仗助に双子の姉がいたらというもしも パート4  第五部へGO!   作:蜜柑ブタ

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今回は、リゾットのプロフィールから抜粋した、リゾットの人生の歩み。


オリジナル展開です。



まだブチャラティ達とぶつけてません。


数奇な人生を歩む暗殺者

 

 リゾット・ネエロ。28歳。パッショーネの暗殺チームのリーダー。

 

 暗殺という組織の中でも特に血塗れのチームのリーダーでありながら、そのきっかけとなった彼の人生の転機は意外なモノである。

 

 従兄弟の子供が、酒飲み運転で事故死した。世間はこの事故を起こした運転手に数年だけの刑を科しただけで許してしまった。

 

 だが、当時15歳にも満たなかったリゾット・ネエロは許さなかった。

 

 18歳になった彼は、その運転手を暗殺。そして裏社会で生きることとなる。

 

 21歳でスタンド、メタリカを覚醒させ、以後組織の暗殺チームに入る。

 

 だが自分達がどれほど組織のために貢献してきても、組織は汚い仕事に手を染めるからという理由で暗殺チームを疎んできた。

 

 当然だがチームは組織に反感を持つ。リゾットを始め、これまでブチャラティ達と戦ってきたのは、そんな風に組織に必要とされながら、疎まれていたという矛盾した存在だったのだ。

 

 そしてあるとき、ソルベとジェラートいうチームの仲間が組織に惨殺された。あまりの酷い死に様の死体を送りつけられた結果、2年もの間、組織に逆らえばどうなるかという恐怖という首輪をかけられた。

 

 トリッシュという、娘が見つかるまでは。

 

 なぜ彼らがトリッシュを狙い続けたのか。理由は至極簡単だった。トリッシュがボスに繋がる最大のカードとなると判断した彼らは、一斉に反旗を翻し、ボスを殺して組織の大きな収入源である麻薬ルートを入手するため、これまでブチャラティ達を襲い続けたのだ。

 

 これまでの彼らの顛末を見たモノならば分かるだろう。今やチームは壊滅状態。残されたのはリゾットのみとなった。

 

 だがそれでも彼は諦めない。仲間の弔いのため、栄光を掴むため。たった一人残された彼を支えるモノは様々だろう。

 

 そんな数奇な人生と孤独に落ちてしまったリゾット・ネエロに“運命”は、手を差し伸べた。だが、それが果たして吉と出るか凶と出るかは分からない。

 

 イタリア全土を恐怖に陥れている赤い根っこの塊と邪視の存在。

 

 それがなんなのか分からなくても、出会ってしまえば自分もまたその被害を被る可能性があることは暗殺チームの情報網なら簡単に入手できた。

 

 そしてブチャラティ達の足取りと、死んでいった仲間達が残してくれた情報を元にサルディニア島へやってきて、邪視と遭遇した。

 

 しかし、ブチャラティ達の仲間か、あるいは組織の人間である可能性を危惧したにも関わらず、一般観光客だと判断した己は、それまで培ってきた暗殺者としての冷酷を捨てて一般観光客の少年を邪視から逃がすべく動いていた。今思えばそれは、従兄弟の子供と一般観光客の少年を重ねてしまったからかも知れない。

 

 不死身のような邪視を相手にしていて、やがて……。

 

 リゾットは、半分になってしまった視界の中で、奇妙な感覚と自分ではないモノが今、体内に入り込んでいてコレが持つ情報を共有している。視界が半分であるのに、右半分に映るモノがなんであるかはハッキリと分かるのだ。

 

 その存在が自分が先ほど相手をしていた邪視と赤い根っこの塊であることは分かる。だが不思議とソレを拒絶する気にならなかった。

 

 目の前にいる存在のせいだろう。

 

 

 

「ボス! ボスぅうう! 邪視が、あの根っこみたいなのが、リゾットを!」

 

 

 『落ち着くんだドッピオ。落ち着くことが大切だ!』

 『お前が今置かれている状況は、好機だ!』

 『リゾットは、邪視に食い殺されたのだ!』

 『放っておけばあとは…。』

 

 

 

 リゾットは、一言も自分の名を口にしていない。

 一般観光客だと思った眼前の少年は、彼の内側から聞こえてくる別の声と共に、リゾットのことを知っていたことをリゾットに教えた。

 そうなって一瞬にして理解した。

 自分に寄生したコレは、自分にとって敵を同じくするのだと。

 そして、今自分に組織のボスの正体を教えてくれたのだと。

 自分は、今、コレから力を借りているのだと。そして自分もコレに力を貸すことが出来るのだと。

 コレが、ブルー・ブルー・ローズと呼ばれていることも知った。本体がミナミという娘であることも知った。組織のボスがミナミを殺そうとしたから許さないということも。

 手を差し伸べたのは…、ボスを殺したいという目的の一致からだったということも。

 コレの力を借りれば、ボスの無敵のようなスタンドに耐性ができることも、そしてコレが持つ相手を死に誘おうとする力も自分で使うことが出来るのだということ。

 

 

「ブルー・ブルー・ローズか…。キミ…ナマエ…、『メタリカ』…。』

 

『永遠ノ…安息ヲ……。ボスを殺し、お前の危惧する危険を取り払ってやろう!」

 

 

 リゾット・ネエロに寄生した邪視と赤い根っこの塊……、否、ブルー・ブルー・ローズとの契約は成立した。

 

 

 

 




リゾットのプロフィール見たら、ホントに暗殺者!?って思いましたよ。

ドッピオ(ディアボロ)との戦いは、次回かな。
もしくは、飛ばしてブチャラティ達と戦いにするか。迷うところ。
その場合、ドッピオ(ディアボロ)は死んだフリしてます。


それにしても、原作でドッピオだったとはいえ、ディアボロを追い詰めたリゾットはメチャクチャ頑張ったと思う。
あと、骨ごと切れるハサミって……メタリカで生成した刃物の切れ味どーなってるの?
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