ランキング外の最強の嫁は生産職のライブ配信者とのびのびカタツムリ旅行します   作:ライドウ

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前回までのあらすじ

また攫われるナルナル。
何故か巻き込まれるイチバン。

2人ともスク水で巨大なタコ足に掴まれています。

………はっ。(ウ-ウーウー(۳˚Д˚)۳)


#64 三の魔王(笑)

あの後、と言うか引き込まれた後すぐにガチギレしているハカモリの活躍により、海を斬撃で割った後、僕たちを掴んでいた元凶、三の魔王【バミューダオクトー】をいつかのインクをぶちまけたような”    ”(刃と名前の無い刀)により瞬殺されて僕はハカモリに、イチバンちゃんはゾーンくんにキャッチされてすぐさま砂浜に戻ろうとしている。

 

「ハカモリ、」

 

「どうしたの?」

 

さっきまでの怒りはどこへやら。

すっかりいつもの調子のハカモリがまっすぐ僕の目を見てくれる。お姫様抱っこの形だから顔も近くてドキドキする。

 

「いつもありがとう。」

 

「どうってことは無いよ。《ちゅっ》……そういうのは誰も見てないところで、ね?」

 

「はーい。」

 

ちょっとだけ怒られたけど、満更でもなさそうだし。

顔も赤い、それを見るとなんだかこっちまで恥ずかしくなってくる。

ハカモリの顔をじっと見ていると、つーん。といった効果音が付きそうなほど目をそらしてくる。

それがやっぱり、可愛くて仕方がなかった。

 

======

浜辺まで戻ると既に色々な準備が済まされており

ハカモリから降ろされて、その場所に向かう。

 

「心配しましたよ!ささ、みんなで宴だァー!」

「ヒャッハー!酒持ってこーい!」

「ドラゴンステーキ作ろうぜ!!」

 

▼上位チャット

ナルナル民5431:畜生!ダウンロードしとけばよかった!!

ナルナル民4316:めっちゃ楽しそうだし美味しそうだな

ナルナル民4768:みんな楽しそう!

ナルナル民4456:宴会芸しようぜ!

 

ボクが到着するとみんながみんな騒ぎ出す。

コメント欄のみんなは参加出来ないからか参加している人への嫉妬コメントや、参加しているかのようにコメントする人も見受けられる。

 

ハカモリはそんな光景を見て微笑み。

2期生のみんなはいつの間にか馴染んでるし、いつの間に紛れ込んだのかワンダの配信者がチラホラと見受けられる。ワンダの配信者たちは配信はしていないみたい。

 

「…ふふ。みんな!楽しもう!」

 

ボクの掛け声にみんなが歓声で答えてくれる。

そう、ハカモリが見せてくれた光景。あの綺麗で二度と見れない場所もそうだったが。今見ている場所も素晴らしい光景だ。

 

みんながいて、僕がいて、みんな笑ってて。

 

========

 

あの後、みんな騒ぎに騒いでそのまま寝落ちしたり、まだ静かに飲んでいたりと、それぞれ過ごしている。

そんな中僕は、テントの中でハカモリに抱きつきながら横になっていた。

 

ライブカメラはまだ燃えているキャンプファイヤーの所に置いてきたため半ばASMRのような状態になっている。チャット欄はみんな自分のことをしつつキャンプファイヤーの音を聞いている。

 

チャット欄に意識を向けていると、ハカモリが馬乗りになってくる。目を見てみると、あっ。

 

「続き。しよ?」

 

「…うん。」

 

 




その翌日、出発する際
ちょっとだけやつれてるナルナルと、やけにつやつやしているハカモリが見受けられた模様。

そして、ハカモリのスキル欄にいつも間にか触手なんてスキルがあったことで、大体のプレイヤーはナニをしたのか理解したのであった。
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