ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
前回のあらすじ
マフユン先輩、はっちゃける
更新が遅れてしまい本当に申し訳ない。
あの状態からどうやってライブ配信させようかで悩んでしまったもんでな。
だが私は謝らない。反省はする。
2期生達の歓迎会が行われるほんの前日。
僕は個人的な通話チャットで、ワンダのCEOである椀田さんと通話している。
「ほ、本当にいいんですか?」
「ええ、まあ・・・あれだけの誠意を見せてくれたなら、こちらも納得するしか。」
困惑しながらそう聞いてくる椀田さん。
確かに、ワンダは僕にものすごい迷惑を行っている。
だけど、フラッペチーノ・・・スミカの事はすでに解決済み。
あの黒の禁忌事件のワンダ配信者は軒並み解雇になり、いまワンダの配信者はボクの知り合いの10人と14名の配信者しかいない。主力のほとんどを解雇しているワンダはこれ以上問題を起こさないように、ルールも制定したし、確かな筋・・・というより、僕の実家の分家から人が雇われたとか。
それに、これ以上こっちが毛嫌いしているとそれこそ今でも結構な溝ができている社外コラボということが禁忌になってしまう。
「・・・わかりました。こちらも細心の注意を払います。では、コラボをする予定の際は私にご連絡を。」
そう言って椀田さんが通話から抜ける。
肩の力を抜き、椅子に深く座り込む。
今日は、渚は2期生たちの歓迎会のため3Dの制作のためにゲーム&ライバーの本社にいる。多分今頃は、3D体の調整かな。
そっと、天井に手を向けてみる。
小さくて、細くてすぐに折れてしまいそうな自分の手。
「・・・・・・まあ、いいや。」
そっと腕を下ろし、目をつぶる。
ちょっとだけ眠いから、ゆっくりと意識を手放す。
ちょっとだけ仮眠して・・・そのあとお掃除しないと・・・
「・・・すぅ・・・すぅ」
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そして、2期生の歓迎から2日後。
ボクは雑談ライブを開く、すぐさま視聴者が10000人を突破しコメント欄があいさつで埋め尽くされる。
▼上位チャット
ナルナル民1456:こんばん!!
☆ 金星イチバン:キチャ―――!!
ナルナル民0002:一番ネキwww
ナルナル民0003:相変わらずやなwww
ナルナル民4256:まだ一番ニキがイチバンちゃんってことが信じられんwww
ナルナル民1747:それなw
「みんなー!!やあやあ、ナルナルさんだよ!今日はふわふわ雑談配信というわけで、荒らしコメントを見つけたらブロしまー!」
挨拶を澄まし、今日のライブで注意することを言う。
すぐさま、視聴者たちは理解を示すコメントを打ち込んでいく。
「いやー、2期生の皆もうチャンネル登録者数5000人突破でしょ?」
▼上位チャット
ナルナル民6367:あのペースならすぐに1万人行きそうだよなw
ナルナル民1345:しかもGSAAZのメンバーはまだ雑談配信しかしてないんだよねw
ナルナル民4367:何より凄いのはノエルと少佐だよね・・・あの語りには惚れそうになるわ。
ナルナル民3216:ノエルはノエル節のセリフだけど万人受け、少佐の場合は大衆の心をつかむって感じだよな。
「すごいよね~」
GSAAZのメンバーはボクが思っている以上にうまくやっているようだ。
順調な滑り出しな当たり、彼らは相当配信者に向いているらしい、僕とは大違いだ。
「あ、そうそう。そういえばあの時に歓迎会ライブで言ってたやつ。今言うね。」
▼上位チャット
ナルナル民7535:GSAAZの勢いが凄くて忘れてた・・・w
ナルナル民0003:一番気になるやつだね。
☆金星イチバン:しっかりとした説明を要求するっす!!
ナルナル民4356:それが気になって夜しか眠れなかったからな。ちゃんと聞くぞ。
ナルナル民4235:寝れてんじゃねぇかwww
僕は視聴者に対して事の経緯を話す。
曰く、これ以上ゲーム&ライバーとワンダとの間に亀裂を作り続けたら後輩たちの社外コラボという案件はなくなり箱内コラボというものになってしまう。それでは、決してGSAAZのメンバー・・・ひいては未来の後輩たちのためにはならない。だからこそ、僕は椀田CEOとゲーム&ライバーの社長とよく話し合い。その結果社外コラボを踏み出したということだ。
▼上位チャット
ナルナル民3576:確かに同じV配信者。交流しないとなんだかなぁってなるよな。
ナルナル民2456:いつまでも引きこもってたらダメってことなのか。
ナルナル民7452:まあ確かに、いつまでも仲悪いとV配信者の黄金期がまたいつ終わってもおかしくないし。
V配信者の黄金期、それは、真冬先輩の同期とその後輩たちがかつて大企業であったゲーム&ライバーに所属していた時代だ。間違いなく言えることは、もうその時点でV配信者の黄金期はとっくの昔に過ぎ去っている。だからこそ、一時期RTA・・・というより”その配信者のゲームの強さ”を売りにしていたワンダがゲーム&ライバーを出し抜き、あそこまで大きくなっていたのだ。
「と、言うわけだからみんな!もしワンダの配信者さんとコラボした時は、仲良くね!!ちくちく言葉厳禁だよ!!」
▼上位チャット
ナルナル民2344:はーい!!ナルナルせんせー!!
ナルナル民1354:りょ
ナルナル民7455:わかりました!!
☆金星イチバン:わかったっす!!
ナルナル民4754:OK!
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その日の雑談配信を終えて、そっといつも配信しているサイトを開く。
そして、あの人の名前を検索し・・・やっているライブにお邪魔してみる。
「ふははははっ!!この魔王に敵対するとはなんたる・・・ちょっと待ってショットガンはやめて!!」
▼上位チャット
魔王軍一般兵:草
魔王軍一般兵:スナには強いくせにショットガンには拒絶反応・・・はっ、ひらめいた。
魔王軍一般兵:通報した。
魔王軍憲兵兵:通報された。
魔王軍一般兵:許して・・・許して・・・
僕の友達で、あの12人のリーダー的存在。そして今では、ワンダのトップ配信者。
ポンコツ魔王様の異名で知られているイールディの配信だ。
・・・実際イールディは世が世がなら本当に王様かもしれなかったんだけどね。
まあ、そんなことは置いといて。イールディの配信をROMで見続けるのであった。
ついでに告知ですが、あと二つほどステージ?MAP?をナルナルが旅したらこの小説は終了します。できるだけ、長く続けるように努力しますが。
というわけで、ナルナルが社外コラボを解禁しましたね。
ナルナルが社外コラボをするということは必然的にお出かけをするという事。
もしかしたらあなたの知らないところでナルナルとハカモリがいちゃいちゃしているかもしれませんね。
ついでにいえばハカモリはさみしが(ここから先は赤くなっていて見えない