ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
前回のあらすじ
ディストーさんの恐怖
(´・ω・`)<お前ら待たせたな
( `・ω・′)<ついにハカモリの出番だぞ
ヘブンサイスとデスサイスで発砲し、敵を怯ませたところで大鎌形態に変形させ、複数人、集団ごと切り裂く。すぐさま銃形態に変形させて、オートモードに変更してトールハンマーで随伴しているGOREMUのコックピットを叩き潰す。
「・・・っ!!」
頭をずらすとさっきまで頭があった場所に炎の弾丸が通り過ぎた。
すぐさま、空中三角飛びを発動させてその魔法を放った魔術師を
深淵の大剣を取り出し、もう一体の随伴GOREMUのコックピットに突き刺す。
「つぅ・・・」
さすがに先ほど5分休憩したとはいえ、こんなに過激な戦闘に耐えられるわけがなくまた立ち眩みが発生する。
だけど、その隙を敵が見逃してくれるわけじゃなくすぐさま何人かの戦士と騎士がそれぞれの武器を振り上げて飛び掛かってきた。
それを何とか回避し、銃形態のヘブンサイスとデスサイズでハチの巣にする。
(敵の数が・・・減らない!!)
かれこれもう74623人は斬り倒しただろうか。それでも敵の攻勢が怯むことはなくむしろ勢いが増しているような気もする。
このギルドのリスポーン位置はどうなっているんだ。いや、多分リスポーン地点を近場に変更したんだろう。
そう言う事なら、もうすでに彼らの総戦力以上の人数を倒していても不思議はない。
武器の耐久と銃弾の消費に関しては、特殊なエンチャントを施してあるから心配はない。
それでも、敵が減ることはないし。耐久が減らないと言っても私自身の体力が限界なのだ。
いくらナルナルの膝とはいえ、たった5分で体力全回復なんてことはない。
まあ、やるといった手前私はこいつらに一度も負けずに勝ち続ける必要がある。
「ぜってぇ・・・この名前と、ナルナルにかけて、負けられない・・・」
滅多にないナルナルからのキスと珍しくナルナルが誘ってきたのだ・・・絶対に、勝つ。
その下世話理由で、奮起する。この際、理由なんてどうでもいい。
「ただ、ナルナルの為だけに勝つ。私の夫に・・・カッコ悪い負け姿なんて見せてたまるかっての・・・」
まだ戦意を失うどころか奮い立たせる私のその姿が、彼らの目にはどう映ったのだろう。少しばかり、私に気圧されているようにも感じる。
深淵の大剣をGOREMUから抜き去り構える。そして、どこからでもかかってこいと挑発をする。
すぐさま視界一杯、私の事を倒そうとありとあらゆる魔法と矢と銃弾が飛んでくる。
「
深淵剣の封印を解除し私を覆うように”黒”を発生させる。
展開した直後その”黒”に向かって大量の魔法と矢と銃弾が吸い込まれるがすぐさま”黒”に浸食させグズグズと崩れ落ちる。
「
私の呼び声にすぐさま答えてくれる一匹の狼。
初心者の平原で仲間にした狼が今やこんなに頼もしい”相棒”となっている。
だからこそ、こいつとのコンビネーションはばっちりだ。
「餌の時間だ!!好きなだけ食え!!」
「バウっ!!」
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そこから先は、まさしく地獄であった。
疲れているにもかかわらず、見えない刀を振り回し、ハチの巣を増産し、深淵の大剣から発生する”黒”でひたすらに防ぎ続ける。
フェンリルを攻撃しようにもどこから攻撃しようが回避されるその狼、前門のハカモリ、後門のフェンリルの二人で突破も撤退もできない。
だからこそこのプレイヤーたちは特攻の志で何度も玉砕を図る。
「相手もプレイヤーなんだ!!死ぬなら一撃与えて死ね!!」
「とにかく近づけ!!銃使いは打ちまくれ!!魔法使いはとにかく大規模で連射の利く奴だ!!それ突撃!!死を恐れるなぁッ!!」
「魔力が・・・なら杖でぶっ叩いてやる!!」
ハカモリの攻撃もそうだが、ワンダギルドメンバーも中々の戦闘の狂気に取りつかれていた。
何度も死んでいるうちに犠牲を厭わない突撃を何度も何度も続けている。
ハカモリはただ黙ってそれらを斬捨てるのであった。
この戦争、ナルナルの精神だけでなくハカモリの精神もかなり削っています。
どっちかがやられたらとんでもないことになるけど・・・