ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
ミイラ取りがミイラになる
ちなみに現在ハカモリは、ノーヴェルオンラインライブのPVP企画で100人を一人で相手取っている。
「gyaa!!」
ボクのペットの即死熊(lv.20でレベル上限)が、一撃必殺の右ストレートで出てくる雑魚敵なドラゴン(lv.80)を次々と殴り倒している。
ナルナル民No.4223
≪大規模なイベントでよく呼ばれるだけの実力はあるな・・・この即死熊≫
ナルナル民No.0023
≪そこはなぜなんですか?広報担当?≫
広報担当
【嫌がらせのつもりで実装した。悔いはない。byプログラム担当、だそうです。】
何故だろう、プログラム担当って人のなんだか黒い笑みが見えてくる。
・・・そういえばこのマルマロちゃんの装備、確かノーヴェルオンラインの環境武器とか言われてる武器だったはず。こっそりナルナル民にも見えないようにマルマロちゃんのステータス画面を開く。
(すごい・・・最高火力をたたき出せる上で、魔法も使える職選択。回避に専念するために踊り子も取ってあるし、この様子だと隠しステータスのプレッシャーもかなり高そう。スキルは・・・やっぱり、移動系の技は一つだけ・・・それ以外は、全部攻撃技と連射のできる魔法と回復魔法・・・そして他はすべて補助スキル。武器は環境武器の大剣とサブマシンガン、そして防具は最強クラスと言われている奴の混合型。アクセサリーなんて裏でも出回ってない最前線のドロップ品ばかり。すごいっ)
ハッと思い、頭を振って考えを切り替える。
今はこんなことしてる場合じゃなかった。
「あっ、こんな所にプラチナな宝箱がありますよ!ナルナルさん!」
とマルマロちゃんが不用意に不自然な宝箱に近づく。この手の宝箱には注意が必要なのだが・・・
「待って!」
ナルナル民No.12453
«ナルナルの待ったが入った!これはどういうことでしょうか・・・»
ナルナル民No.24155
«どういうことなんでしょうね・・・開ければいいのに»
不自然な宝箱を開けようとしたマルマロを静止させ手招きする。頭にハテナを浮かべながらボクのところに来る。それを見て僕は適当な小石を拾い宝箱付近に投げてみる・・・と、一瞬で白い壁が出来上がった。いや、よく見るとこれは歯だ。
「やっぱり、モンスターだった。」
「えっえぇっ!?」
ナルナル民No.12423
«えっうっそ、ナルナル敵感知持ってないよね!?»
ナルナル民No.31245
«全部生産職だから持ってないはずなのに・・・»
ナルナル上位親衛隊No.Ⅰ
『でたナルナルの直感』
広報担当
【おやおや、これはすごい】
こういうのは、こういう確認作業が大切なのだ。
もし怠れば即死だったり下手すれば陵辱だからなぁ・・・
センシティブなライブで垢BANされちゃうからね!
てかナルナル民の前で見せるのは初めてだった。
「危なかったね」
「うぅ、プラチナな宝箱・・・」
こんなに早くトラップラットが出るなんて・・・ランダムにしても鬼畜すぎる・・・・・・ちゃんと帰れるかなぁ・・・
ナルナルの秘密
直感と生存本能が強いために敵感知やトラップ感知、その他もろもろがなくても敵の位置やトラップの場所などを簡単に見分けることができる。
しかもデータなどを一目見た途端にそれがどんな性能で、どれとどれが相性いいかなど見分けることも出来るが本人のプレイスキルがないので生かされていない。
後衛職をやらせると多分、やばい
ちなみにナルナルが本気出すとハカモリが泣いて逃げ出すぐらい強いぞ!