ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
じつはナルナルよりやばいアイテムを拾っていたクレイドル
そういえば、何人かナルナルをもらっていくって人が居ましたね。
バカ野郎!!今すぐ逃げろ!!
既にお前の後ろにハカモリが居てもおかしくはないぞ!!
この私が、押されて・・・後退をしている。
今だ、私の後ろに立っていた第4スナイパー部隊は完全に撤退が済んでいない。
しかし、私が相手をしているこのバーサーカーは私の事をジリジリと後退させる。
「ハハハハッ!!その程度か!!世界最硬のプレイヤーさんよぉっ!!」
二つの巨大なバトルアックスを振り回し、護国盾にたたきつける半裸の変態。
数名のワンダ配信者プレイヤーの中でもどうやら私を越えようとするためにこのゲームを始めてから火力を求め続けていた脳筋らしい。
(着ている防具は、蛮族の狩り衣装*1に蛮勇の骨兜*2、蛮神の飾り*3まで装備している。)
そう、最悪なことにタンクである私を対策する装備をすべて装備しているのだ。
ただ、唯一残念なのが持っている武器がトールハンマーではなく、ミノタウロスの大斧*4なのだ。
ミノタウロスの大斧は、火力が高く戦士系の職業ではとても扱えない武装だが、だからこその蛮族装備か。
蛮族装備にはそれぞれの効果だけでなくシリーズセットボーナスの効果がある。その効果が、こん棒、斧などの蛮族がよく装備してそうな物を重量を極限まで軽減するというものだ。
だからこそこいつはミノタウロスの大斧を軽々と両手に持ちながら振り回し、護国盾で防ぎ続けている私を押しているのだ。
「ぐぅ・・・(さすがに、そろそろスタミナが持たないか・・・?)」
連撃攻撃に私はただ防ぐしか手立てがなく、スタミナもかなり削られてしまっている。
一瞬だけ防御態勢を解いてスタミナを回復したいがだめだ。隙を見せると、斧の錆にされる。
「はははッ!!所詮はその程度なのだな!!なればこそ、この”無意味な”防衛線を指揮している者は無能だな!!」
「は・・・?」
は・・・?いま、こいつは、何と言った?”無意味な”?”指揮している者は、無能”・・・だと?
無能・・・ナシア従兄さまが・・・・・・”無意味で無能”だと?
「もはや、あのガキは我らの中でも恥さらし。即刻処分するべきだ。」
「さよう、無能は我がプリミティブルーン家には不要。怯えた子供など廃棄だ」
「初代様にしかわからぬ技術を完成させたからこそ面倒を見てやったのにこのザマか。もはや無意味だな」
「もはやこんな
「ならば、逃げぬように。手足を斬り落とし、私兵共に与えよう。」
思い出すは、ナシア従兄さまが事故で怯えてしまったあの時、私の家で太ったジジイ共がしていた会話。
そして、こみ上げるは溶岩が如き醜い憎悪・・・
・・・あの時、どうしたっけ。
ああそうだ。
細切れの肉塊にしたんだっけ。
ならこいつもそうしないと。
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ガシッ、護国盾を構えていた左腕で振り下ろされたミノタウロスの大斧をつかみ取る。
「うおっ!?だが、貰ったぁッ!!」
一瞬動揺する
しかし・・・
「・・・は?」
それは振り下ろせなかった、いつの間にか。
呆然とするバーサーカー配信者に対して、冷たくとても狂気的な笑みを浮かべ始めたディストーのその右腕にはとある巨大な包丁が握られていた。
いや、それは包丁なのだろうか。
それは、包丁という形だがとても分厚く、赤黒く、おどろおどろしかった。
そして何よりも、それはとても巨大であった。
「きょ・・・巨人の肉斬り包丁*5・・・・・・だと!?」
その言葉を発した途端に、その配信者は恐怖より恐ろしい”nanika”を直視してしまう。
光の無い目で、薄ら笑いになりながら包丁を振り上げる。そしてその瞬間には、残っていた右腕が斬り落とされる。
ポトリ・・・間の抜けたその音が聞こえたとき、その配信者は理解する。
(あ、おれしんry)
グチャッ!!
そんな水音と共にまた包丁が振り下ろされた。
どうやら両足を斬り落とされてしまったようだ。
「ただでは殺さない、じっくり殺してやる。」
光がなく、表情のないその顔は、ただひたすらに屠殺者の顔であった。
ディストーの最大の地雷:ナルナルに対して”無能”、”恥さらし”、”無意味”、”性処理”、”手足を斬り落とす”発言をする。
ちなみに途中に出てきたセリフは、エリカの家で会議していた”当時”それぞれの分家の家長が言い放ったセリフである。
・・・えっ彼らがどうなったかって?
スゥー・・・・・・・・
ドウナッタンデショウネ