ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します 作:ライドウ
前回のあらすじ
水着選びでひと悶着。
紅い、赤い花が咲き乱れている。
目の前には、視聴者たちの亡骸。
二期生の皆も・・・ハカモリでさえも、倒れ伏している。
「ど、どうして・・・こんなことに」
▼上位チャット
ナルナル民5346:おい!!応急キットもってこい!!もっと被害が出るごふ!?
ナルナル民4205:画面を見るな!!スクミズのナルナルを見たら尊くて死ぬ・・・げぶら!?
ナルナル民5342:急げ!!いそいでひなんをぉ!?
コメント欄も阿鼻叫喚、それと同時にすごい勢いで配信に高評価がついてゆく。
多分、ボクの格好的には配信サイト的にOUTな気がするんだけど・・・なぜか配信停止もされないし・・・
「どうしてこうなった・・・」
目の前に広がる惨劇を見ながら、ポツリとそう一言こぼした。
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ほんの数分前
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「よし、水着は・・・これでいいや!!」
そう言って、課金画面から購入したものは”スクミズ”。
しかも、なぜか女性もののスクミズだ。あれ、男性物を買ったはずなのに・・・
僕は、慣れないながらも一生懸命スクミズを着こむ。
「うん・・・OK!」
ちょっとだけピチッとして動きずらいけど・・・でもまあ、いいか。
「お待たせ~ハカモリ~」
満を持して着替え室から出る。
既に着替えて待っていてくれたであろうハカモリがこっちに振り替えると。
「っ!?ごっふっ・・・」
いきなり血を噴き出してあおむけに倒れてしまった。
「な、なんだ!?」
「ハカモリさんがやられた!?敵襲か!?」
「け、警戒!!敵は相当な手練れだ!!」
「そ、そこの影に敵がいるんだ!!構えろ!!」
僕の位置からは、ハカモリが鼻血を出して倒れたのが見えたのだが、どうやら別の視聴者たちには闇討ちのように見えたらしく、僕の方向に殺気がまとめて飛んでくる。
「そこにいるのは誰だ!!出て来い!!」
「・・・ん?今更衣室を使ってるのって確か・・・」
完全に殺気立っており、僕の声を聞かせてもダメだろう。
だから、僕は両手を挙げて影から出ていった。
「ぼ、僕だよ!!そ、そんなに殺気立たない」
「うっひょー!!!!最高だっぜ!!」バタっ・・・
「これが、尊さ。か・・・がくっ」
「カワイイ・・・いい・・・死ぬ・・・・・・・」
「似合ってるぅううううううううう!!!!」ばたんきゅう
「うおおおおおおおおお!!」ス〇ーク DIE
「いいものが・・・・見れた・・・っす。」
「おい、イチバン!?しっかりしろイチバ」そこまでのセリフで息絶えた。
▼上位チャット
☆ 藤兼P:さすがナルナル・・・その可愛さだけでここまでの死傷者を出すとは・・・がく・・・
ナルナル民4356:お前もしんどるじゃないか!!(幽霊)
ナルナル民4256:お前もじゃい!!(心肺停止)
ナルナル民6478:死体が死体にツッコミを入れてる。(尊死)
ナルナル民7552:もはやこれは一種の芸術品と言ってもいいだろう。
ナルナル民5367:そういえばここの女性ものスクミズは最高品質だった・・・最高の代物が見れた・・・
☆ 《ノーベルオンライン 公式宣伝担当》森崎:ありがとう・・・良きものが・・・見られた・・・
☆ 《ノーベルオンライン プログラマー担当》神崎:デザイン担当・・・おまえ、いいやつ・・・だな・・・
ナルナル民7552:(詠唱破棄)止まるんじゃ・・・ねぇぞ・・・(キボウノハナー)
ナルナル民7565:詠唱破棄したら生き返れないじゃないか!!(ツナイダキズーナヲー)
☆ カラスP:≫ナルナル民7552 オ〇ガ?(三〇月・オー〇ス並感)
ノーヴェルオンラインのプレイヤーたちが次々と倒れるアクションを使用して倒れていく、しかもご丁寧に赤い何かを用意して倒れていくので多分確信犯なんだろう。
・・・そして冒頭に戻るのであった。
みんな、考えるんや・・・ナルナルさんがスクミズを着ているすがたを。
ごふっ!?