仗助に双子の姉がいたらというもしも パート4 第五部へGO! 作:蜜柑ブタ
ジョルノ達と行動させるため、強引な理由付けで同行することになります。
ナランチャ→ミナミ要素有り。注意!!
あと、トリッシュに胸揉まれたりしてます。
ミナミは、目を覚ました。
しかし、自分が置かれた状況についてジョルノから知らされ、固まった。
決定的なのは、ブチャラティから。
「お前は、人間を蘇らせられる力の持ち主だろう?」
っと聞かれて、ダクッと汗をかいちゃったのが運の尽き…。
汗の味で相手のウソホントを見破れるという特技を持つブチャラティに汗を舐められ、ブチャラティの言葉が真実だと知られてしまったのだ。
「風の噂程度で聞いていた、極東の島国に、死んだ人間を蘇らせられる力を持った娘がいるという噂をな。お前だったのか。」
「なにそれ! すごくね!?」
「なんで…。」
「さっきの汗の味は、本当だという味だったぜ?」
「なにその特技…。」
「えーと、これは、ファミリーネームは、ヒガシカタ…、名前はミナミですね。」
「ほーん、日本人なのか。その見た目で。ハーフか?」
旅行鞄に入っていたパスポートを見られて身元も判明させられた。そのあとパスポートは、燃やされて海に捨てられた。
目が覚めた後、ヨットから引っ張り出されて公衆便所に連れてこられたかと思ったら、小便器からファスナーで金銀宝石を出しのを見せられ、それを背の低い老人に渡す過程と、幹部に昇進させるという手続きをしたのを見せられ……。
なんかヤバい?っと思った時にはすべて手遅れだった。
「何も関係ない旅行者を巻き込むのは正直心苦しいが…、これからは俺達の手持ちのジョーカーとして動いてもらう。ああ、パスポートの再発行には少なくとも1週間はかかるはずだ、それまでにうちの組織から逃げ隠れするのは組織の管轄の土地じゃ無理だろう。」
ニッコリと、それはそれは綺麗な笑顔でブチャラティに言われ、ミナミは、顔を両手で覆って嘆いた。
「まあまあ、これも運命と思ってください。きっと僕の寿命をうっかりで取ってここまで追うことになったのも、運命ですよ。」
「思えるかーーーー!」
ポンポンっと肩を叩いてくるジョルノに、ミナミは、掴みかかってウガーーっと怒った。
「えっと…ミナミっつったっけ? 俺らと一緒に行くのか?」
「ああ、そうだ。」
「うっそ! やりーー!」
「……なんで、あなたが喜ぶの?」
「えっ…、あっ、そりゃ…。」
喜ぶナランチャに、ミナミがジトッと睨んだ。
「あーもう! なんでこうなるの! 私はただ寝覚めが悪いから返しに来ただけなのに!」
「諦めろって、ほら、こういうだろ? 旅は道ずれ世は情けってな。」
「全然違う!」
「ミナミさん。聞いてください。」
「なに…?」
ジョルノに肩を掴まれて耳元で囁かれるように言われた。
「あなたの力については、おそらく知っているのは僕らだけです。もし組織内…あるいは別組織や政治家に知られれば、イタリア全土が焦土になるほどの戦争になる。あなたには、それだけの価値があるんですよ。ま、下手すると世界戦争もありえますが。」
「!」
「あなたはいい人だ。大人しくしていることが無関係な人間を死なさいことをよく知っているはずです。」
「………君は、悪い人。」
「ギャングですから。」
涙を浮かべるミナミに、ジョルノはハンカチを渡してあげたのだった。
「……ところでさっきから、そっちの可愛い女の子…、私のこと見てきてるけど?」
「ねえ…、それ、本物?」
ピンクの髪の少女が指差してくる。ミナミの胸に。
「えっ? う…うん、そうだけど?」
「何食べたらこうなるの?」
「……さあ?」
「来て。」
「えっ?」
「いいから。他の人は来ちゃダメよ。もちろん聞くのもね。」
少女に手を握られて引っ張られ、船室に連れて行かれたミナミ。
ベットに腰掛けた少女に椅子に座るようにさせられた。
「それで…なに?」
「えいっ。」
「んぎゃ!」
「あーもう信じらんない! 何食べたらマジにこうなるわけぇ!?」
少女に胸をわしづかみされてミナミは、ビックリして声を上げた。
「いや、そんなこと言われても! 気がついたらこんななってたわけで!」
「ウソよ! 私だって上げてるのにコレは無いわよ!」
「うーん…、強いて言うなら、遺伝と牛乳?」
「ぎゅ~にゅ~?」
「良く食べて、良く動いてたからかな…? 私、赤ちゃんの時、吸いが悪くって発育が危険だったらしいから大きくなるよう牛乳いっぱい飲んでた。」
「私も牛乳飲んでればいけるわけ?」
「個人差はあると思うけど…。」
「なによ…、馬鹿にしてるわけ?」
「馬鹿にしてはいないよ。」
「ホント~~?」
「ホントだってば。こんなに可愛いのに。」
「自分が?」
「違うよ。あなたが。」
「そ~お? ホントに可愛いって思ってる?」
「私が知る限りじゃ5本の指に入るほど可愛いよ。」
「やだ、一番じゃないの?」
「それは、さすがに…。」
「酷い。」
少女は、プウッと拗ねた。
「なんか雰囲気違うね? あの島で見た時とは。」
「弱いとこ見せたら何されるか分からないじゃない。…えーと。」
「ミナミ。ミナミ・ヒガシカタ。」
「私は、トリッシュ。お互いとんでもないことに巻き込まれた者同士、仲良くしましょ。」
「トリッシュちゃんもそうなの?」
「ちゃん付けしないでよ。これでも、もう15歳なのよ?」
「でも私より年下ね。私、17。」
「…もっと年上かと思った。」
「老け顔で悪かったわね。」
「身体の成長が早いのね。」
「急激に育ったから成長痛で痛いし、胸がすぐ大きくなったせいで地元の服屋じゃバストが合うブラがないし…、下着もね…。良いこと無いよ…。」
「それは…恵まれてない人に言わない方がいいと思うわ。」
「ごめん…。」
「あー、でも良い感触! えい!」
「ふぎゃ!」
バフッとミナミの豊かな胸にトリッシュが飛びついて顔を埋めてきた。
「なー、フーゴぉ…。あの二人なに喋ってんだろうな~?」
「知りませんよ。気になるのかい?」
「べ、別に…。女同士、じゃないと喋れないことあるだろうし…。」
「あの様子じゃ、テメーの女にするのは難しいんじゃねぇの?」
「そんなこと! まだ…。」
「彼女の嫌いなタイプは、ナンパ男と、悪い人らしいですよ?」
「なっ!? ジョルノ、てめー、どっからその情報…。」
「彼女の手帳です。自分の好き嫌い書いてますよ。」
「他には!? 他にはなんか書いてあるか!?」
「さあ? 自分で読み解いてください。これ日本語で書いてありますから。」
「ケチーーー!!」
「悪い人ってことは…、ギャングは、恋愛対象外ってことじゃねーの? 残念だったな~、ナランチャ。」
「そうと決まったわけじゃねーだろーが!」
「けど、ミナミは、今回の件で僕らに対して相当な恨みは持ったはずですよ? なにせ故郷に帰らせてもらえなくさせられたんですから。」
「あっ!!」
「ナランチャがギャングであることと、そのことを踏まえた上で口説くのは……。」
「……。」
「ま、まあまあ! 俺らもできる限り手伝ってやるからよぉ! そう気を落とすなって!」
「そうですよ、まだ諦めるのは早い!」
さっきまでナランチャをからかっていたミスタとフーゴが慌てて、ズ~ンと暗くなってるナランチャを励ましたのだった。
ブチャラティが果たしてこんなことする人かどうかは別にして……、ブルー・ブルー・ローズの能力の価値を考えると目の前にあったら手を伸ばしてくる可能性がある。
使い方次第じゃ、それこそ世界や世界の理とかそういうのをひっくり返せるからね。
それにこの時点でのブチャラティとジョルノは、ボスに近づくためなりふり構わずって感じがするので。
けど、まだその力の詳細は知らない。青いバラのことや、青いバラだと1回だけ死んだことが無かったことになるとか、蘇生できてもやったミナミ自身が命を失う可能性が高いこととか。(※3部後半で仗助を蘇生に成功しているが、その後ミナミはジョセフの波紋でなんとか助かっていた状況だった)
あと、ミナミは同性ということでトリッシュに懐かれる。
たぶん、ミナミ、良い匂いがする。
さて……シーザーは、いつ出そうかな?(護衛チーム、ボコボコの予定)