 

輸送船のハッチが開いていき青いガンダムが起き上がり地面に降り立つ。全員がガンダムフレームと驚いている中三日月は首をかしげていた。

 

「あれってケルディムサーガ?なんか色が青くなっているけど・・・・・・」

 

三日月の言葉を聞いて全員が改めて機体を見ると色が青くなっているがケルディムサーガで間違いない。背中に戦闘機を背負っているのを除けばだけど、そのほかにも四機の機体が起き上がり全員が驚いている中オルガ達も駆けつける。

 

「おー帰ってきたみたいだな?」

 

「おーーいオルガもしかしなくてもあれって?」

 

「あぁ俺達の姉さんたちが帰ってきたんだよ。」

 

ケルディムサーガイングラスは片膝をついてコクピットが開いてレフタの姿を見ると全員が声を上げた。

 

「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「レフタ姉さんだあああああああああああ!!」

 

「帰ってきたんだあああああああああああああ!!」

 

鉄華団の少年たちはレフタの姿を見て喜んでいた。彼女はワイヤーを使って地面に降りるとオルガ達の方へと歩いていく。ジュリエッタやヴィタールたちもMSから降りておりレフタの様子を見ていた。

 

レフタはオルガ達の前にとまり辺りを見る。

 

「姉さん・・・・・・」

 

「久しぶりねオルガ達元気そうでよかったわ?」

 

「あぁ姉さんも元気そうで何よりです。」

 

「はいあなたたちが頼んでいたMSを持ってきたわよ?獅電というMSらしいわ。」

 

「えぇ兄貴から連絡はきいております、それとラフタさん達もわざわざありがとうございます。」

 

「気にしない気にしない」

 

「名瀬からもあんたたちを鍛えるように言われているからな、レフタ1人では負担が大きいと思ってな、それとエーコ達も一緒だからMSの整備なども任せてほしい。」

 

「はいありがとうございます。お前らああああああああああ今日はパーティーをするぞおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」

 

オルガの言葉に全員が声をあげる。レフタ自身はそこまでしなくてもいいのにと思いながらも火星に帰ってきたんだなと辺りを見る。

 

『火星・・・・・・か。』

 

「ヴィタールさんは火星に来たことがあるのですか?」

 

『あぁ・・・・・・(その時はこいつらと敵対をしていたからな・・・・・・マクギリスと共に戦ってか・・・・・・)』

 

ヴィタールことガエリオは仮面の奥でそう思いながら火星へ来たのだなと思うのであった。

 

『『『『ハロハロ』』』』

 

コクピットからハロ達が降りてきてヴィタールとガンダムグレイズカスタムからも降りたつ。オルガ達はハロが増えているしと見ていると警報が鳴りだした。

 

「警報?」

 

「くそまさかこんな時にミカ!!昭弘!!出れるか?」

 

「もちろん。」

 

「あぁ!!」

 

「待ちなさい、ここは私に任せなさい。」

 

彼女は走りだしてケルディムサーガイングラスに搭乗をして両目が点灯をする。ケルディムサーガイングラスは立ちあがり右手に持っているロングアサルトライフルを持ち戦闘態勢を整えている間に迫ってきているMSが目視可能距離まで接近をしてきた。

 

「グレイズ?いやあれは・・・・・・」

 

レフタはケルディムサーガイングラスはギャラルホルンのグレイズではないと判断をしてロングサーチモードにして接近をしてくるグレイズをロックをしていた。

 

「・・・・・・・・・」

 

トリガーを引きケルディムサーガイングラスのライフルから弾が放たれてグレイズのコクピットに命中をして倒れる。二機のグレイズはどこから攻撃が来たのだとライフルを放つがレフタがいる場所まで届くはずがない。

 

レフタはすぐにほかの二機もロックをして弾が放たれてコクピットに命中をして後ろに倒れた。

 

ライフルをイングラスにセットをして腰部にセットされたバルバトスで使用をしていた太刀を抜いて一気に接近をしてグレイズはライフルを放とうとしたが先にケルディムサーガイングラスが振りグレイズの右手を切り裂いた。グレイズはすぐにアックスを抜いて攻撃をしようとしたが先にイングラスに装着されているサブアームが展開されてバスターソードⅢを持ちそのままグレイズを両手を切り裂いた。

 

そのまま太刀をコクピットに突き刺してグレイズから光が消失をする。太刀を抜いてグレイズは前に倒れる。

 

「・・・・・・辺りに敵反応なしね・・・・・・でもこのグレイズ達はいったい?」

 

レフタは襲い掛かってきたグレイズ三機を回収をして基地へと帰還をした。彼女はケルディムサーガイングラスから降りたつとオルガの方へ行く。

 

「オルガあいつらは?」

 

「あぁ最近俺達にちょっかいをかけてくる奴らだ。まぁグレイズとかはどこから調達をしているのか知らないけどよ、まぁミカたちが追い払ったりしているさ。」

 

「そんなことがあったのね?てか増えていない鉄華団のメンバー?」

 

「あぁ地球での俺達の活躍がどうやら火星で広がったみたいでな、少年兵などがここに入ってくるんだよな。」

 

「なるほどね。」

 

オルガは知らない奴らもいると思ったので全員を集めていた。

 

「皆、この人は俺達鉄華団の副団長ともいえる人だ。名前はレフタ・フランクランドという。あのガンダムフレイムのケルディムサーガのパイロットをしている。俺たちにとっても頼れる人である。なおレフタ姉さんにはMS指導担当をしてもらうことになる。なおタービンズから彼女の姉のラフタさんにアジ―さん、整備の方にはエーコさんなど俺達に協力をしてくれる人たちが来てくれた。」

 

「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」

 

レフタはふふと笑いながらケルディムサーガイングラスの方を見ていた。

 

「さて帰ってきたわね?私たちの場所へ・・・・・・ここから始まるのね?」

 

レフタは原作とは違うけど火星に帰ってきたんだなと思いつつ鉄華団の皆を見ながら生きている人物が多いのでほっとしていた。

 

「さーて皆よろしくね!!」




次回 火星基地へと帰ってきたレフタ達、なおシノは流星号がなかったので獅電の一機を自分用にするために阿頼耶識を搭載をする処置を行っていた。その間にマン・ロディを改修したランドマン・ロディや獅電を使った模擬戦をすることにした。

次回「模擬戦。」

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