それは突然に、そしていつも通りやって来た。
本部の中にアラーム音が鳴り響きカルマノイズが現れたことを告げる。
その直後司令官のものであろう声が響き本部の人々がせわしなく動き 装者 が招集される。
これがSquad of Nexus Guardians、通称SONGのいつもの風景である。
十数分後--
「すみません遅れました!」
いきなり一人の少女 「立花響」の声が響く。
「遅いぞバカッ!」
「雪音クリス」が怒鳴り立花響を責める。
「そう言うな雪音、私たちとて数分前に来たばかりではないか。」
「風鳴翼」が雪音クリスをなだめる。
そうしたやり取りをした後SONGの司令官、「風鳴弦十郎」とSONGの異端技術の顧問
「エルフナイン」が現れ任務に赴く装者や並行世界について説明する、いつもの流れだった。
ただ一つ二人の顔がどこか不安げだったことを除けば。
「三人とも、よく来てくれた。」
風鳴弦十郎が口を開く。
「早速本題に入らせてもらうぞ。今回は君たち三人に並行世界に行ってもらう…ただ…」
弦十郎が並行世界に赴く装者を説明、発表する、いつもの流れだ。だがどこかおかしい。
「ただ…?」
立花響が聞き返す。それを聞きエルフナインが答える。
「今回並行世界との繋がりがとても不安定なんです、なので向こうへ着いても離れ離れになって
いたり最悪次元の狭間で迷ってしまうなどの可能性があり経験豊富なあなたたち三人に行って
もらうことになったのですが…」
「なにせ危険が大きすぎる。なので君たちの意見も聞こうと思ってな…。」
エルフナイン、弦十郎が共に不安を顔に出す。
その問いに一番に答えたのは立花響だった。
「もちろん行きますよ!向こうでカルマノイズのせいで困っている人がいるなら助けて
あげたいです!その力を悪用する人がいれば止めてあげたいです!次元の狭間が
なんですか!へいき、へっちゃらですよ!」
そう語った立花に続き二人も頷く。
「そうか…そこまで言ってくれるならば問題はないだろう。君たち三人は並行世界に赴き
カルマノイズを撃破してもらう。頼むぞ…!」
「「「はい!」」」
三人の声が勢いよく響き任務が始まった。
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「でもよぉ…次元の狭間か…そいつがどんだけのモンか…。」
雪音クリスが弱音ともとれる言葉を発する。
「大丈夫だ、雪音。私たちはたくさんの困難を乗り越えてきたではないか。」
風鳴翼が慰める。
「そうだよクリスちゃん!私たちが力を合わせればどんな事もへいき、へっちゃら、だよ!」
立花もそれに続く。
「だよな…そうだよな!ヨシ!そうと決まれば早速行こうぜ!」
雪音がそう言い
「うん!」「ああ!」
二人が相槌を打ち並行世界へと出発する。
数分後…
「…!皆、気をつけろ…!」
風鳴翼が注意する。
「何、あれ…」
三人の目線の先には目視でもはっきりと分かる「歪み」があった。
「エルフナインが言ってたのはこういう事か…!、どうする?先輩。」
雪音が問う。
「一点突破あるのみ!皆、行くぞ!」
翼が言い三人は速度を上げその先にあるであろう出口を目指す。
だが、そうは問屋が卸してくれなかった。
「何…コレ…!」
歪みに入った途端に感じたものは力、それも圧倒的な、絶対的な力だった。
「ぐああぁぁぁっっ!!!なんだ…これっ…!」
「皆手を離すなっ!離れれば死ぬぞっ!」
「みんな大丈夫!?絶対手を離さないでっ!」
そんな三人の努力も虚しく三人は意識を奪われ手を引き剥がされた
「「「ああああああああああああああああああっっっっっっっ!!!!!」」」
そして皆次元の狭間に迷い込むかと思われたが…彼女らは巨大な蝶の羽のようなものに受け止められ偶然にも目指していた並行世界に招き入れられた。
しかし幸運はそこで尽き皆世界のバラバラの所に辿り着いてしまった。
しかし神は見放さなかった。皆同じ舞台に立つことを許してくれた。
そしてそれは新たな幕が上がることを意味していた。
初投稿です。
文章を作る、ということに慣れていないので結構投稿間隔はバラバラになるかもしれません。
あとガンヴォルト要素少なくてゴメンネ。
次はあの人が出てきます(ヒント:モヤシ)