ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
この回の後しばらくの間、別の小説枠でエピソード0を書きます。
かなりの鬱展開と、暴力表現が多用されます。
本編でも多少なりともエピソード0を理解できるようにできていますので、
苦手な方は、そのまま更新をお待ちください。
ナルナル民435:そろそろ、あの場所・・・だよな。
ナルナル民223:ああ、このザルダトヘマスル山の最大の難所・・・狼のテリトリーだ。
コメント欄でそのコメントを偶然目にする。
多分この先が、攻略サイトとかに書いてあった最大の初心者難関の地点なのだろう。
・・・なんだか、嫌な予感がするんだよなぁ。
「お、狼だぁッ!!」
「き、来たぞぉっ!!迎撃だ、早く展開しろ!!」
その声と同時に、崖上から影が飛来する。
ハカモリがすぐに対応するとするが、横から誰かに押されて、クマ吉の上から落ちてしまう。ハカモリを押した犯人を見ようとその方向を見ると、狼がハカモリに対して体当たりしたらしい。
「ハカモリ!!」
「っ・・・」
そのまま、ハカモリは崖下へと落ちていく。
一人になってしまったけど、大丈夫。もう一人でも、怖くないっ!
「クマ吉!!」
「うぉふっ!」
クマ吉から一瞬で降りる、するとクマ吉はボクを守るように拳を構えて狼に向けて拳を振るう。
「がぅ!!」
「うぉふ!?」
しかし、その狼たちはクマ吉の拳をするりと避けて、僕に近づく。
僕はとっさに回避をするが・・・
モフッ・・・
「ほへっ?」
「グルル・・・」
どうやらひときわ大きい狼が図ったかのように出てきて、ボクを見下ろす。
・・・なんだろう、すっごい嫌な汗が出てきたんだけど。
・・・・あっ、ちょうちょ。(現実逃避)
「アォーーーーーォォォオオオンッ!!」
大きなオオカミが、遠吠えをすると周りの小さな狼たちが一斉にキャラバンの人たちに向かって攻撃をしだす。
「うおっ、誘拐!?お前ら気張れ、ナルナルさんを連れて行かせるな!!」
「うぉおおおっ!!ナルナルさんを返せー!!」
「ナルナルさんを離しなさいよこのっ!!」
「ナルナルさんprpr」
「おい誰だ今の処刑されたいのか?」
そして大きなオオカミは、ボクを甘噛みして咥え、走り始める。
「はっ、はーやーいーーーっ!!」
ナルナル民001:また誘拐されてるんですか、お疲れ様です。
ナルナル民245:誘拐タイムRTA。
ナルナル民134:ノルマ達成。
なんでこうなるのぉ~~~~っ!!
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それから、10分ぐらい咥えられて山の頂上まで運ばれてしまった。
なんだか空気が薄いし、絶景だけど周りにいるオオカミたちが怖いんだけど・・・
「ボ、ボクに何するつもり!?」
ナルナル民134:一応全年齢対象のVRMMORPGだからナニではないだろうけど。
ナルナル民242:今北。なにこれ何のイベント?
「公式」ノーヴェル・オンライン広報担当”森崎”:ノルマ達成
ナルナル民242:把握。
呑気にコメントしてる場合なのかな、今結構危険なんだけど・・・
だ、大丈夫だし・・・多分これイベントだから攻撃してこないはずだし。
でもなんだか狼たちの目が、ごちそうを見る目なんだよなぁ・・・
あっだめ、泣きそう・・・
「ふぇえ~・・・助けてハカモリ~・・・」
僕がそういうと、
「「「「!?!?!?」」」」」(;'∀')アセアセ
「ほへぇ?」
なぜか狼たちが慌てだした。