イナズマイレブン CATASTROPHE   作:梶山 真

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2話です。
いつかこんな作品が誰かにご閲覧されることを祈り、
これからもこの作品を書き続けます。


2話

放課後...

「今日も部活頑張ろう!後、重要なお知らせよ。」

夕香がサッカーコートの前で、その言葉を発した時、

辺りがソワソワしだした。

「練習試合に誘われたの。相手は蓮華中よ。」

「蓮華中?あの蓮華中かよ!」

辺りが更にさわがしくなった。

それは無理もない。それは最近サッカーで強豪の部類に入り、

なんならフットボールフロンティア優勝候補だとも言われている程だからだ。

「そうよ。あの蓮華中よ。だからこっちも恥じない試合をするために、

沢山練習しないと。」

 

そして練習中、

「うおおおおお!」

「え?世祝がシュート?」

白羽がかなり驚いていた。

「どうしちゃったの?」

夕香が心配している。

「そうだ、昨日俺修也さんにあったんだ。

そしてFWの素質を認められた。」

「あ、そうだったのね。」

「頼む!俺をFWにいれてくれ!」

「いいよ。なら、広今君MFに行けない?

確か元々パス専門でしょ?」

「いいっスよ。俺が本職につけるわけっスし。」

「なら、これからもシュートがんばれ!」

「おう!」

 

そして帰り道、

「来ましたよ。修也さん。」

だが河川敷には誰も居ない。

「今日は来れないんかな?なら1人でも。」

と思いシュートを撃った。

そしたら!紫色の閃光が走った。

「な、なんだコレはお、俺の必殺技?やった!やったぞ!」

「その技は未完成だ。」

「し、修也さん!」

「ふ、待たせたな。」

「いや[待たせたな。]じゃないですよ!」

「すまんな。よし、本題に入ろうか。何故俺が未完成だと言ったと思う?」

「んー?気合いですかね。」

「違うな。まぁ多分それは俺が言うより試合で実感した方がいいな。」

「そうですか。」

「そうだ。あと1つだけ言う。自分だけをみるな。」

「は、はい。」

そして、修也がボールをとった。

「だが精神的なことでの成長は大事だが、

やはり基礎体力がないとあまりチームの力になれないからな。

練習するぞ。」

「分かりました!」

「そうだ。夕香から聞いたが、こんど蓮華中と練習試合だろ?

ならもっと練習しんとな。」

「そうですね!」

 

そして、修也さんとの練習は毎日続いた。

だが僕の必殺技は完成はしなかった。

「修也さん?本当に僕の必殺技は完成するんですか?」

「大丈夫だ。明日の試合で完成する。」

「本当ですか?...信じますよ?」

その時修也が世祝の肩に手を置いた。

「あぁ俺を信じろ。」

そして修也はニツと笑った。

「あの修也さんが笑った...」

「そら俺も人間だ。笑わない訳ないだろ?」

「確かに。ごもっともです。」

「明日の試合期待しとるぞ?」

「ありがとうございます。

あ、いけねもうこんな時間だ。

もう帰らさせてもらいます。」

「おう、じゃあな。」

 

そして試合当日の朝、

「今日俺は必殺技を完成させる!」




2話です。
ようやく世祝君の必殺技フラグがたちました。
カッコイイ技名を考えるのでどうか期待を!
因みに今回ちょっと出てきたキャラ
・広今 与廻(ひろいま あたえ)

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