ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
ハカモリ無双
「はい、と言うわけで」
≪ほんとにハイなんだが≫≪ここまでで1時間配信してます≫
≪毎秒イベント起こして≫≪毎秒イベント起こすな≫
『正直毎秒起こされたらサーバーが落ちるわ。』
【あっあっあっ、ハカモリさんすごいハカモリさんカッコイイ】
[広報担当さんがハカモリさんに惚れていらっしゃる]
≪もうこの広報担当会社垢使って見に来そうだな≫
本当にカタツムリ旅行の準備だけで1時間かかった。
やっぱり、カタツムリ旅行はこれがあるから楽しいね!
「みんなー!!準備はいい?」
「・・・」( ´∀`)bグッ!
「おう!」「やっとだー!!」
「ナルナルさんかわいいやったー!」
「ちくわ大明神」「誰だ今の」
ボクが視線を移すと、そこには大量の上級層のプレイヤーが勢ぞろい。
多分全員ナルナル民だね、間違いない。
「ちなみに今回も戦闘はできるだけ避けます!!」
≪戦闘なんてしたらカタツムリ旅行じゃないからな≫
≪カタツムリ旅行と言えば、平和なお散歩だよね!≫
≪・・・・・KUREでは連戦の日々だったけどな≫
≪あ、武蔵さんだ!≫
「おー武蔵さん!その節はお世話になりました」
≪あ、はい≫
まあKUREの話は置いといて、本当にひどいときは5連戦を強いたことがあったなぁ。
あれはカタツムリ旅行と語った武者修行の旅だったよ。
ボクは平和なお散歩がしたいのに・・・
「まあ、それは置いといて!カタツムリ旅行とは、を再確認!」
「・・・」ぱちぱちぱちぱち
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教えて、ナルナルせんせ~と、ぷろでゅーさー!
「まずカタツムリ旅行とはその名の通りカタツムリみたいにのろのろしながら旅行することです!!」
[対して大手はRTAを推し進めていますね。しかもゲームの腕とトーク力の高い人たちを集めてですね]
≪その分面白くないんだけどな≫【いやぁ、大手様とはよく契約してるんですが・・・むしろRTAばかりでこのゲームはタイムを競うものと勘違いされてて・・・】≪ノーヴェルの元々のコンセプトってまったりのびのび何でも自由なMMORPGだからなぁ・・・その分やっていいこととやっちゃダメなことは細かく細分化されてるけど≫≪うちのギルドはまったり系なんだけど、新人さんがRTARTAうるさくて追放されてた≫
実際、大手・・・つまり今のバーチャル配信者の一番大きな会社の”ワンダ”所属の配信者たちは全員RTA走者だ。何回かコラボさせてもらったことはあったけど、ここもうちょっとタイム短くできましたねー。とか、趣味はタイムスコアを眺めることですなんて言われたときは、どう返答しようか迷った。
[それに本人が戦いを望まなかったので、こちらとしてはMMORPGもやってほしかったので私が提案しました(`・ω・´)]
≪これは有能P≫≪さすP≫≪このプロデューサーはかなりのプロ≫[(*´σー`)エヘヘそれほどでも]
≪ほめすぎると増長するからここら辺にしとくか≫≪賛成≫[ひどい!?]
【うちとしては逆に助かりますね~】
はいおわり!
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「と言うわけなんだよね~」
ちょっと長くなった説明を切り上げてライブの時間を確認する。
あ、今回は3時間か・・・そろそろかな。
「キリがいいし、今日はこれまで!」
≪いかないで≫≪ライブ延長希望≫≪もうそんな時間か≫
≪最後にスクショさせて!≫
「今日はマルッと準備だけだったな」「それはそれで楽しいわ」
「明日になったらついてくるナルナル民が多くなるんだろな・・・」
ボクが、終わりの言葉を言うとコメント欄と目の前にいる人たちがそう言い始める。
そう、今回はマルっと準備だけだったし、それに時間も時間だしあれのせいでちょっと大変だったからね。
そう考えながら、ライブツールの終了を押す。
するとすぐさまにライブが終了されてコメント欄に≪乙~≫の文字が大量に流れ始めた。
「ん~っ・・・今日の配信は長かったぁ・・・」
「・・・・・・」( ´∀`)bグッ!
「えへへ、ありがと。あ、みんなー!今日はありがとう、明日もよろしくね!!」
「もちろん!」「ナルナル民としては絶対行きます」
「明日か・・・楽しみだ」
「じゃぁ!」
そんな感じでノーヴェルオンラインのリンクを切り、現実世界に戻る。
連絡ツールで渚はしばらく暴れてくる。と送られてきたので、先に夕食の準備をしておく。
今日の御夕飯は何にしようかな~♪
KUREのカタツムリ旅行。
カタツムリ旅行と言う名の武者修行。
当時初心者だった武蔵と言うプレイヤーが第1回からついていったら
レベルカンストまで成長し、今ではKUREの名物プレイヤーの一人となっている。
ちなみに武蔵さん、一度”ワンダ”のスカウトを受けたがナルナルのライブ配信が見られないのを嫌がって断った。