独裁政権を倒したばかりの革命政府が、今度は外から入ってきたたった一人の男に打倒されたら国はどうなるか。そりゃ大混乱さ。まぁ、僕の圧倒的な力の前では、皆逆らわないがね。当初の目的であるロンドベル殲滅はほぼ達成された。僕はここで理想国家建設に邁進しようと思う。特にやりたいこともなくムカつくやつを殺してたらロンドベルに殺されそうになったけど、今は僕をいじめてくる奴もいない。やっと落ち着くことができたんだ。ここらで一休みして、僕のために存在する国を作るんだ。僕の、僕による、僕のための国家だ。これこそ僕のような素晴らしい人間に相応しい事業であり、財産だ。世界をユートピアにする!!
そしてサイド3を統治下に置いた僕は、サワユキ王国の建国を宣言し、僕が初代国王に就任した。ルオゾールを宰相にしてやろうと思ったけど、あいつは地上に引きこもってたからダメだな、中米の侯爵にでもしてやるか。
ヴォルクルスの分身四体を僕の分家として公爵にしてやった。しかし上半身二体は「ヴヴ・・・・・・」下半身二体は「ヴオオ・・・・・・」としか言わんので喜んでるんだかよくわからん。
サイド3に残っているめぼしい人材を登用してやろうと思ったけど、だいたいこの戦争で死んじゃってるなあ。
仕方ないので一般兵でもいいから募集した。
しかし、建国記念式典も志願兵募集も無視された僕は、誕生日パーティーを開いてもらえなかったり遊びに誘っても断られた大学時代を思い出し怒り狂った。見せしめにコロニーの一基を破壊すると、ザクや旧型ザクに乗った雑魚どもがペコペコしながらやってきた。ふん、大衆というのはずる賢いやつばかりだな。
他にもモビルスーツを隠しているやつがいるはすだ、サワユキ王国でモビルスーツを所有する者はすべてサワユキ王国軍に志願するように、拒否すれば死刑、来なくて見つかった場合はコロニーごと抹殺すると宣言した!!
すると、もう少しまともなドムやゲルググもきた。やはりな、ジオンは残党が山ほどいるんだからこれぐらいいると思ってたわ。
僕の手から逃れようと、アクシズや中立コロニーに向けて全速前進するムサイや民間船は裏切り者として全て撃沈。
こうして我がサワユキ王国軍の陣容は整った。
次は王国政府でも整えようかと思っていたら、今度はティターンズが我が王国に侵攻してきたのだった。卑怯なティターンズらしく、ロンドベルを捨て駒にして消耗させ、弱ったジオンを自分達が占領して手柄を独り占めする気だったのだろう。しかし残念だったな、ジオンはサワユキ王国という素晴らしき国に生まれ変わったのだ。ティターンズなどというクズどもは鎧袖一触だ!全軍出撃せよ!!