ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
前回までのあらすじ
ナルハカinおうちデート
「どうしよう・・・」
≪あ、あきらめないで!≫≪き、きっと誰か来るから!!≫
≪お、おとなしくそこで待ってて!!≫≪これマジでどうするん?≫
≪それもこれもあのPK厨どもめ・・・≫[これは・・・企画倒れ?]
【そこは運営も完全にランダムに設定してあるから理解してないんです・・・】
現在、ナルナルはノーヴェルオンラインをプレイしてる中で最も攻略がなされていないダンジョン、通称”迷いの森”で迷子になっていた。迷いの森は、初心者の森と大平原のちょうど中間にある森だ。別にこの森は、クリアしなくてもいいし特定のプレイヤーが楽しむために運営が最初から実装していた”闘技場”や”天空リゾート”と同じ、おまけコンテンツなのだ。
何なら、完全ランダムにすることで超激レア武器が出現するようになっているのだが・・・
一時期、帰還アイテムを忘れたちょっと不遇な”ワンダ所属の配信者”が1か月間この迷いの森で迷子になっていたレベルだ。(唯一の救いはダンジョンの扱いではないためログアウトできる)
【帰還アイテムはありますか?】
「それが・・・盗まれたっぽくて・・・」
【ガチで垢BANしてやろうかアイツら・・・】
珍しく(?)怒りをあらわにする広報担当さん。
「ハカモリもいないし、クレイドルさんも・・・うぅ・・・」
実はナルナルは一人になるのが非常に苦手なのだ。
だからハカモリはできるだけ離れないようにしていたし、周りに人がいるところにナルナルを運んだりしていたのだ。
「ひぃっ・・・こ、こわいよぉ・・・」
≪だ、大丈夫だナルナルさん!俺たちがいるぞ!!≫
≪そうそう、コメントだけだけど俺たちもいるから≫
≪いい気味、フラッペチーノちゃんを引退させた罰だ≫≪黙れアンチ≫
[くっそ、タイムアウトが間に合わない・・・]
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、すてないですてないですてなでっ・・・」
しかし、ナルナルは恐怖のあまり縮こまってしまう。
≪あぁ、やばい。心に来る≫≪こ、こんなの・・・酷すぎるよっ!!≫
≪やばい、ナルナル以外なら興奮するのにナルナルさんだとめっちゃやばい≫
≪どうにかして助けなきゃ・・・≫【運営の数人に連絡して捜索隊を向かわせました】
[落ち着いてナルナル、大丈夫だから]
視聴者は無力感にとらわれながら必死にナルナルを励ます。
広報担当もあまりの異常さに捜索隊を派遣、藤兼Pもどうにかして助け出そうと知り合いの人たちに連絡しだす。
・・・きっと、誰も助けに行けない。そう諦めかけたその時。
「ナシ・・・ナルナル!!」
血相変えた”ハカモリ”がナルナルを抱きしめた。
作者の小話
実はフラッペチーノ・・・スミカはナシアに対し一切恋愛感情を抱いていません。
思ってて、”親友”です。てか血縁関係です。従姉弟です。
だから、決してナルフラッぺはないです。
ナルフラッペはないです。(大切なことなので二回言いました)