また今回はボルメテウスさんの『特典で稼ぐ王者』との合同です。
またアンケートも出してますので、そちらもお願いします。
「えーと、この近くに転生者の反応が…」
「何でこんな森の奥にそんな反応があるんだよふざけるなって…!」
「ちょっこら善逸、あまり寄り掛からないで欲しいデス!
暑苦しいデス!」
「けどさ、ここの先ってオカルト研究部のリアスたちが来るはずの廃墟があるよな?」
「でもその近くで反応があるってことは、リアスさんたちでも想像もつかない相手ってことだよね…」
士郎たちは転生者の反応を追って廃墟までやってきていた。
「…ここから転生者の反応があるな」
「でもさ、何か音がしないか皆」
「音?」
「あぁ、悪意に満ちた悪魔が発するような気持ちの悪い音の他にも、女の子たちと男たちの悲鳴が…」
「…ということは、まさか!」
「あっ、待ってよ~!」
耳の良い善逸の言葉を聞いてまさかと思い、士郎たちは廃墟の中に入る。
その先では、複数の男女が沼みたいな足場に沈みかけていて身動きが取れない状態になっていた。
しかも、それをあざ笑うように女の上半身に化け物の下半身を持つ悪魔と古風な男が見ていた。
「おやぁ、お前たちの力はこの程度か?」
「ふっ、何を言うかバイザーよ。
某の力がなければこ奴らに負けていたというのに」
「うるさい!
…良いから、さっさとこいつらを殺すぞ」
「承知」
「そこまでだ!!」
「…っ、誰だ!」
「あ、あなたたちは…!」
「そこのお前、転生者だな?
そこの悪魔と手を組んで何をしようとしている!」
「ふっ、知れたことよ。
こ奴らは悪魔の気配がするだけの雑魚であるが、グレモリーの者共。
我らで始末すれば、株も上がりのし上がることが出来るというもの」
「けどこの人たちはこの街を管理してくれてるんだろ!
この人たちがやられたら…!」
「もちろん混乱するなぁ、その混乱に乗じて攻め込み、この街を我らの領土とするのだ!」
「そんなこと、させるか!
行くぞ!」
『キラメイゴー!
キ・ラ・メーイ!!』
『キラメイチェンジ!!』
『キラッと参上、カラッと解決!
魔進戦隊 キラメイジャー!!』
「皆、行くぞ!」
「ふっ!」
いろはは高くジャンプし、沈みかけてる数人にキラメイショットを構える。
「皆さん、伏せてください!」
『キラメイチャージ!』
「ストラーダ・フトゥーロ!!」
『チェックメイジ!!』
いろはが足元を吹き飛ばし、その場にいた男女は衝撃に耐える。
やがて衝撃が消えて、足元が自由になる。
「あの、大丈夫ですか?」
「え、えぇ大丈夫よ、ありがとう」
「ここは私たちに任せて、皆さんは下がってください!」
「助かるわ。
皆、速くこっちへ!」
少女が皆を連れて下がったのを確認したいろはは前に出る。
「ヒヒっ、まずは目障りなお前たちから殺してやる…!」
「そうだな、ドロドロに溶かして惨たらしくな!」
「生憎と、俺たちはそうはならねぇよ。
お前たちを倒すためにここに来たからな!」
「じゃあさっさとくたばれ!!」
バイザーは胸からビームを発射するが、士郎たちはそれぞれで避ける。
「おぃいいいいいいいい!!
何だよあいつ、おっぱい持ってるのにそっからビーム出してるよ!?」
「お前は男なら女の胸で殺されるのが本望だろう?」
「ひぃ!?」
「させるか!」
『キラメイシールド!』
善逸に狙いを定めたバイザーだが、士郎が前に立ち、キラメイソードを操作して宝石の盾であるキラメイシールドを展開して攻撃を防ぐ。
『キラメイサイズ!』
「デース!!」
切歌が二人の後ろから飛び上がり、ブースターを展開するように変形したキラメイサイズで高速で回転しながらバイザーを切り刻む。
『狂華・ティA魔Tto』
「ぐぅあっ、は…!」
凄まじい勢いで吹かしたブースターによる高速回転で切り刻まれたバイザーに、武が畳み掛けるようにキラメイソードを構え走っていく。
「時雨蒼燕流 特式 十の型
凄まじい津波のように迫ったが、当たる直前に武が血を吐いて中断してしまう。
「ぐふっ!?」
「武!?」
「ふっ、どうやら効いてきたようだな」
「お前、俺たちに何をした!」
「毒だ、お前たちがバイザーと戦い始めた時から毒ガスを撒いていたのだ」
「うっ、そう言えば今になって体の調子が…」
士郎たちは具合が悪くなって膝をつきそうになる。
しかもそれで足元を見ると、徐々に足が沈んでるのがわかる。
「なっ、何デスかこれは!?」
「それは毒沼よ、先程そこのピンクが吹き飛ばしたのと同じやつだ。
そのまま毒ガスと二重で痺れ溶かしてやる!」
「おい上場身、完全に溶かすなよ。
とどめは私が刺すからな」
「くっ、いろは、狙えるか!」
「何とか!」
「なら、合わせろ!」
士郎といろははキラメイショットで上場身で撃ち抜くが、上場身の目の前に毒の壁が出現して防がれる。
「はっ、貴様らがそうしてくるのは想定済みだ。
そのまま何も出来ずに、毒に沈むが…「雷の呼吸 壱の型改 若式 霹靂一閃・飛刃!」…ぐはぁ!?」
瞬間、斬劇が毒の壁を貫通し、上場身の体を切り裂いた。
「今のは、善逸か!」
振り返ると、恐らく毒で気を失ったであろう善逸が、居合の構えを取っている。
「次郎、頼む!」
それに続くように武はネックレスから小次郎とは別で、三本の小刀を背負った雨の炎の秋田犬である次郎を呼び出し、刃がない一本の小刀を渡される。
「よしっ、これならっごふっ!」
「武くん、無茶だよ!
私が回復するから!」
いろはは特典の力で皆の毒を打ち消す。
「サンキューいろは!
…行くぜ!」
「あたしも行くデース!!」
そう言うと武は小刀の柄から雨の炎を噴射させて、切歌はキラメイサイズからブースターを吹かして毒の沼から離脱し、そのまま上場見に切りかかる。
「よし、これなら行ける!」
士郎といろはは毒沼から抜け出し、バイザーに攻撃を仕掛ける。
「うぉおおおおおお!!」
「届けぇ!!」
二人は周りを走りながらバイザーを撃つ。
「ぐっ、こいつら…!?
何だ、体が重い!」
「悪いが、お前に撃ち込んだのは、侘助って言う相手を重くさせるやつだ!」
「…っ、調子に、乗るなぁ!!」
「させない!
ストラーダ・フトゥーロ!!」
「がはぁ!?」
いろはの強力な攻撃に、重たくなった体は横たわる。
「くっ、動けっ、この程度「雷の呼吸 壱ノ型改・火式 霹靂一閃・雷霆!」…!?」
『チェックメイジ!!』
少しでも体を動かそうとした瞬間、雷光と共に善逸に胸を貫かれそのまま倒れる。
士郎たちがバイザーを倒した後、武たちも終わるようだった。
「バイザーっ!
ちっ、あの役立たずが!
こうなったら貴様らもろとも毒でぐちゃぐちゃにしてくれる!」
「それはどうかな!」
武が前に出てきたのを警戒し、斬りかかる軌道に即席で小さな毒の盾を展開するが、その予測していた軌道にキラメイソードはなく、それはもう片方の手に握られていた。
「時雨蒼燕流 功式 五の型 五月雨!!」
「がはぁ!?」
別方向からの斬撃に対応できず、体を大きく切り裂かれる。
「止めはあたしが行くデス!」
『キラメイチャージ!』
キラメイサイズから鎖が飛び出しそれが上場身を縛り、そこから勢いよく回転切りする。
『縛鎖・Aァン怒Ro女蛇』
『チェックメイジ!!』
「ぐぉああああああああ!!
バカなっ、こんなところで…!」
上場身はその言葉を最後に倒れた。
「どうやらそっちも終わったようだな」
「あぁ、おかげさまでな」
「そっちも終わったみたいデスね。
…って何で善逸が泣きながらこっちに来るんデスか?」
「なぁ聞いてくれよぉ!
何か毒にやられたと思ったらあの化け物倒れてんだけどさ!」
「それは私たちが倒したからだよ、善逸くんと一緒に」
「えっ、いやいや嘘言わないでよ。
士郎といろはちゃんが助けてくれたんでしょ?」
「…本当のことなんだけどな」
士郎たちが話し込んでる内に先程の少女が歩み寄る。
「んっ、あんたは、リアス・グレモリーとその眷属たちだな」
「駒王町を管理する者として、助けてくれたことに感謝するわキラメイジャー」
「このくらいどうってことねぇよ。
それよりも、あんたたちは大丈夫だったか?」
「えぇ、おかげさまで」
「えーと部長、この人たちは?」
「あぁ、そう言えば一誠くんにはまだ言ってなかったわね。
彼らはキラメイジャー、もう一組と一緒にこの町を悪さをする転生者から守ってくれる人たちよ」
「よろしくな、俺は士郎。
それでこいつらは善逸、切歌、武、いろはだ」
「よ、よろしく…」
「よろしくデス!」
「よろしくな」
「よろしくね!」
「あ、ご丁寧にどうも…。
俺は兵藤 一誠だ」
「あぁ、よろくしな」
その言葉と共に巨大な光が空を通り過ぎていった。
「あれは一体」
「他にもいる奴らだ。
まぁその内会うと思うぞ。
まぁ向こうも戦いが終わっていると思うぞ」
そう言いながら、士郎たちはそのまま向かう。
「さて、紹介も終わったし、あのはぐれ悪魔は私たちが責任を持って対処するわ」
「それならそうしてくれ。
俺たちもこの転生者のことがあるからな」
士郎たちはそう言って気を失ってる上場身を担ぎ、リアスと一誠たちと分かれて、廃墟を後にした。
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