重装傭兵ロドス入り   作:まむれ

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だくしんスカジをどくしんスカジと見間違えたので責任を持って濁心に戻すために初投稿です。


Contingency Contract β
異界 CC.01 増幅:傭兵機動Ⅰ


「は? 面白い冗談ですねドクター」

 

 昼下がり、ロドスアイランドの甲板で仕事をサボっているドクターと雑談に興じていた傭兵は上司をはっきりと馬鹿にした。

 

「いやいや、冗談でもなんでもないよ。スカジと一緒に来た君だからこそ(・・・・・・・・・・・・・・・)聞いてみるのさ」

 

 ――君は厄災と言われた彼女と交際しているのかい?

 


 

CC.01 増幅:傭兵機動Ⅰ

 


 

 スカジと名乗るオペレーターとは長い付き合いであった。ロドスへ来る前、傭兵同士徒党を組んで腕試しに行ったのが初対面で、それから腕前に惚れ込んだ傭兵が付きまとったのが始まりだ。

 情報屋をこき使い、やたらと邪険にする賞金稼ぎにそれでもと密着し、諦めが100%を占める溜息と共にコンビを結成し、やがてロドスアイランドという船に流れ着いた。

 

 結局は彼女の求めるものがあったからと所属することになったが、それのみを欲した傭兵の相棒は周囲と馴染もうとはしなかった。交流を求めるオペレーターには感情のない言葉で応対し、戦場では自分の力だけで解決せんと全力を出してドン引かれ、それが悪循環を生んで誹謗中傷にまで肥大した。

 

 当然、相棒は自分しかいないと公言する傭兵は現状にブチ切れた。

 

 そりゃあこの愛想の欠片もなくて表情筋が死んでると言われても反論出来なくて人外じみた力を持つコミュニケーション能力を荒野に捨ててきたような社会不適業者だとしても!

 そこに悪意なんて欠片も含まれておらず、むしろ過去の話を聞いた自分だからこそはっきりと言えるが、それは彼女の優しさなのだと。

 親しくなった相手が一人残らず事件や事故で命を落としているとなれば、心を開く事だって躊躇うだろうと。

 一度や二度なら偶然でも、それが三度四度五度と続けば必然だ。

 

 だから、偶然が両手で数えられなくなる前に独りになることを選んだ心優しい女性なのだと。

 ドクターから放送室の鍵を盗んで(借りて)ロドス全艦に思いのたけをまき散らしただけである。

 

 ――何も話さないのを良い事にあることないこと尾ひれ付けて広げやがって!

 ――俺は話して貰ったから知ってるんだ! 優しいんだぞあの人は!

 ――そりゃああの人が八割がた悪いけど、中傷じみたことを言うのはいくらなんでも酷すぎだろうが!

 

 お昼ご飯を食べるには良い時間帯に、防音室を無意味にする程の声量でマイクを過労死させんと傭兵は叫ぶ。

 普段の陽気なBGMが流れるはずのスピーカーから、男の荒々しい声が大音量で流れてくれば、何事かとロドスのオペレーター達が足を止める。

 

 ――お前らは知らないだろうけどなあ! あの人は朝が弱いんだぞ!!

 

 渦中の賞金稼ぎは突然の出オチに座っていた椅子を粉砕した。

 

 ――寝間着が若干大きいせいで肩のところが丸見えだし、ぼんやりと眼を擦りながら起きてくるけど朝ご飯を作れない!

 

 今度は賞金稼ぎがキレる番だった。

 

 ――ご飯を作らないと拗ねるんだぞ! ロドスに来る前は俺が無理矢理付いてきて全部世話を焼いていたから、それがここに来ても習慣が抜けきってない!

 

 あれだけ距離を取っていたはずのオペレーター達が、生温い視線を向けてきて一部は肩を叩いて通り過ぎていく。彼女には屈辱的な時間が始まった。

 

 ――敵をぶった切る事と装備のメンテナンスと風呂に入って寝ることしか出来ないと言われて反論できないとしてもだ!

 

 この時点で常在戦場を心得て武器を携帯していた彼女は武器を構えて食堂を後にしていた。

 

 ――俺には優しくしてくれたんだ! 疲労を隠してもすぐに見抜いて寝ずの番を引き受けてくれたり、なんだかんだ言い訳しながらその日を休みにしてくれたり!

 

 後にすれ違ったオペレーター達は口を揃えて言う。「ああ、本当にヤバいのってあの時みたいなんだなって」……それが彼女がロドスに馴染む理由の一つになった。

 

 ――何い? 気まぐれかもしれないって? あーーそうだよな! お前らは聞いたことないもんな! 目を覚ましたけど枕が枕じゃなくて太ももだった時の気持ちなんてお堅くて行儀の良いロドスのオペレーターは知らねえよな!

 ――めっちゃ柔らかかったぞ! その上でなんだこれって視線で問いかけるとちょっと恥ずかしかったのか黙殺してくる時の顔たるや!

 

 彼女は風になった。今まで行ったどの救援作戦時よりも早く、クランタを置きざりに出来る程の速度で放送室へと向かった。曲がり角は壁を蹴り、トップスピードを維持して直角に曲がりきる。傭兵の死の瞬間は爆速で迫ってきていた。

 

 ――無愛想で何考えてるのかわからないってのはわからんでもないがよ! 注意深く見るとちょっと目じりがあがってたり口元を歪めてたり、意外とわかりやすかったりするんだぞ!

 ――救援作戦で死にかけのやつを運んだあとは助かったかどうか報告来るまで気にして部屋でうろうろしてるし、助かった時は声が浮ついてそうじゃなかったらその日はもう寝てしまうし。

 

 放送室のドアは目前だ。

 狩人は剣を構える。

 一閃。

 

 埒外の膂力で大質量を叩きつけられたドアが、真っ二つになって放送室の壁に叩きつけられる。轟音と言って差し支えない音量は当然マイクを通してロドス中に流れ、多くのオペレーターが耳をふさいだ。

 

 

 ――ビックリした! スカジぃ! どうすんだよこれ、俺がドクター達に怒られるだろうが!

 ――あちょっとまってなんで剣が俺に向けられてしかもそんな怒って。

 ――そうですね、ちょっとしたおちゃめのせいですねだからってこのドアが未来の俺なんてことは。

 

 ……静寂。

 騒がしかったスピーカーが不気味な沈黙を保ち、直前のやり取りを反芻した職員たちは何も聞かなかったことにして職務へと戻った。

 放送室をジャックして暴露大会した男の安否? なんのことかなあ……

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は別に気にしてないのよ。あなたみたいな人の方が可笑しいって事は、考えるべきね」

「はい、おっしゃる通りです……」

 

 会議室で、傭兵が詰められていた。椅子に座る賞金稼ぎと対象的に、硬い床に膝を畳んだ正座態勢のガチ詰めである。

 

「けどよお、お前がある事ない事言われるのは我慢ならねえんだよな」

「……気持ちは嬉しいわ。だからって、言わなくても良い事まで言うのはよくないと思うの」

「何もわからないから怖がられてるって考えたら、ちょっとプライベートな事を暴露すれば親しみやすくなるかなと」

「もっと話を選びなさい! 私の事を恐れていた人たちが、一転して微妙な顔で私を見てくるの、本当に恥ずかしかったのよ……!」

「そりゃ話した甲斐があったもんだ」

 

 ゴン、と鈍い音が響く。賞金稼ぎの拳が傭兵の頭を強烈に叩いた音だった。

 彼女からしたら正しく堪ったものではない。関わりの深くなった相手が軒並み“不幸”に見舞われた過去を持つ彼女は、今のところ唯一の例外と言っていい傭兵だっていつ居なくなってしまうのか、ふとした拍子に不安に思うのだ。この上で二人三人と友人を作る心的余裕はない。

 

 それに、誰であろうと絶対に言うつもりはないが騒がしいこの傭兵が居るならばそれだけで良いと考えるくらいには彼の存在に満足している。言うと調子に乗るから絶対に言わないが。

 だからモーニングコールは任せているし、朝と夜の食事は作ってもらっているし、休暇で出かける時も大体一緒に行動している。そこを解ってくれずに言いふらすのは暴挙を通り越して戦争だろう。

 

「次に似たような事をしたら甲板に吊るすわよ」

「はっはっは」

「………………」

「あ、これマジなやつか。わかったわかった、ロドスに来る前とかも色々あったもんな」

 

 作り笑いで言質を取らせまいとした傭兵を無言で連れ出そうと立ち上がった賞金稼ぎに一瞬で保身に走ったのは悪くない判断だ。

 

 色々、そう色々あった。

 

 賞金稼ぎが傭兵に弱音を吐いた記念すべき第一回。引き剥がしても引き剥がしても頑なに付いてきたり目的地に先回りしてくるストーカーが、死ぬ事なく数ヶ月と共にするに至りこいつは大丈夫かもしれないと恐る恐る手を伸ばした日から十日後。友人知人が軒並み死んでいく呪いじみたものがあると切り出して、『じゃあ死んだらそれまでって事で』とシリアスを盛大にぶち壊して無言の抵抗と圧力(物理)を受けた事とか。

 

 厄災と恐れられていた賞金稼ぎの実力が飛びぬけているため、コンビと言ってもほとんど仕事をしていないことに危機感を覚えたら案の定初対面の傭兵団に馬鹿にされまくった事とか。依頼を終えて都市から出るころには何故か傭兵団が解散していた事に冷や汗が止まらなかったのは内緒である。

 

 細かい事が苦手だと気付いたのも一緒にいるようになってからだろう。土よりマシという携行糧食を躊躇なく噛みしめ、武器に出来るのではと揶揄される激マズパン擬きをスープに浸して食べるといった食事と言う行為を冒涜していると言って過言でない食生活に、財布を握ることを決意した事。初めて作った料理は出来栄えも悪く今と比べれば美味しくなかったが、それでも賞金稼ぎは美味しいと言って食べてくれた話とか。

 

 コンビ結成して一年目に傭兵が注意を怠ったせいで生死の境を数日ほど彷徨い、やっぱり不幸を呼ぶのだと消えた賞金稼ぎを追いかけたりとか。曲がりなりにも一年行動を共にしてきたのに突然ブッチされ、勝手に死んだことになった傭兵は割と怒っていた。懐かしいものを見るような顔の情報屋が全面協力したために呆気なく捕まった賞金稼ぎに本気の説教をかました事とか。

 

 特に濃いのはこれら辺りだろうか、それ以外にも大小様々な思い出があり、密度の高い生活を送っていた事がよくわかる。 

 

 例えばシラクーザへ滞在していた時に発生した臨時の任務で幼い少女を鉱石病に感染させたクズを粛清したり、リターニアでは試作兵器の実験に付き合ったものの賞金稼ぎの地力が強すぎてあんまり意味がなかったり、ヴィクトリアの不味い飯にずっとしかめっ面だったり、イェラグでは政争に巻き込まれてめんどくさくなったので最終的に二人で物理的に解決したり、炎国の龍門ではなんか建物一個ぶっ壊すことになったし、クルビアを一周した時なんか常に正体不明の勢力に襲われていた。

 

「ちょっと、聞いているの?」

「ごめんちょっと聞いてなかった」

「まったく……今日のご飯の話よ。私、ハンバーグが食べたいわ」

「それ昨日も言ってたじゃねえか。野菜も食べねえとダメだぞ」

「でも今日も食べたいの……駄目かしら?」

 

 残念そうに声のトーンを落としつつも、我儘を言っている自覚はあるのか傭兵の様子を窺うようにお願いする姿を見れば――

 

「明日は別のにするからな」

 

 渋りつつも彼女の期待に応えてしまうのが傭兵の甘い部分であり、悪いところだった。

 

「それから明日の朝食なのだけれど」

「はいはい味噌スープな。一週間くらい毎日飲んでるけどそんな美味しいかあれ」

「意外と悪くないわよ。身体にも良いらしいじゃない」

「そうじゃなきゃ毎日おんなじもんなんて許さねーよ」

 

 また食堂に保管してある食材を借りるためにドクターのところへ行かなきゃなあと傭兵は見て見ぬフリをしてくれたワーカーホリックな上司の姿を思い浮かべる。しかし、行けば間違いなく始末書も書かされるだろう事も思い出して気が進まない。が、これもまた相棒のためだと傭兵は己を奮い立たせた。

 

 


 

 

「いや付き合ってないですよ」

「今の話の後でそれを言うのかい!?」

 

 ドクターは驚愕のあまり動かしていたペンを天井まで飛ばした。放送室をジャックした後の話はわざわざ聞くことでもないからと触れなかったが、ここに来て特大のネタがあったなんて。ふっつーに浮いた話が間近にあったなんて惜しい事をした。

 しかしそれを言う傭兵の顔は文字通り心外そうであった。何言ってるんだこいつと言わんばかりの顔を隠そうともしていない。

 

「大体、スカジがそんな愛だの恋だのに興味あるように見えます?」

「あのね、スカジがそんな一面あるって私は今日知ったんだよ。もしかしたらあるかもしれないでしょ」

 

 というか、ドクター的にはぶっちゃけそれ恋人と何が違うの? と言いたいくらいだが。朝に起こしてご飯を用意しつつ身支度を手伝い、休みの日には二人でよく並んで歩いている――そもそも一人でいることの方が少ない――なんてもう恋人だろう。いや恋人通り越してもはや夫婦と表しても過言ではない。

 それで付き合っていませんってのは無理があるはずなのだが……この傭兵はマジでそう思っているとドクターは見抜いていた。

 

「いやないない。加入したときに俺達は一部屋で構わないって表情も変えずにスカジさんが言ってたからな」

「初耳だ………」

「あー、まだドクターいなかったっけ」

「お二人とも? 私語はそこまでにして早く始末書を完成させてくれませんか」

 

 コータス族の少女が、無駄口を叩く二人の男に満面の笑みを向けて机を指で小突く。とんとんとん、と私語を全くするなとまでは言わないが、二人ともペンを止めている現状には流石に口を挟む。一回り二回りも下の少女へ何も言い返さない辺り、少女がどれだけ恐ろしいかを二人はよくわかっていた。正論過ぎて返す言葉がないとも言う。

 

「その」

 

 しかし、予想外にも当の少女がちらちらとこちらを見た後、ややあって傭兵に声をかける。

 

「あ、はいなんでしょうアーミヤ社長」

「確かに面接時にその話はお聞きしましたが、本当にお付き合いされていないのですか?」

「ええまあ」

 

 いくら厳しく仕事を割り振り妥協を許さない生真面目な性格だろうと年頃の好奇心には抗いきれなかったらしい。年相応な一面を垣間見た傭兵は一転して微笑ましい気持ちになった。

 さりげなくペンを置きながら「そうですねえ」と視線を上に向ける。ドクターも便乗して筆を置いた。この部屋には時計が置いてないが、窓の外の様子から見るに大体の時間を予想した傭兵は口を開く。話を選べとは言われたが、上司の言葉に逆らうことは出来ないのだからこれは不可抗力。

 

「スカジの奴がどう思っているか知らないですけど、あいつには俺が居てやらないとダメですからね」

「そ、そうですか……」

「携行糧食で三食賄おうとするんですよ? そんなのほっとけねえですよ」

「なんか、お母さんみたいですねその言い方……」

「おか……いやそんなのじゃないんだが」

 

 あれ? 思ってたのと違うような。コータスの少女は内心で首を捻る。

 

「剣一本あればいいなんて考えてるもんで備品の買い出しや申請も俺がやってますし、財布は任せるってんで資金の管理もしてます」

「やっぱりお母さんではありませんか?」

「…………そうかもしれねぇ」

「確かに浮ついた雰囲気が感じられないね」

 

 ドクターが苦笑交じりに言うがそれを見咎められてサボっているところもバレ、少女の説教が始まった。傭兵の場合は少女が見せた好奇心に応えるためというお題目があったが、ドクターの場合は純然たるサボりである。少女は怒りながらもきびきびと腕を動かさせ、空白の多かった紙を文字で埋めさせていく。

 

 横でその光景を見つつ、傭兵も再びペンを持つ。放送設備の無許可使用、鍵の窃盗と保管室への侵入、それから真っ二つになったドアで器物破損の罪状が付いてきて、そこに食堂の椅子も加えられた。偶然鍵が開いていなければここに不正開錠の項目も加えられていただろう。

 少女は話がわかる相手なので傭兵の相方たる賞金稼ぎが粉砕・両断した設備の分もキッチリ原因の根本へと責任を背負わせたのだが、優しき少女もまた心無い噂をどうにかせねばと考えていたので形式的に書かせているだけに過ぎない。酸いも甘いも嚙み分ける……とまでは言わないが、その程度の清濁を合わせるのは出来る。

 

「……ところで掃除や炊事をしてるみたいだけど、洗濯とかは流石にしないんだね」

「ああ、それなら断られました。いくらなんでもそれくらいは出来るって」

「そこは出来るんだ……」

「既に断られていたんですね……」

「そうよ、いくらなんでも洗濯くらいは出来るわ。あなたが着いてくるまでは一人だったんだから」

 

 ぴたり、と部屋にいた全員が動きを止める。

 真っ先に動いたのはドクターで、片腕を横に伸ばして首を振っていた。一瞬で現れた複数の殺意の余波を感じ取っていた傭兵は圧力が消えたことでやっと息を吐く。彼の予想では、あと数秒ドクターの復帰が遅ければロドスの区画が二つか三つばかし大破していた怪獣大決戦が始まっていただろう。

 

「えっと、スカジさん、いつの間にここへ?」

「たった今よ。彼ったら、私のご飯を用意するって言ったのにいつまでも戻ってこないから」

 

 恐る恐る口を開く少女に対して賞金稼ぎの声はフラットだ。日々の延長線とでも考えているのかもしれない。

 

「……その、次からはきちんとドアをノックしてくれると助かります。貴方への風評はかなり和らいでいますが、今みたいな事をすると刺激される方がいますので」

「それは失礼したわ。でも彼を連れて行ったらすぐに出ていくから」

「ええとですね、彼はその、今書類仕事をしていまして」

「あ、終わったんでここ置いておきますね」

「えっ」

 

 少女とドクターは驚愕した。今までやる気なくだらだらと書き進めていたものを、この短時間でさくっと終わらせた傭兵に不信感たっぷりの半眼を向ける。何か言ってやろうと二人で傭兵の提出した紙をじっくりと見るも、文句の付け所がない程度にはしっかり完成されていた。

 

「わかりました、もう帰って大丈夫ですよ」

「よっしゃ、んじゃ飯の準備するかあ……」

「今日は私も手伝うわ。任せきりばかりじゃ悪いもの」

「最初はまな板ごと斬ってたのを考えると今は凄い上達したよな。簡単なもんなら一人で作れるようになったし」

「ねえ、他の人がいるところでそれを言う意味がどれ程あるのかしら」

「褒めてるからいいんだよ」

「そ、そう? ならいいのだけど……」

 

 使用していたデスクの上を綺麗に片付け、道具を元の場所に戻した傭兵は迎えに来た賞金稼ぎと連なって部屋を出ていく。

 二人だけになった部屋で、少女とドクターは顔を見合わせた。

 

「なにあれ」

「さ、さあ……」

 

 

 

 

 

 




この話は主に-196℃ 日向夏500mlとこだわりレモンサワー檸檬堂500mlとSTRONGZEROダブルパイナップル500mlを主成分に製作されました。正直すまんかったと思っている

CCはIFを書いていく感じで(雑)

大陸版で実装されているがこっちでは未実装のオペレーターを出したくなったのでオペレーターのネタバレ上等で出しても良いですか?

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