仮面ライダーシンカ   作:クレナイハルハ

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夕方、人気のない公園、小学生ぐらいの少年と黒いコートに黒い帽子、そしてサングラスを掛けた男が話していた

 

「少年、君の夢はなんだい?」

 

その質問に一瞬考え込んだ少年だったが、少年は目を輝かせながら答えた

 

「■■■■■■!かっこいいし、つよくてやさしい、そんなふうになりたい!」

 

「そうか!なら、こ(・)れ(・)のボタンを押せ!そうすれば君は望んだようになれる」

 

「ほんとうに?」

 

「あぁ、本当だよ。さぁボタンを押すんだ」

 

「うん!」

 

元気よく返事をした少年はそ(・)れ(・)のボタンを押した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

青年が目を開くと、毎朝見る天井が目に入った

 

「変な夢……だったな」

 

そう呟き、棚に置いてある大きめのメモリーのような物を見た

 

僕の名前は神城 心(かみじょう しん)。高校三年生で一応学生だ

 

普通なら学校へいくのだろうが、高校三年の僕は学校には行かなくてもよく、祝日のため、ゆっくりと服を着替える

 

いつもどうりに朝食を食べ、ふと目に写った本棚からふせんや、しおりが大量に着いている雑誌を取り出す

 

「あ、このケーキ食べたいなぁ」

 

青年が取り出したのは、スイーツの作り方や画像の載った雑誌だった

 

「今日はチョコレートケーキにしよう」

 

そう言って調理器具を取り出す

 

そして、手慣れたようにケーキを焼きチョコレートを塗り最後に切ったイチゴを大量にトッピングする

 

青年の夢は今(・)は(・)小さなケーキ屋さんを開くことである、その為にこうして練習している

 

そもそもケーキを作るように成ったのは、ある作品に出てきた社長さんが作っていたケーキが美味しそうだったからである

 

それに、あのテレビシリーズに憧れたのなら料理は一通り覚えないとね、それに独り暮らしだとその方がいい

 

「よし、出来た……」

 

そう言って時計をみると、朝起きてから二時間ほどたち、10時になっていた

 

「この量は…………また作りすぎた」

 

チョコレートケーキを作ったのはいいのだが大きめに作りすぎてしまった

 

普通なら誕生日のケーキぐらいの大きさのをつくるのだが、この青年は縦10センチ、横30センチサイズの特大なケーキを作っていたのだ

 

「………また大きく作りすぎちゃった」

 

この青年、ケーキを作るとき無意識に大きく作ってしまうのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから、少しでも量を減らそうと食べたが全然減ったように見えない

 

どうしようか、このままだと腐っちゃうし

 

「……よし、お隣さんにあげよう」

 

最近、隣に外国の人が引っ越してきた。アザゼルと言うらしく日本語が凄く上手いので話しやすい

 

近くの駒王学園に務めてるらしく、僕の友達の一人の部活顧問らしい

僕はその近くにある私立パティシエ専門高等学校に進学したため、彼の話を時々聞いていた

 

それに、よくボットやアニメについて話し合うときがあり仲はいいと思う

 

出来たチョコレートケーキに包丁を入れて4等分する

 

そして、一つを皿に移してラップをかけアパートを出る

 

隣の家の前に行き、扉をノックをする

 

「アザゼルさん、いらっしゃいますか?」

 

すると、少したつとドアを開けるアザゼルさんが出てきた

 

「こんにちわ、アザゼルさん。朝早くにすいません」

 

「おう大丈夫だぜ、シンどうしたんだ急に?」

 

「実は、ケーキを作ったんですけど大きく作りすぎちゃって、よかったらどうかと思って」

 

そう言ってケーキを乗せた皿を差し出す

 

「お、うまそうだな!ありがたく貰うぜ」

 

「はい、よかったら後ろの子と一緒に食べてください」

 

「は?子?」

 

「え?あの子ですけど、違うんですか?」

 

そう言って、先程からアザゼルさんの後ろにちょこんと立っているゴスロリを来た少女を指差した

 

「な!オーフィス!?おま!」

 

「アザゼル、我、来た。早くそれ食べたい」

 

「えーと?」

 

「す、すまねぇなこいつはオーフィスって俺の知り合いから預けられたんだ」

 

「そ、そうなんですか。それじゃ僕はこれで」

 

「おう、じゃあな」

 

そう言って僕は自分の部屋の扉を開け中に入る

途中『お前!いきなりくるなっていったろ!』『アザゼル、そんなことより食べる』と言った会話が聞こえたが、まぁ気にしなくていいか

 

それに、まだまだケーキは余ってる

 

まだ一人で食べるのは辛い量だ

 

「そうだ、友達にあげよう」

 

100円ショップで買ったケーキをいれる紙箱を組み立て、中にケーキを一人前に切って何個かいれる

 

スマホで食べそうな二人の知り合いに連絡を入れて、もう一つは今から家にお邪魔して届けよう

小さめの保冷バックに保冷剤を大量に入れてケーキの箱をいれる

 

そしてその保冷バックの入ったリュックを背負って外に出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アパートから少し歩き、住宅街。

 

そして『兵藤』と書かれた家に入りインターホンを押す

 

─────ピンポーン─────

 

「は~い、あら!心くんじゃない!久しぶりねぇ!」

 

すると、直ぐにドアをが空き兵藤君のお母さんが出てきた

 

「はい、お久しぶりです」

 

「一誠に用事?」

 

「いえ、実はですね」

 

そう言ってリュックを下ろし中の保冷バックから一つケーキの入った紙箱を取り出す

 

そう言えば、前より靴が増えてる?

 

お客さんかな?

 

「チョコレートケーキなんですけど、作りすぎてしまって、良ければ皆さんで」

 

そう言ってケーキの入った紙箱を渡す

 

「あら!美味しそうね、さすがパティシエ専門校の生徒ね」

 

受け取りつつ、頭を撫でてくる兵藤君のお母さん

 

「あはは、味は確かですよ」

 

「一誠、心君よ~」

 

すると、一誠君が玄関に歩いてきた

 

「心兄さん!」

 

「やぁ一誠君、久しぶりだね」

 

「ほんとだよ!パティシエ専門校に行ったっきりで連絡もないし」

 

「あはは、そうかな?まぁ、外国で専門知識とか技術覚えるのに必死だったからね。」

 

「大変だったんだな、心兄さん」

 

「まぁ、三年だからもう学校は行かなくてもいいんだけどね」

 

「そうなのか!?」

 

「うん、僕の高校は三年生の間は基本的に自由出席だからね、それはそうと一誠君。今日は凄く靴が多いけど、友達でも読んでるのかい?」

 

「まぁな、部活の友達が三人来てるんだ」

 

「イッセーさん、どうかしたんですか?」

 

そう言って廊下から金髪の美少女が、現れた。

 

「あ、アーシア!ちょうどよかった、心兄さん彼女は俺の部活の」

 

「アーシア・アルジェントです!よろしくお願いします!」

 

「ど、どうも神城 心です。それにしても日本語がお上手ですね」

 

「へ?あ!、ありがとうございます!」

 

「一誠君、お母さんにケーキ渡したからよかったら皆で食べてね」

 

「ありがとな!心兄さん。あと来週、俺の先輩が誕生日なんだ、ケーキを作ってくれよ」

 

「わかったよ、それじゃあ後でどんなケーキがいいのかメールしてね。それじゃ」

 

「え!上がらないのか?」

 

「うん、少し用事が会ってね」

 

「そっか、じゃあまた今度遊びに来てよ心兄さん!」

 

「考えておくよ」

 

そう言ってリュックを背負い、一誠君の家を出るとスマホが震えた

 

スマホを開くと、先程連絡した知り合いからだった

 

【今、公園にいるのでそこに来てもらえますか?】

 

なるほど、ならいくかな

 

そう思い、リュックを揺らさないよう注意しながら走った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公園に入り、息を整えつつ。

 

おそらく彼女がいるであろうベンチに向かうと無表情で白髪の少女が座っていた

 

「やあ、塔城ちゃん」

 

挨拶をしながらベンチに座る

 

「待ってましたよ神城さん、今回は何を作りすぎたんですか?」

 

「あ、あはは……ちょっと待ってね、いま出すから」

 

そう言って何処と無くそわそわしている塔城さん

 

目線は僕のリュックに注がれている

 

そんなに楽しみなのかな?

 

そう思いながらリュックをおろして中からケーキの入った紙箱を一つ取り出して渡す

 

「……冷たい」

 

「そりゃ保冷バックに入れてきたからね、今回はチョコレートケーキだよ」

 

「ありがたく頂きます」

 

「ありがとう、助かるよ。それじゃ」

 

「……もう行っちゃうんですか?」

 

「うん、まだ用事があってね」

 

そう言ってスマホを確認するともう一人の知り合いから連絡が来ていた

 

【わ、わかりました。えっと、駅前で待ってますね】

 

スマホをポケットに入れベンチから立ち上がる

 

「それじゃ、またね」

 

そう言って手を振りながら、今度は駅前へと走り出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人で溢れ変える駅前、僕は人混みを避けつつ約束の場所へ向かう

すると、帽子を深く被りポスターのはみ出たリュックを背負ったオタクの姿をした少女のような男の子がたっていた

 

「おーい!」

 

そう言いながら近付いていくと、彼も俺に気付き手を振ってきた

 

「し、心さん!」

 

「お待たせ、ギャスパー君」

 

「はい~、秋葉の帰りにメールに気づいてよかったです~」

 

話を聞きつつ、リュックから最後のケーキの入った紙箱を取り出す

 

「はいこれ、メールでも言ったけど作りすぎちゃってね」

 

「わぁ!美味しそうです!」

 

「あはは、早めに食べてね」

 

「はぃ~今日の晩御飯のデザートにたべますぅ」

 

「ありがとうね、それじゃ僕は帰るよ」

 

「は、はい!さよならです」

 

ギャスパー君と別れ、僕はアパートへの帰り道を歩く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうにかケーキを消費できた~それにしてもどうして僕はケーキを作りすぎちゃうんだろう?」

 

そんなことを考えながら、近道しようと公園に入る

 

「そう言えば、今日の夢で出てきた所。ここら辺だったような」

 

そんなことを思いながらポケットに入れている大きなメモリーのようなものを取り出す

 

幼い時に公園で寝てしまったことがあった

 

その時、親が迎えに来て怒られた

 

それはそうだ遅くまで帰ってこないと思ったらベンチに横になって寝てるんだもん

 

でも、その時に僕はこの大きなメモリーのような物を握ったまま寝ていたらしい

 

「一体何なんだろう?」

 

そう思いながらメモリーのあちこちを触ってみると、なにやらボタンのような物を見つけた

 

「ボタン?でも押していいのかな」

 

あくまでもこれは拾い物、何があったら怖いなぁ

 

でも、押してみたい

 

……一回ぐらい、いいよね?

 

「おしちゃえ!」

 

『~■■■!』

 

「グゥ!うぁぁああああああああああ!!」

 

なんだこれ!頭が痛い!誰か、助けて

 

痛む頭と共に意識が遠退いていく

 

最後にみたのは、怪しい男の影だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようやく押したか、それじゃあ頼むよあの世界を。この世界の■■■■■■君」

 

 

 

 




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主人公をシンカ以外のライダーにも変身させる

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