・サワユキ王国軍
ヴォルクルス完全体(サワユキ)
ムサイ×2(一般兵)
ゲルググ×3(サワユキ王国一般兵)
ドム×3(サワユキ王国一般兵)
ザクⅡ×5(サワユキ王国一般兵)
旧型ザク×3(サワユキ王国一般兵)
我がサワユキ王国軍の全戦力がこれだが、あまりにもみすぼらしい。せっかく建国初の、しかも祖国防衛戦だというのに、情けないものだ。正直ぼくのヴォルクルス以外は戦力として数えられないが、王の親征に臣下が誰も来ないというのはおかしい話だからな。分身達?、ああ、今では四公爵か。公爵達は国内の不逞の輩を監視するために残しているよ。ティターンズごとき、僕だけでも十分ってなもんだ。
王国ではギレン総帥暗殺による内戦でも破壊を免れた工場に、ドーベンウルフやクィン・マンサといった使える機体の生産を全力で命じている。加えて、全国から志願(強制徴募)させた人間を片っ端からニュータイプかどうか検索させ、ノーマルの人間は強化人間にさせている。これは流石にバレれば死を覚悟して反乱するだろうから、少しずつやっている。いずれ全国民にさせるがな。全ての資源人材はまず軍備増強につかうのだ。国が滅びれば何にもならんし。そもそも王たる僕が最前線で戦ってるんだ、銃後の人間が飯抜きでもゴタゴタ言うな。
我が軍は僕を取り囲むように部隊が丸く展開している、方円の陣だ。僕のヴォルクルスから離れないように命じている。これは、逃亡しようとしたらアストラルビームで即抹殺するためだ。王を見捨てて逃げる臣下など、万死に値する。まぁ、逃げればコロニーごと家族を殺すと聞かせているから、ないとは思うけどね。
陣形図
ムサイ
ドム ヴォルクルス ザク
ゲルググ
・ティターンズ軍
ドゴス・ギア×3(ジャミトフ、バスク、ジャマイカン)
ジ・O(シロッコ)
サイコガンダムマークツー×2(フォウ、ロザミア)
ハンブラビ×3(ヤザン、ダンケル、ラムサス)
バウンド・ドッグ(マウアー)
アッシマー(ブラン)
ゲーマルク(ヨシコ)
ギャプラン×6(ティターンズエリート兵)
ガブスレイ(ティターンズエリート兵)×6
ヨシコ・ドウナイはバスク指揮下のドゴス・ギアの医務室で治療を受けていた。東京台場の戦いであいつが呼び出したと思われるデモンゴーレムの奇襲特攻を受けて死ぬ寸善、ライラ大尉が身代わりになって戦死した。自身も重傷を負ったが、ライラ大尉がいなくなったことを考えると痛みは消えた。サワユキ討伐作戦が発令されると、包帯を引きちぎりバスク大佐に参加を志願しにいった。悪辣なバスク大佐は私とあいつが兄妹間で殺し合う姿を心の中で思い浮かべ、喜び、許可を出した。しかし、そんなことはどうでもよかった。この討伐艦隊に渦巻く誰かの陰謀の感触も気にならない。ヨシコはただ一心しかなかった。
あいつ、サワユキ・ドウナイのせいで、お母さんは死んだ。ライラさんは私のせいで死なせてしまったと頭を下げてくれたが、悪いのはあいつのせいに決まってる。そして母親代わりになってくれたライラさんもあいつに殺されてしまった・・・・・・
もう絶対に許すものか。血の繋がりなど関係ない。次こそは必ず躊躇わずにファンネルで撃ち殺してやる。