ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
ウィーウィッシュアメリクリスマス、アンドハッピーニューイヤー。
という訳でクリスマス番外編です。
冬、今この時期、この日にはクリスマスがある。
神様が居ないと解明されたこの世界でもやっぱりお祭りごとやお祝いごとはあるわけで、今の時代になってもキリストの生誕祭は続いているのだ。
まあこんな事は置いといて、今日は渚も僕も配信はお休みだ。何せ今日の夜は2人でお家デートをする予定なのだ。
「ふんふふーん♪」
「もう、可愛いなぁ・・・」
というかもうお家デートはしているのだ。
配信とかであまりイチャイチャできてなかったからってのもあるけど、今日はクリスマスという特別な日なのだ。
くせ毛の髪型で今にもデフォルメ化しそうな渚に抱きつく。すると、うへへへという笑い声とともに抱き返してくれる。
それがとっても心地よくてもっともっと甘えたくなる。
「なぎさ〜・・・」
「どうした・・・ンッ!?」
「えへへ、不意打ちのちゅー。」
「不覚・・・」
顔を真っ赤にして背ける。
その仕草がとても可愛らしく、見ているだけでも幸せになる。顔を背けた渚をそっと頭を撫でると不服だけど満更でもなさそうな表情をする。
「いつも甘えさせてくれるお礼。どう、かな・・・」
「なれない・・・けど、ありがとう。」
顔を真っ赤にして背けたままお礼を言われる。
それがとってもとっても嬉しくて、チョロいと言われても仕方ない位ぐらい照れてしまう。
「ねー、渚〜」
「ん。なに、ナシア・・・?」
「今日は何を食べよっか・・・クリスマスだし・・・ケーキとか? 」
「うーん、私はタードリーチキンかな・・・」
「わかった、用意しとくね?」
そんな話をしているといつの間にか、既に夜になっていた。
「わあ、もう真っ暗だ・・・」
「見て、ナシア・・・夜空が綺麗だよ。」
「おー!ホントだ!」
ベランダに出て夜景と夜空を見る。
昔は環境汚染のせいで見れなかった星空もどこでもかなりの星が瞬くようになった。
だからなのだろうか、夜のネオンが輝いていても夜空は大量の星々が散りばめられている。
「夜空・・・
「ナシア・・・」
夜空を見上げて、あの事故で死んでしまった兄弟たちを思い出す。何を隠そうクリスマスは、僕が事故にあい、兄弟たちみんなが死んでしまった日だ。
「大丈夫、大丈夫だよ。もう立ち直ったからね。」
(だからゆっくり、おやすみなさい。兄弟たち・・・)
(幸せになってよね!バカ兄貴!)
(いつまでも、ナシアの幸せを願っていますわ。)
(もう、独り立ちか。ナシア、頑張れよ)
「えっ・・・」
祈りをといて夜空を見上げる。
「ど、どうしたの?ナシア・・・」
そして、たまらず、ボロボロと泣いてしまう
「うん、うんっ・・・幸せに・・・なるよっ!!」
「な、ナシア!?ど、どうしたの?!」
「声が・・・声が聞こえたんだ・・・」
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それは、一夜の奇跡。
神なんて居ないこの世界で、神様からのプレゼント。
ナシアにとってそのプレゼントは、とてもとても幸せなものであった。
長男
ヘンリック・ルナ・プリミティブルーン
長女
サレア・ルナ・プリミティブルーン
次女
クレア・ルナ・プリミティブルーン
他意はないですが、ナシアの兄弟の名前を載せておきます。
他意はないです。