ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
前回のあらすじ
ハカモリ無双。
えっ、その回の続き?
サクシャワカンナァーイ()
サトマルさんとマルマロちゃんにカレーをごちそうした後、ボクたちはさらに奥に進みだす。今のところは、この迷いの森の奥に進むしかないからだ。
普通のダンジョンなら、出入り口はあるのだが・・・迷いの森ダンジョンはその出入り口がないタイプのダンジョンなのだ。そのため戻るのは得策ではない・・・なら進むしかないのだ。ちなみに、配信の方は時間が来たので配信を停止した。
だけど、何があってもいいように録画は回している。
「ふむ・・・此処は初めてだな。ナルナル君、どうやら順調に進んでいるみたいだ。」
片手に分厚いノートを手に持ちながらそう言ってくるサトマルさん。
行方不明の3か月間の間にこの迷いの森で入手し、几帳面に記入しているらしい。
ちなみに書けば書くほどページが増えるタイプのノートらしい。(電子化もできるとか・・・)
「ふたりともー!!あっちに、こんなものがー!!」
マルマロちゃんは、なんか獣的な直観があるのか先に行ってもちゃんと戻ってくる。
なんだか犬っぽいなぁ。そして、マルマロちゃんが渡してきたものをボクはよく観察する。
それは、どうやら銀色の短剣のようなもの・・・武器かな?
そう思い、そのアイテムのステータスを開く。
<”超神銀の短剣”☆20*1>
「「「・・・・・・・・・」」」
「「「☆20!?」」」
<攻撃*2:5043
魔補*3:500%
強度*4:不壊
エンチャント:<超神の加護*5>
武器射程:超至近
強化:可能(30回まで)>
な、なにこれチートすぎる。いや、でもこれどう見ても後半に出てくるようなものばかり・・・
てかよく考えたら1の魔王が出てるって時点でKUREと同じでほとんど攻略がなされてないのでは!?よく今までノーヴェルオンラインもってたな!!
そんなことを考えていると、いつの間にか二人がボクから離れている。
「な、なんで二人とも離れるのさ!!」
「い、いやだって!!ナルナルさん武器持たないと危ないじゃないか!!近くに居たら絶対渡される!!」
「そうだけど、ボク生産職なんですけど!!」
「そうだけど!!」
そもそも生産職は装備は
<この武器は生産職でも装備・攻撃が可能>
「はいぃぃぃぃっ!?」
つまり、これはボクに持てと!?戦うの苦手なのに!?
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その後、結局二人に説得されてボクは渋々その短剣を装備する。
以外とこの短剣と、アバターの衣装のデザインの相性がばっちりとあっており不思議と違和感はなかった。
「それにしても、これどこから拾ってきたの?」
「え、普通に落ちてました」
「「おちてたぁ!?」」
このダンジョンは本当に適当なのにどうして成り立っているんだろう。
と言うか、プログラム担当さんは何を考えてこんな状態にしたいんだろう・・・ちょっと気になるけど。
「これ見つけるより帰還アイテムのほうが出やすいと思うけど・・・」
「一切、出ませんでした!!」
あちゃぁ、と頭を抱えるサトマルさん。
なんでこんな☆20のすごい武器は見つかるのに☆4程度の帰還アイテムが出ないんだろう・・・
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Pipipip...Pipipip...
「あっ」
「タイマー?」
サトマルさんがボクのほうに顔を向ける。マルマロちゃんは、また一人で探索に行ってもらっているけど・・・
「ごめんなさい、そろそろ夕食の準備が・・・」*6
「あー・・・もうそんな時間か。わかった、この森の探索は俺とマルマロちゃんで済ましとく。」
「はい・・・お疲れ様でした。」
「ああ!また明日な!!」
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サーバーダイブから現実世界に戻り、録画を切って渚の画面を見る。
そこにはすでにYOUWINの文字が煌びやかに輝いている。100人抜き達成したんだ・・・
「すごいね、渚?」
「・・・!?」ビクッ
後からボクに抱き着こうとして悪戯しようとしていた渚に抱き着く。
悪戯を失敗したことに不満があるのか、ちょっとムスッとした顔をしてボクを持ち上げ、そしてリビングに運び出した。
そしてソファーに座り、ボクのほっぺたでスリスリしてきた。
「もぉ~、甘えっ子だなぁ~・・・」なでなで・・・
「ふふ、ナシアこそ・・・」
むっ・・・放さないように抱き着いてたのがばれた。
「・・・今日、夕ご飯何がいい?」
「んー、今日はね・・・」
幸せそうな二人であった。
おまけの迷いの森の二人。
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「ふぅ・・・夜空から方角を割り出すなんて大学の授業以来だぞ・・・」
「お疲れ様です。はい、簡単なコーンスープですけど・・・」
「あぁ、ありがとう。」
ナルナルが現実世界に戻った場所で、サトマルとマルマロは野営地を形成していた。
サトマルは分厚いノートを広げて方角の調査、マルマロは一人で探索しサトマルと地図の更新をしていた。パチパチと焚火の音が鳴り、二人は隣に座りあって話し続ける。
「ここが湖になっていて・・・結構魚がいそうでした。」
「ふむ・・・飲み水はその水を沸騰させれば飲めそうだね。ついでに水浴びもできそうだ。」
「で、ここが山になってて・・・洞窟が広がってました。中をちらっと見ましたけど、鉱物震源がいっぱいでしたね・・・」
「迷いの森の分、工夫がここまで来てないんだろう・・・・・・あぁ、もうこんな時間か。」
サトマルは時計を見ると、何やらインベントリをガサガサと漁りだす。
そして何やら不思議な蝋燭を取りだし、それに火を灯すと蝋燭には優しい緑色の日が灯った。
「これは、モンスター除けの蝋燭でね。偶然この森で見つけたんだ。」
サトマルは説明しながら、野営地のちょうど中心におく。
そして、再びマルマロの隣に座り・・・マルマロに毛布を掛けた。
「えっ・・・これ」
「それ、俺がいつも使ってるやつだけど・・・嫌だったらごめんね?でも、女の子が何もなしで寝ちゃったらだめでしょ?」
「そうですけど・・・それだとサトマルさんが」
「俺は大丈夫だよ。こう見えて、病気に強いし。」
そういって、けらけらと笑うサトマル。
顔を真っ赤にさせるマルマロだが、次の瞬間・・・
マルマロが、サトマルの肩と自分の肩をぴったりと合わせてサトマルにも毛布を掛けた。
「こ、こうすれば・・・二人で使えて・・・あったかいですから。」
「・・・う、うん。」
その後、二人は肩を寄せ合って寝ていたのをナルナルに見られていたのであった。
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おや マルマロ の ようすが・・・
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何もしない
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BBBBBBB