ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
前回のあらすじ
マルサトの二人のデート。
ボクたちが
「ナルナルさーん!!おい、いたぞ!!こっちだ!!」
「待機護衛組に連絡して!!ほかの捜索隊にも!!」
高レベルな冒険者たちの捜索隊と護衛隊の存在で僕たちは安全に地下楽園の落下地点付近に移動する。すでにそこはテントや馬車が立ち並んでおり如何にも調査拠点のような場所となり替わっていた。しかも所々に掲げられている大手のギルドの旗が3つほど、ボクの目に飛び込んできた。
「ギルマスー!!ナルナルさん見つけたよー!」
「おぉ、よかった。無事に見つかったのか。」
「これで一安心じゃな!!」
「問題はこの地下楽園です。今のところ、うちの3ギルドで利権を確保しているので・・・」
「物資に関しては任せて、こっちは商人・職人特化ギルドだからね!!」
上から、[戦騎士旅団]*1のギルマスさん。[魔導探求学院]*2のギルマスさん。[銃使いの集い]*3そして最後に[スタネズ商会]*4のギルマスさんだ。
「あれツッコんだ方がいいのかな・・・」ヒソヒソ
「どうだろう・・・ギルマスたち超有名人を前に足をめっちゃ震わせてる。」コソコソ
ボクたちにわざと聞こえるようになのか、うしろでニヤニヤした顔で会話する女性プレイヤー二人。
そう言われて彼らの足元を見てみると、ガタガタと言わんばかりに左右に揺れていた。
どうしたんだろう・・・
「さて」
「うむ」
「利権とかその前に」
「そうだね」
と、それぞれのギルマスが覚悟が決まったかのように立ち上がりボクの方を見る。
えっ、なんだか。怖いんだけど・・・
そう思った次の瞬間
「「「「サインください!!ナルナルさん!!」」」」
「・・・・・・・・・・ほぇ?」
「・・・」パシャッ(無言でスクショ)
「ナルナル兄さん・・・」(ちょっと呆れてる)
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ボクのファンだった彼等が差し出したサイン用紙になれないサインをすると、彼らは人間とは思えないような動きで喜びを表現していたところ、それをそれぞれの副ギルマスにしかられて説教されはじめた。
それを微笑ましく見ていると、ある人がボクとハカモリの肩を叩いた。
「やあ、久しぶり。」
「あっ、ヴィーニャさん!!」「だっ、団長!?」
「僕もいるよ~」
振り返ると、そこにいたのはヴィーニャさんとベルニールさん。
あと、死霊使いのカスールさんだ。カスールさんなんでドヤ顔でピースしてるんだろう。
って、あれ・・・そういえば
「副団長さんとマウスさんは・・・?」
「あー、あの二人ならすでにうちのギルドから辞めていったぜ?」
「?!」
い、いつの間に。
「なんでも、ワンダの配信者に喧嘩売られたから・・・」
「まさか責任を取って?」
「いや、ボコしに行くからサーバー変更の為に辞めちゃいました」
「えぇ・・・」
そんな理由が・・・
というか来た理由は・・・
「ああ、その件について何ですが。実は今日を持って暗躍亭は解体なんですよね」
「「・・・・・・はぁ!?」」
さすがのハカモリも声を上げて驚く事態。
・・・えっ、シリアスじゃないかって?
残念、次話を見るとわかるけど。シリアルなんだ。