仗助に双子の姉がいたらというもしも パート4  第五部へGO!   作:蜜柑ブタ

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なんか……、長くなりそう……。
いや、でもパパッと終わるかも?


今回は、承太郎に連絡する仗助と、ジョルノに連絡する承太郎の話。


番外編10  楽しい旅は一転して……

 

 その日、承太郎の連絡先に緊急連絡が入った。

「もしもし。」

『承太郎さん! 俺っす! 仗助です!』

「久しぶりだな。どうした?」

『緊急事態っす!』

「落ち着け。なにがあった?」

『キラークイーンって覚えてます?』

「……お前達の町にいた、あの殺人鬼・吉良吉影のスタンドか。」

『そうっす! ソイツが出たらしいですよ!』

「どういうことだ? 吉良吉影は死亡したはずだ。それは現場にいたお前も見ているはずだ。」

『そ、それが…、俺も分からないっすよ…。キラークイーンらしいスタンドが、あの小道にいたってのを聞いただけで…。』

「あの幽霊の娘がいた場所か。」

『そうっす! ナランチャって奴が今こっちにいるんですけど、夢でその小道で姉ちゃんの中にいる3人目らしい女の子を助けたときに戦ったって話を聞いたっす。』

「本体の吉良吉影はいなかったのか?」

『本体らしき奴はいなかったって聞いてるっすけど…。ナランチャの話だと、どうも狙いは姉ちゃんだったみたいで、間違えて3人目を引っ張り出したんじゃないかって…。退治しても死ななかったらしいっす。』

「……怨霊か。」

 スタンド使いが増加し、多種多様化したことで、SPW財団の超常現象研究科からそういうタイプが現れているとも聞いている承太郎は、吉良吉影のスタンドが怨霊となってこの世に残ったのではないかと推測した。

 吉良吉影がミナミと文通をしていて、危うく男女関係にまでなりかけたとは聞いていたが……。

 ミナミを狙っていると仗助は言っている。その際に3人目(愛陽)とミナミを間違えて、あの幽霊の娘であった杉本鈴美がいた振り返ってはいけない小道に引きずり込んでいる。

 何を目的に動いているのかはそれだけで明白だ。

 

 すでにいない本体である吉良吉影の未練であったミナミを、あの世へ連れて行くことだ。

 

 だからあの世に通じるあの小道に、間違えて連れてきた3人目(愛陽)を小道に。

 そこから承太郎は、考える。

 ブルー・ブルー・ローズは、ジョルノのレクイエムにより3人目(愛陽)もろとも1度リセットされた。その弊害として防衛能力が下がり、結果キラークイーンが付け入る隙が出来てしまっているのではないかと。

「仗助。お前はブルー・ブルー・ローズを見たか?」

『いいえ。ずっと見てないっすよ。』

「そうか……。いいか仗助。今のミナミは、ブルー・ブルー・ローズの守りが手薄だ。だから怨霊となったキラークイーンが簡単に付け入れてしまえる。」

『ど、どうしたらいいんっすか!?』

「キラークイーンは、本体を失っている。逆にそれが厄介なことになっている。ナランチャが倒せなかったということは、お前が加勢しても、億泰や康一君達が束になってかかっても完全に倒すことはできないということだ。」

『そんな!』

「知らせてくれたことは感謝する。SPW財団の超常現象研究科の総力と、所属スタンド使いや、俺も救援に向かう。それまでミナミを守り抜け。いいな?」

『分かってますっす! でも、できる限り早く来てください! 相手は幽霊だから、どこから来るか分かったものじゃなくって…。』

「何が何でも守るんだ。」

『分かってますよ! 救援よろしくっす!』

 そして電話を切った。

 承太郎は、SPW財団を通じて、新生パッショーネに連絡を入れた。

 ナランチャとフーゴというパッショーネ所属のスタンド使いが、杜王町に行っていることは、小耳に挟んでいたが、非常事態となったからだ。

『どうも…、空条博士。なにかありましたか?』

 電話に出たジョルノ。

「ミナミに緊急事態だ。そちらのナランチャ・ギルガと、パンナコッタ・フーゴの身に最悪の事態が想定される。」

『二人が何かしましたか?』

「いや…、むしろ巻き込んでしまったと言えるだろう。」

『どうしたんです?』

 それから承太郎は、すでに死亡した殺人鬼の未練で動くスタンドの存在のこと、そしてそのスタンドにミナミが狙われていること、レクイエムによりブルー・ブルー・ローズがリセットされたため自己防衛能力が下がっていることを話した。

 リセットされたことで小さくなった3人目(愛陽)をナランチャが助けた結果、彼の身も危ない可能性があることも。

『……分かりました。こちらも何かできることは?』

「そちらの組織の者を連れてくるのは手続きが必要だ。時間が無い。」

『ですよね…。ナランチャとフーゴには、滞在日数を増やすようにさせます。あの二人なら戦力として申し分はありませんので。』

「すまないな。」

『いえ、こちらこそ…。僕のスタンドでリセットしたばっかりに…。』

「君がやらなければ、世界が終わっていた。その点については感謝してもしたりないほどだ。気にしないでくれ。」

『ありがとうございます。』

 

 

 キラークイーン(怨霊)から、ミナミを守るための戦いが始まろうとしていた。

 

 

 

 




キラークイーンが、ノトーリアス・Bigほどじゃないけど厄介な奴に……。
多彩な爆弾スタンドと、速いモノを襲うだけのスタンド……、さてどっちが怖いか。


ミナミも守られてばかりじゃなく頑張らないと!
現時点では、逃げるのが手いっぱいだと思うけども。

現時点で考えてる決着のつけ方は、ノトーリアス・Bigに邪視を宿していたブルー・ブルー・ローズがやったことですね。それをミナミが愛陽と協力してやるって展開。
でもそうするかは未定。(2020/03/28時点)
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