機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ラフタの妹に転生をしちゃったので奮闘をする。 作:桐野 ユウ
ブルワーズとの戦いで船一隻及びMSを手に入れた鉄華団たち、ヒューマンデブリの子どもたちはイサリビでクランク及びアインの指示に従って仕事を覚えようと奮闘をしていた。
レフタは傷が治りケルディムサーガのコクピットの中にいた。
「レフタさん、これはどこにやればいいですか?」
「ありがとうアストン、それはあっちに置いといてほしいわ。」
「わかりました。」
「そんなに畏まらなくてもいいのよ?気楽にいなさい。」
「気楽・・・・・・」
「まぁそれはほかの子たちもそうだけど必死になりすぎね・・・・・大丈夫よそんなんで追い出したりしないわ。だってあなたたちは家族だもん。」
「家族・・・・・・」
「さーてケルディムの調整終わりっとハロ行くわよ。」
『『ハロハロ』』
ケルディムサーガのコクピットから降りたレフタは食堂へ行くとアトラが丁度ご飯を作っていた。
「あ、レフタさん!!」
「ハローアトラちゃん、そろそろできる感じかしら?」
「はい!!」
「それじゃあ座って待っているわね?」
レフタは椅子に座ってアトラが出してくれたご飯を食べていると三日月達が入ってきた。彼らはレフタの姿を見て喜んでいた。
「レフタ姉さん!!もう大丈夫なのかよ!!」
「あははははごめんね、レフタ姉さん復活!!をしたからもう平気よ?」
「そう・・・・・・良かったよ姉さん。」
「ありがとう三日月。」
レフタは三日月の頭を撫でて彼は撫でてもらったのか頭を抑えていた。彼女はふふと笑いながらも遅くになって行動を開始をするかなと考えていた。原作を知っている彼女だからこそまず確認をする必要があるからだ。
宇宙のため時間は遅くほかのメンバーたちは眠りについている時間帯、イサリビのブリッジに眼鏡をかけた人物が座っていた。
(次のドルトコロニーでクーデリアを抹殺をせよ・・・か・・・・私にお嬢様を撃てるのだろうか?昔の私だったらできたかもしれない・・・・・・今の私に撃てと言う命令を聞けるのだろうか・・・・・・)
眼鏡をかけた人物フミタン・アドモスはクーデリアとの交友などで悩み始めていた。するとブリッジの扉が開いて彼女は振り返るとレフタ・フランクランドが立っていた。
「・・・・・・あなただったのねフミタン、ギャラルホルンなどに私たちの情報を渡していたのは?」
「・・・・・・はいその通りです。」
フミタンは全て話してくれた、自分はノブリス・ゴルドンのスパイでクーデリアの動向を報告をしたりしていたことをなどを・・・・・・レフタはそれを黙って聞いていた。
「ですがあなたにばれたってことは私は終わりましたね。お願いです・・・・・・私を殺してください。」
レフタは無言で歩いていき彼女の頬を叩いた。ばしんという音が響いて彼女の眼鏡が浮いている。
「え・・・・・・」
「馬鹿言っているじゃないの!!あんたが死んだらそれこそクーデリアはどうなるのよ。」
「で、ですが私は・・・・・・お嬢様を裏切ったんですよ!!あなた方をそんな私がお嬢様の傍にいれるわけないじゃないですか!!」
「馬鹿ねあんたも、ならあの子がどうしてここにいるのかわかっているの?」
「え?」
フミタンは扉の方を見るとそこに立っていたのはクーデリアだった。たまたまクーデリアはレフタを見つけてブリッジの方に行ったので自分もそこに行くとフミタンとレフタガ何かを言っているのが聞こえた。
「お、お嬢様・・・・・・」
「フミタン・・・・・・私は・・・・・・」
「後は二人でお話をしてね・・・・・・私ができることはここまでだから・・・・・・」
「レフタさん。」
「レフタさん。」
「これだけは言っておくわ、私にとって家族ってのはクーデリアちゃんとフミタン、あんたたちも入っての家族なんだからね?それを忘れないでほしいわ。」
じゃあねといいレフタはブリッジを後にして自分の部屋に帰ろうとしたが彼女は動きを止めた。
「姉さんどうしたのですか?イサリビに乗っているとは思ってもいませんでしたが。」
レフタが声をかけたのは姉であるラフタだった、彼女はハンマーヘッドにいるはずなのに今はこちらのイサリビの方へいたので驚いていた。だが彼女は無言で顔を俯かせていた。普段は髪をツインテールにしているのを降ろしておりレフタはどうしたんだろうと思っていると突然姉は抱き付いてきた。
「姉さん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・ううう・・・・・・うううううううううううう」
突然として姉が泣きだした、レフタは突然姉が泣きだしたので慌ててしまう。なぜ姉が泣きだしたのか自分には理解ができなかった。
「姉さんどうしたのですか・・・・・・なんで私を抱きしめながら泣いているのですか?」
「当たり前だよ・・・・・レフタが死んじゃうじゃないかってどれだけ思ったか・・・・・・あなたが昭弘を守るために出撃をしたときの前にあなたは敵の攻撃で負傷をしていた。それなのにあなたは私たちに黙って出撃をして皆に心配されて・・・・・・私とジュリエッタがどれだけ悲しんだかわかる?私にとって名瀬も大事だけど一番はあなたなんだよ?家族が突然としていなくなったら悲しいもん・・・・・・だからお願いこれからはあんな無茶なことはしないで?」
「・・・・・・姉さん。」
レフタは泣いている姉の頭を撫でることしかできなかった、前世があるとはいえ今はラフタは実の姉でありジュリエッタ以外だと唯一の家族である。だからこそ彼女は自分のために涙を流しているんだと思った。
「ごめんね姉さん。」
それから数分後ラフタは涙を止めたのでお互いに別れてレフタは部屋に行く前に格納庫の方に向かった。
「おうレフタじゃねーか。」
「おっさん何やっているの?もうほかのみんな寝ているでしょ?」
「まぁな、だがここが一番落ち着くんだよ俺にとってはな・・・・・・」
「おうフランクランド、どうした?」
「クランクさんもいたのですか・・・・・・」
「あぁ私も雪乃丞殿と先ほどまで一杯していたところだ。ところでどうしたんだ?」
「えぇブルワーズとの戦いの際に船被弾をしたでしょ?それで今回運ぶことになっている荷物大丈夫かなと思ってね。」
「確かに船は被弾をしたからもしかしたら商品が大変なことになっているからな・・・・・・」
三人はドルトコロニーに送るコンテナを確認をするためにオープンをする、だが彼らが見たのは銃などが見えたからだ。
「これはアサルトライフルにMWが入っているぞ・・・・・・」
「おっさんこれが間違っていたりしない?」
「いいや今回運ぶ荷物のコンテナはこれで間違いないはずだ。」
「・・・・・・・・・・・・これって急いでオルガと名瀬さんに連絡をしないとね。」
「あぁ流石にこれはまずいだろう。」
「だがなんで武器などがこのコンテナに収納されていたのか?」
「いずれにしても連絡をしないとね!!」
レフタはオルガと名瀬に連絡をしてコンテナの中に入っていたのが武器やMWだってことを連絡をする。オルガ達は驚きながらも名瀬と相談をしていた。
彼らはどうするのか話をしている中レフタはこの武器をどうするのかなと思いつつもオルガ達の決定を待つことにした。
次回 ドルトコロニーへとやってきたレフタ達はそれぞれの仕事をすることになり、レフタはクーデリア達と共に行動をすることにした。懐には銃を持ちながらハロ達も出して警戒をする。
次回「ドルトコロニーにて。」