また、次回から男性パート、女性パート、レッドパートに分けて話を書きます。
それでこちらでは男性パートを書かせていただくことになりました。
その日、町の至るところで大勢の人たちがまるで何かに拘束されてるように動けないでいた。
それで士郎たちは周囲を警戒しながら転生者の反応を追って走っている。
「うぅ、せっかくのお弁当の時間が台無しデース!」
「いやいや、それはそうだけどさ!
俺たちこのまま殺されに行くの、嘘でしょ!?」
「違うって、その転生者を倒しに行くんだ!」
「皆、もうすぐだよ!」
「あれだな…、お前ら気合い入れてけよ!」
そうして走ってる間に、目の前で大勢の人たちが動けない中で、その中心で一人悠然とスマホを弄りながら歩いてるい少女がいた。
しかもその少女から転生者の反応が出ていた。
「あら、やっと来てくれたのね。
あなたたちがこの街を守る勇者様たち?」
「そうだ。
そう言うお前はこの騒ぎを起こしたのか!
今すぐ皆を解放しろ!」
「うふふ、残念だけど、それはできないわ。
だって、あなたたちはもうすぐ私の支配下に置かれるもの。
…出てきて、バインドドミネーター!」
少女が手を翳すと、人型の怪人が出現する。
「…ビックオーダーの拘束する支配者、バインドドミネーターか。
なるほどな、それで皆を拘束してるわけか。
皆、行くぜ!」
『キラメイゴー!
キ・ラ・メーイ!!』
『キラメイチェンジ!!』
士郎たちはキラメイチェンジャーを操作し変身する。
「煌めきスパークリング キラメイレッド!」
「導きシューティング キラメイイエロー…!」
「突撃ライトニング キラメイグリーン、デース!」
「切っ先アントッパブル キラメイブルー!」
「手捌きインクレティブル キラメイピンクっ!」
「キラッと参上 カラッと解決!」
『魔進戦隊 キラメイジャー!!』
「よし、行くぞ!」
「わ、わかったよぉ!」
「任せるデース!」
「確かあいつのあれには気をつけなきゃな」
「けど、ここはすでにあの子の領土だから、油断はできないよ!」
士郎たちは様々な方向にばらける。
「ふふ、ばらけたところで、私には勝てないのよ!」
少女が手を翳すと、バインドドミネーターもそれに従うように杭のついた触手で襲い掛かる。
「ひぃ、こっち来るなよ!?
やーめーて!!」
善逸は泣きながらキラメイソードを振り回しながろ避けている。
「この触手、中々骨が折れるデス!」
『キラメイサイス!』
キラメイソードを操作して大鎌のキラメイサイスへと変化させた切歌は触手を弾く。
「物理的な攻撃が無理なら、防いで隙を見て近づくまでだ!
時雨蒼燕流 守式六の型 春雨!」
武は水の盾を作り触手の行く手を阻み、その隙に一気に接近する。
「攻撃できなくても、攻撃をそらすことなら…!」
いろはは当たる直前にクロスボウとキラメイショットで弾きながら攻撃をそらして避けて距離を縮める。
「ふっ、せぇや!
ここまで来れば…!」
キラメイソードや、投影した剣を使いながら触手を弾いていく。
そうして五人は少女へと接近する。
しかし、少女はそれを見て笑う。
「ふふっ、そのまま近付いてたら私を捕らえれるとでも思ってるの?」
「?」
少女はゆったりとした動きで、まるで最初からそう来るとわかってるように避けていく。
それも五人の、バラバラな攻撃を。
「ふふっ!」
少女は余裕で避けていき、距離を取る。
「何で避けられるんだ!?」
「さぁ、何でかしらねぇ?」
小馬鹿にした様子でスマホを弄る少女。
その内容が一瞬だけ見えて、いろはは驚く。
「っ、スマホに私たちの動きが書かれてる!?
もしかしてそれ、無差別日記なの!?
それで私たちの動きを予知してたってこと!?」
「そうよ、これさえあればあなたたちがどういう動きをするのかがわかる。
だから、私はそれに沿った動きを取って避けるだけ。
どう、私にぴったりな能力でしょ?」
「けど、だからってこうやって人を縛るのは良くない。
何でこんなことをするんだ!」
「別にぃ?
ただ、こうやって人の嫌がることをすると、最高に気持ちが良いのよ!
見てよこの人の苦しむ顔とかをさ!」
そう言って少女は近くにいた人に思いっきり蹴りを入れ、苦悶の声を上げさせる。
「この、やめるデース!」
「っ、待て切歌!」
「おっと!」
切歌が近付いた途端に、少女の目の前に大勢の人たちが行く手を塞ぐように出てくる。
その顔は苦しみに悶えている。
「私に攻撃しても良いけどね、その前にあなたたちはこの人たちを斬らないとダメよね?」
「くっ、卑怯デスよ!!」
「卑怯?
うふふっ、ありがとうそれは私にとっては褒め言葉なのよ!」
少女が笑っていると、大勢の人たちが士郎たちを取り囲む。
「ひぃっ!!」
「これは、ヤバいな…」
「くっ、どうしたら…!?」
いろはは下を向くと、触手が巻き付いてきていた。
士郎たちもすぐに気付くが避けることもできずに捕まってしまう。
「しまっ!」
「ふふっ、さてこのままあなたたちも私の奴隷になってもらおうかしらね!」
少女の言葉と共に、士郎たちの体の自由が奪われ勝手に動かされてしまう。
「ぐっ、体が、勝手に…!」
「やめろぉやめてくれぇーー!!!
死にたくないっ、誰か助けてーーー!!」
「誰も助けには来ないわ!
そもそもあなたたちはこの領土に入った時点で敗北してるんだもの!」
「ここまで、か…!」
諦めかけたその時だった。
「ホォー!」
「?」
突然聞こえてきた梟の声と共に、少女はその場を見ると、昼間のはずなのに活発に動いている梟がいた。
「なに、このっ!!」
そう疑問に思っている間に梟の瞳が開くと同時にその瞳から照らし出した光に一瞬で目を潰される。
「ちぃ!!」
「なっ!?」
突然の事で動揺した少女だが、少女は瞬時に特典で士郎を操り、その前に突き出した。
同時に士郎の手に持っていたキラメイソードは何かにぶつかり、そこに立っていたのは赤い髪の少年だった。
「なっお前っ!?」
「ちっ、思った以上に操る特典というのは厄介だな」
そう言いながら、そのまま後ろに下がりながら、その手に持った武器を構えながら、少女に見つめる。
「あら、まさかね」
「?」
目の前の少女は何かを感じたように少年を見つめたが。
「あの人にそっくり。
だったら、虐めないとねぇ!!」
「なっ」
その言葉と共に、キラメイジャーのメンバー全員が一斉に襲い掛かる。
それに合わせるように少年は手に持っていたアイテムを構え
「本能覚醒!」
その言葉と共に、その姿はジュウオウイーグルへと変わる。
「なっ」
「悪い、ジュウオウイーグル!!」
「気にするな。
動きは手に取るように分かるからな」
そう言いながら、ジュウオウイーグルへと攻撃を仕掛けてしまうキラメイジャーに対して言いながら、攻撃を避ける。
「あら、余裕なのね」
「余裕も何も、お前、戦闘経験がないから、こいつらの動きが結構単純になっているぞ」
そう言いながら、ジュウオウイーグルはそう挑発しながら、飛び上がる。
「あら、言ってくれるじゃない!!」
「っ!!」
そう言い、士郎はジュウオウイーグルへと攻撃を仕掛ける。
「…」
「っ!!」
その接近と共に、ジュウオウイーグルは士郎に向けて、言葉を放つ。
「分かった!!」
「さっさと決めるぞ!!」
その一言が終えると同時に。
「何をしてもって、きゃぁ!?」
少女は何かを企んでいるのを見破ると共に、日記を見ようとした瞬間だった。
地面が大きく揺れ、地形が大きく変わった。
「なっなにぃ!?
地震っ!?」
突然の事でその場にいた多くの者達は驚きを隠せなかった。
同時に少女の周りにいた人々は地面が割れると共に、そのまま地の底に沈んでいった。
そしてその隙を見逃さないようにジュウオウイーグルは構える。
「野生開放!!」
その言葉と共に、ジュウオウイーグルの身体は変化し、その両腕からは赤い翼が生える。
同時にジュウオウイーグルはイーグルライザーを構え、そのまま士郎の身体を巻き付ける。
「何をするつもっ!!」
すぐにジュウオウイーグルの行動を読む為に無差別日記を読むと。
「まさかっ逃げる気!!」
その言葉を放った時には既にジュウオウイーグルは空高くまで舞い上がっていた。
「逃がすかっ撃てっキラメイレッドっ!!」
「ぐっ!!」
その言葉に従うように既にキラメイレッドの手にはキラメイショットがあり、その銃口はジュウオウイーグルに向けており、その引き金を引いた。
「っ!?」
「よしっ」
同時に見つめると、無差別日記を確認すると、キラメイショットの攻撃は標的に当たる。そう確かに書いてあった。
その言葉の通り、キラメイショットの攻撃はジュウオウイーグルに向かっていたが
「なっ!?」
キラメイショットのキラメイバレットは赤い光を纏いながら、ジュウオウイーグルに向かっていた攻撃は曲がる。
「はぁ!?」
複数に打ち出されていたキラメイバレットは互いに弾きながら、木や他のメンバー達をすり抜けながら、その攻撃は少女を打ち抜く。
「なぁ!?」
「無差別日記の予言、当たっていたか?」
そう言いながら、地面へと落ちていく士郎をジュウオウイーグルは掴み、そのまま地面へと辿り着く。
「なっなんで?!」
「正体はこれだよ」
そう言いながら士郎が取り出したのは一つの剣だった。
全体が真っ黒で、幾つかの刃が細い芯に螺旋を描いて巻きつき、そのままやや外側に反り出したような剣だった。
「なんだっそれは」
「フルンディング。
こいつは例え弾かれようと射手が健在かつ狙い続ける限り標的を襲い続けるんだ。
そして」
その言葉と共に、懐にあったキラメイバレットに向けると、フルンディングはそのままキラメイバレットへと吸い込まれる。
「こういう訳だ」
「まさかっ!?」
「お前がそう命令するのも、既に計算通りという訳だ」
「えっ、何時からなの!?」
「ここに来る前だよ」
ジュウオウイーグルの言葉と共に現れたのは他のジュウオウジャーメンバーだった。
「まったく、無茶させるぜ。
これにも慣れていないというのに」
そう言いながら、ジュウオウスナッパーは地面に手を置くと、先程まで変形していた地形は再び元に戻った。
「えぇ!?
何っ、地面を操っているの!?」
「地面じゃないぞ。
マグマを操っている」
「もっと物騒なのを操っていた!?」
ジュウオウスナッパーの一言に驚きを隠せない善逸は叫ぶ。
「まったく、ルーキーはまだまだ甘いな」
「いや、それ私に刺さるからやめてください」
「あれっ、向こうの白いジュウオウジャーは新メンバーかな?」
「むっ?
どこかで聞いた事がある声デスが?」
「あっという事は!!」
「あぁとっくに避難済みだ。
まぁ記憶処理でかなり金は使ったが、それはこれから稼がせてもらうから問題ない」
「えっ?」
ジュウオウイーグルの言葉に疑問に思った士郎は見つめると、少女の後ろから現れたのは3人の転生者だった。
それも、その姿は怪人と呼ぶに相応しい姿だった。
「おいおい、ボスよ。
お前がやられるとは情けないなぁ」
「五月蠅い!!
あんたらがさぼっているからでしょ!!」
「あぁ、怖い怖い!!
だけど、大丈夫だよ、僕チン達がすぐに取り戻すから」
「あぁ、カチャ!
ちょうど、うずうずしていたカチャ」
その言葉と共に3体の怪人は迫っていた。
「二人だったら、戦隊別に分けられていたが、これは面倒だな」
「だったら、物は試しだぜ。
おい、クロウ、黄色と青い奴。
俺達はあの歯車野郎をぶっ潰すぞ」
「えっ、首を掴まないでぇ!?」
「ははっ面白い人だなぁ」
「たく、先走りだぜ」
そう言いながら、飛び出たジュウオウスナッパーと首を掴まれたキラメイイエロー、その後についていくキラメイブルーとジュウオウエレファント。
「では、私達はあの気味の悪い蜘蛛を始末しますか。
丁度実験したくて、わくわくしています!!」
「ちょっめぐみん!!」
「どっどうしたの?」
「うっうぅ~ん?
あの新人の人の声、どっかで聞いた事があるような?」
ジュウオウシャークはその言葉のままに走り出し、その後ろをついていくようにジュウオウタイガー、キラメイグリーン、キラメイピンクもついていく。
「つまり、俺達はあいつと戦うという事か」
「あぁ、油断はできないようだな」
「ふっせいぜい、落胆させるなよ」
そう言いながら、最後に残った転生者はその手に持った剣を向ける。
『俺達を舐めるなよ!!』
ジュウオウイーグルの一言と共に戦いの狼煙が上がった。
キラメイサイスについてですが、原作のキラメイシールドを参考に書かせていただきました。
もちろん、本作でもシールドは使える設定になってます。
この作品について
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リメイクして欲しい