また、活動報告のアンケートは募集中ですので、皆さんのリクエストをお待ちしております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=233709&uid=99940
「…ふぅ、こんなところかな」
士郎は一人、屋敷の土蔵で武器を投影していた。
「それにしても、これはやり方次第じゃ弓を使わなくてもキラメイショットに対応できそうだよな…!
どうしたんだ?」
作業中にキラメイチェンジャーから通信が入る。
「どうした?」
『しし士郎ぉ~!!』
「善逸?
どうしたんだ!?」
『早く来てくれぇ~!
武が、武がぁ!』
「…っ、わかった!
すぐに行くから待ってくれ!」
通話を切ると、切歌が慌てた様子で土蔵に入ってきた。
「士郎!」
「切歌か…」
「今さっき善逸から連絡があったデース!」
「そうみたいだな。
マッハを呼んでくれ!」
「了解デース!」
『魔進マッハ!!』
切歌がキラメイチェンジャーを操作すると緑の宝石が出現し、スポーツカーへと変形する。
『おぉ~これはまた一大事みたいだな切歌』
「何だか一大事みたいデス!
急いで欲しいデース!」
『了解した!』
マッハと呼ばれたスポーツカーは二人が乗ったことを確認してすぐに目的地へと向かった。
「見つけた!
あそこデース!」
目的地の近くに着いた士郎たちは武たちを見つける。
向こうも気付いたのか善逸が泣きながら走ってきた。
「うわぁぁん士郎ぉ切歌ちゃん!!」
「善逸、いろは!
これはどういう状況なんだ!」
「あの、それが…」
いろはが不安そうに後ろを振り返ると、その先で武が体格のいい男と喧嘩してるのが見えた。
より具体的には、武と男が睨み合っていて、その近くで殴られたような怪我をしてる子供が親に宥められているが。
「お前、いい加減この子に謝れよ!」
「はぁ!?
このガキが勝手に当たってきたんだろうが!!」
「おいそこまでだ!」
それを見かねた士郎が割って入り、二人を押さえる。
「…っ、士郎!」
「何だこのガキ!」
「こんな公共の場で喧嘩するな!
他の人の迷惑になるからな。
…それで武とあんた、何があったんだ?」
「この人がこの子がぶつかってきたからって思いっきり殴って怒鳴り散らしてたんだ。
俺はそれを止めに入ったんだ」
「あのガキがぶつかってきたのが悪いんだよ!
小せぇチビの分際で俺にぶつかりやがって!!」
「でもだからってそこまでする必要はないだろ!
今すぐ謝れよ!
この子は悪気があってぶつかってきたんじゃないんだし」
「黙れぇっ!!!!」
「…っ!」
男の怒号にその場にいた皆はビクッと震えた。
ちなみに善逸に至っては耳を塞ぎこんで蹲っていた。
「どいつもこいつも俺のことバカにしやがって…!
ムカつくんだよこのクソどもがああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
「お、おいっ、この反応は…!」
「こいつ、転生者なのか!
皆今すぐ離れろ!」
その瞬間、男の体が稲光を帯びたと思ったら巨大化した。
その姿は先ほどの男の面影はなく、皮膚のない人体の巨人のような姿だった
それを見た人たちは先ほどの親子も含め悲鳴を上げながら逃げていった。
「こいつは、進撃の巨人の超大型巨人!」
「まずいな、このままだと街が危ない!」
「そうだとしたら、こっちもやっちゃうデース!」
「えーっ!?
あんなでかいのと戦うのぉ!?」
「それでもやるしかないよ!」
「あぁ、行くぞ!」
『キラメイゴー!
キ・ラ・メーイ!!』
『キラメイチェンジ!!』
士郎たちは変身し、続けてキラメイチェンジャーを操作する。
『魔進ファイヤ!』
『魔進マッハ!』
『魔進ショベロー!』
『魔進ジェッタ!』
『魔進ヘリコ!』
それぞれの音が聞えた途端、キラメイチェンジャーから巨大な五つの宝石が出現し、消防車・スポーツカー・ショベルカー・ジェット機・ヘリコプターへと変形する。
『俺、参上!』
『最初に言っておく、今回はマジでやばそうだ!』
『俺たちの強さにお前が泣いた!』
『お前、僕たちと張り合ってみる?』
『ヘリコ降臨、満を持して』
ファイヤ、マッハ、ショベロー、ジェッタ、ヘリコと呼ばれる五機の魔進に士郎たちが乗りこむ。
「よし、敵はあのでかいのだ。
合体で行くぞ!」
『おう、任せな!』
『魔進合体!』
ショベローがファイヤによじ登って左側に配置し、更にマッハがファイヤのラダーで伝ってファイヤの上に登って配置してファイヤの前部分が変形して足になると同時に立ち上がり、マッハの車体が割れて中から顔が出現し、一体のロボットとして完成する。
『完成 ランドメイジ!』
『ランドメイジ!!』
一方で、ジェッタとヘリコは変形し、ジェッタが下半身としてヘリコが上半身として合体し、その際にヘリコの羽の根元から顔が出現して一体のロボットとして完成する。
『完成 スカイメイジ!』
『スカイメイジ!!』
「はっ、ガラクタが二体で俺に歯向かうのか?
笑わせんなクソどもが!!!」
巨人は吼えながら二体に向かって走ってくるが、ランドメイジが真正面から受け止めて抑え込む。
『へぇ中々パワーがあるじゃねぇか!』
『しかし、こいつを一刻も早く倒さねば!』
『ほんなら、俺らの力でねじ伏せるで!!』
ランドメイジは思い切り踏み込んで押していき、巨人の体が後ろへと下がっていく。
「くっ、舐めんじゃねぇ!!」
巨人が手を振り払い、攻撃しようとした途端、上空からの攻撃に怯む。
上空を見るとスカイメイジが空を飛んで両手の銃で撃ってきたのだ。
「がはっ、この!
ならこれならどうだ!!」
巨人は全身から勢いよく蒸気を噴射して霧を発生させる。
「ぎゃーっ!!
霧で前が見えないよぉ!!」
「それなら俺たちに任せろ!
いろは!」
「うん!」
スカイメイジがプロペラを使って風を起こし、霧を晴らす。
しかし、巨人の姿は消えていた。
「っ、後ろだ!」
「くっ、ファイヤ!!」
『おっしゃあ、行くぜ行くぜ行くぜぇ!!』
すぐ後ろまで来ていた巨人に目掛けて強烈な回し蹴りを食らわせ、そこから右腕のラダーの伸ばして押さえつける。
「ラダービヨンド、デース!!」
『最初に言っておく、俺の車体は頑丈だ!!』
「いやそこは言わなくても良いデス」
『いや、騙したら悪いと思ってな』
そう言いながらもマッハは元のスポーツカーに戻って分離し、ラダーを伝って巨人に突撃し、追撃を繰り返す。
「えぇい!」
後ろからスカイメイジが急接近しながら銃を連射しそのまま地面に降り立ち、プロペラを勢いよく回す。
「そりゃっ!!」
勢いよく飛び上がり、そのままプロペラで巨人の背中を切り刻む。
「ぐはぁ!?」
「よし、これでとどめだ!!」
『ランドラウンドスマッシュ!!』
再びマッハが合体したランドメイジはラダーで押し付けた状態で飛び上がり、ラダーを縮めて急接近しながら左腕のショベローを回転させて連続で巨人を殴る。
「く、くそがぁーーーーーーーー!!!!」
巨人は叫び声をあげながら倒れ、元の男の姿になり気を失い、特典は宝石に変化して回収された。
闘いが終わり、武は一人宝石の解析をしていた。
「武、お疲れ」
「士郎か、お疲れ様!
…今回のは、ハズレだったぜ」
「確かに、そうらしいな…。
けど、それ以上の成果があるらしいぜ?」
「…?」
そう言ってると士郎の後ろから小さな子供が走ってきて、その後ろからその親が走ってきた。
よく見ると先ほど男に殴られた子供とその子供を宥めていた親だった。
「お兄ちゃんっ!
助けてくれて、ありがとう!!」
「うちの子供を助けていただき、ありがとうございます!
何とお礼をすれば良いか…」
「いや気にしないでくれよ!
俺は単にあいつが許せなかったから…」
「でもありがとうしたいの!」
武はお礼の印を断ろうとするが、子供がどうしてもお礼をしたいと言うので少し困っていた。
「…そうだな」
少し考えた上で、武はしゃがみこみ子供の頭を撫でる。
「じゃあ、今度良かったら何かして一緒に遊ぼうぜ?
できればスポーツみたいな怪我する以外の、例えばゲームとか、そんなのでどうだ?」
「えっ、じゃあかくれんぼとか鬼ごっこでも良いの?」
「まぁな、後はテレビゲームでも。
…言っておくけど俺その手のこと強いぞ~?」
「うんっ、僕も負けないからね!
バイバーイ!!」
「じゃあな」
「あの、よろしかったのですか?
もっとこうお菓子でも…」
「あの子がして楽しいことが、俺にとってはお礼みたいなもんなんで気にしないでください」
「そうでした、そういうことでしたら、私も失礼します。
こら、待ってぇ!!」
親は一礼してから子供を追いかけるために走っていく。
「ははっ、子供って元気なのな」
「お前、年齢的に中学生だし俺たちの中じゃ最年少だろ?」
「確かにそうかもな!
…それにしてもそう言われるとまだまだ体動かしたくなるな。
よし士郎!
屋敷の道場で竹刀打ち合おうぜ!」
「えぇ!?
剣道でお前の相手は結構キツイぞ!?
…しょうがない、お手柔らかに頼むぜ」
「決まりだな!
よし、じゃあそうと分かれば早く帰ろうか!」
武は楽しげに笑いながら士郎の肩を掴み、屋敷に帰るのであった。
「んっ?
あれ善逸じゃないのか?」
帰り道に武が善逸を見つける。
二人の少女と一緒にいるみたいだが、その内の一人に馬乗りにされて殴られていた。
もう一人については、止めようか迷って狼狽えていた。
「おいおい、あいつ何されてんだよ!
おいやめろ!!」
士郎と武が止めに入るが、殴っていた少女は怒りが治まらないようで拳を振り回している。
「放してください!
このバカはここで殴り倒さないと気が済まないんです!」
「一旦落ち着けって!
…おい善逸、大丈夫か!?」
「ぶふっ、うぅ…」
善逸は息はしているが潰れたトマトみたいに腫れ上がっていて、とても話せる状況じゃなかった。
「それで、何でこんなことになってるんだ?」
士郎は狼狽えていた少女に話を聞いた。
「えっ、えぇっと…。
この人が具合を悪そうにしてたので心配して声をかけたんですが、その時に結婚してくれってすがり付かれて…」
「ふんふん」
「それで、彼女が止めに入ってくれたんですけど、その時にこの人が『あっ、流石に君みたいな子供には求婚しないから』って言って、それで怒りで我を忘れて今みたいな状況に…」
「…完全に善逸が悪いじゃねぇか」
「うがぁあ!!
放してくださいっ、私を子供呼ばわりしたことを後悔させてあげますよ…!」
「あっ、ちょっ!」
あまりの勢いに士郎と武の腕を振り払い再び善逸に向かって拳を振り下ろそうとするが、もう一人の少女に取り押さえられる。
「も、もうやめてくださいよめぐみんさん!
すみません、あとのことは私が何とかしますから、失礼します!!」
「ちょっクリス、放してくださいよ!!」
めぐみんと呼ばれた少女は、そのままクリスと呼ばれた少女に連れられる形でその場を去った。
「…何だったんだ?」
「とにかく、善逸を連れて帰るぞ!
武、いろはに連絡してくれ!」
「わかったぜ!」
武が連絡を終えた後、すぐに二人で善逸を連れて帰ったのだった。
魔進たちの性格とか声ですけど、仮面ライダー電王のモモタロスたちを元にしてます。
この作品について
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このまま続けて欲しい
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リメイクして欲しい