真実に至る宝石の勇者   作:ガンダムラザーニャ

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今回は切歌の戦闘回です。

その戦闘の中で、特に特典を使ってる際のBGMは『獄鎌・イガリマ』です。

また、活動報告でアンケートを行っておりますので、よろしければ皆様のリクエストお待ちしております。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=233709&uid=99940


第5話:緑の宝石は歌と共に一閃する死神である

「デスデスデース!!」

 

切歌は走りながら転生者を探し回る。

 

すると目の前でまるで何かから逃げるように大勢の人が走ってくる。

 

「うおっ!?

なっ、何デスか!?」

 

「ねぇ何で大人しく潰されてくれないの?」

 

「…?」

 

突然のことに困惑する切歌だったが、その向こう側から男の声が聞こえたので見るとそこにはフードを被った男がいた。

 

しかもよく見ると、その後ろで倒れ込んでる人たちもいる。

 

「この状況、あなたがやったんデスか?」

 

「うん、そうそう!

俺たち転生者ってさ、人間よりも優れた存在だから、知らしめるためにね」

 

「知らしめるって、そんなの生身の人相手に重火器を持ち込むようなもんじゃないデスか!」

 

「けど特典って転生者にとって体の一部じゃん?

だからそれを自由に使い込んで、邪魔な人間どもを絶滅させるんだよ」

 

「あなただって元々人間だったんじゃないんですか!

何でそんな簡単に絶滅なんてことを…!」

 

「もぉしつこいな…。

決まってるだろ、人間とは劣等種で俺たちのような転生者は選ばれた上位種なんだ。

だから邪魔な人間どもは絶滅すべきなんだよ」

 

男は指を鳴らすと、複数のロボットが現れる。

 

「これは、ゼロワンのトリロバイトマギア!」

 

「それだけじゃないんだよ、もう一つにこれ」

 

『フォースライザー!』

 

男はフォースライザーと呼ばれるベルトを腰に巻くと鳥のマークが描かれたピンクのアイテムを取り出す。

 

「フォースライザーにそのプログライズキー!

まさか…!」

 

「そ、そう言うことだよ」

 

『ウイング!』

 

「変身!」

 

青年はフォースライザーにアイテムを挿し込み、レバーを引いて変身する。

 

『フォースライズ!

フライングファルコン!

ブレイクダウン!』

 

「それは、仮面ライダー迅!」

 

「へへっ、そうなんだ!

じゃあ、とっとと絶滅してよ!!」

 

「くっ!」

 

切歌は迅の滑空からの突進を避け、キラメイチェンジャーを構える。

 

「そっちがその気なら、アタシも行くデス!」

 

『キラメイゴー!

キ・ラ・メーイ!!』

 

「キラメイチェンジ!!」

 

切歌は変身し、キラメイソードを構える。

 

「あっ、変身した!

じゃあ皆、殺っちゃえ!!」

 

迅の指示に、マギアが一斉に動く。

 

切歌はそれを見てキラメイソードを逆手に持ち変えて突っ込んでいく。

 

マギアたちの猛攻をかわしながら素早く切り裂いていく。

 

「デスっデス、デース!!」

 

素早く動いてはその勢いを利用して足でマギアの首に絡みつき、そのまま他のマギアたちに目掛けてマギアを投げつけ、または素早く動きながらマギアたちを切り刻みなおかつ前面のマギアの顔面を勢いよく踏みつけて蹴飛ばしたりする。

 

「やるじゃんやるじゃん!

でもどこまで保つかな?」

 

迅は空から嘲笑うように眺め、マギアたちはさらに多く出現して一斉に覆い被さろうと飛び掛かる。

 

「…!

…Zeios igalima raizen tron」

 

切歌は動きを止めて胸に手を当てて歌い、その直後にマギアたちに覆い被される。

 

その瞬間、隙間から光が溢れその衝撃でマギアたちが吹き飛ぶ。

 

「…!?

何あれ!?」

 

迅はあまりのことに驚き目を凝らすと、切歌が両肩に四つのアーマー、頭にバッテン印の兜を装着し、手には小振りの鎌とキラメイソードが握られていた。

 

「それって、シンフォギアの!?

ということは君まさか俺と同じ転生者!?

ならさ、俺の仲間になってよ!」

 

「そうデス、けどあなたの仲間になるつもりはないデス!

アタシは転生者デスが、同時にあなたのように、イタズラに人を傷付けるやつから人を守るために戦う死神デース!!」

 

「なっ!」

 

迅が驚くがそれを余所に切歌は歌を歌いながらマギアたちに突っ込む。

 

「~♪」

 

キラメイソードと小振りの鎌を逆手持ちにして、前方にいた二体のマギアの間を通り抜けると同時に、その二つで顔面を抉るように切り裂く。

 

そのまま肩のアーマーからアンカーを射出し、一体のマギアの首に巻き付けたら、今度はアーマーからブースターを噴かせ、アンカーに巻き付いたマギアを軸に高速で回転しながら大型化させた鎌で周囲のマギアたちを切り刻む。

 

そして巻き付いていたマギアを、首をねじり切った上で両断する。

 

「~♪」

 

それが終わると今度は四つのアーマーを展開して鎌に変形させて勢いよく飛び掛かり手の鎌も合わせて五つの鎌でマギアを切り払い、切り伏せ、攻撃を弾き、蹴飛ばす。

 

「くっ、こうなったら!」

 

迅はその様子に見兼ねたのか、カバン型のアイテムを展開してショットガンにして切歌に向けて撃ち込む。

 

「~♪」

 

切歌はその攻撃がわかっていたのか、勢いよく鎌を振り下ろし弾を左右に真っ二つにし、その真っ二つになった弾は切歌を逸れて後ろにいたマギアたちが爆発する。

 

「…っ、どうして!

それだけの力を持ちながら俺の邪魔をするの!?

俺たちは転生者、仲間なのに!

人間を守るなんて、退屈なだけじゃないか!」

 

「…別に言うほど退屈じゃないデスし、アタシは転生者であってもあなたの仲間じゃないデス。

それに、あなたが見下してる人間たちがいるからこそ、アタシたちはこの世界を生きていけるし、ごはんを食べていけるんです。

そう言うあなたこそ、転生者にこだわって、退屈じゃないデスか?」

 

「…うるさい、うるさいうるさいうるさい!!」

 

迅は頭を振りながら翼を広げて羽を飛ばして攻撃するが、切歌はアンカーを巻き付けた鎌を振る回して弾く。

 

「俺たち転生者は選ばれた存在…、だから劣等種の人間を絶滅させるべきなんだ!」

 

「転生者も人間も、結局は人間デス!

あなたは、その力に酔ってるだけデス!!」

 

「違うっ、俺たちこそ、至高の存在なんだ!!!」

 

『フライングユートピア!!』

 

『キラメイチャージ!』

 

迅はベルトを操作して回転しながら空を飛びライダーキックで急降下し、切歌はキラメイソードを操作して逆手に持ってブースターを噴かせ勢い良く回転しながら飛び上がる。

 

その上で切歌は歌を歌って威力を上げる。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「~~~~~~~っ♪」

 

『チェックメイジ!!』

 

二人の攻撃が交差する。

 

迅の蹴りが、切歌の斬撃が。

 

交差し終わったあと、二人は地面に降り立ち、しばらく立ち尽くしていた。

 

「がはっ!?」

 

だが迅の体が大きく切り裂かれ、倒れると同時に変身解除し、元の男の姿に戻る。

 

「そんなっ、どうして僕が君に…!」

 

その言葉を最後に男は気を失う。

 

「…アタシには大切な使命があるんデス、大切な人を取り戻し、真実に至るという使命が。

あなたにはそれがなく、ただ転生者であることに酔っていた、それだけデス」

 

キラメイチェンジャーを翳し、特典を宝石に変え情報を読み取る。

 

「…これもハズレ。

はぁ…、どこにいるんデスか?」

 

「おーい切歌!」

 

「切歌ちゃ~ん!」

 

「…?」

 

声がしたので振り返ると士郎と善逸がいた。

 

「士郎に善逸!

そっちは大丈夫デスか!?」

 

「あぁ何とかな。

けど宝石についてはハズレだ」

 

「俺も見たけどハズレだった。

切歌ちゃんは?

見たところもう転生者は倒したみたいだけど」

 

「…アタシもハズレです」

 

「そうか…。

それより、武といろはが心配だな。

行くぞ!」

 

「う、うん!」

 

「わかったデース!」

 

三人は二人の元へと向かうため、その場を後にした。




戦闘中に切歌がイガリマを使用した時の姿は、キラメイグリーンの上から、シンフォギアのイガリマのアーマーを纏った状態です。

この作品について

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