休日を利用してGVらがやいのやいのしてたその頃…
神園家にてーーー
べきっ
「ぐぅっ!」
ごしゃっ
「あがっ!」
二人、アキュラと雪音は顔を凄い事にしながら殴り合っていた。
事の始まりは数分…数十分…くらい前…
えっ何?真面目要素入るから真面目にナレーターやれって?…へーいベシィ痛い!
バシャァッ
「んぐっ!?ぶはっ!ごほっごほっ!ペッ!」
雪音はアキュラのバケツの水で目を覚ました。
「目が覚めたか、臆病者。」
「…んだと!?」
アキュラの唐突な悪口に雪音は寝起きというのに本調子でキレた。
「当たり前だろう。ほんの少し血が見えただけで叫んで倒れるとは…お前は本当に孤児として戦場を歩いてきたのか?」
「何だとテメェ!もう一回言ってみろ!」
「お前の世界の戦場は甘々のお遊びと言ったんだ。」
ベキィ
「ガッ!?」
アキュラが言い終わると同時に雪音は間髪入れずにアキュラを殴った。
「誰が甘ちゃんだコラァ!?ぶっ殺すぞ?!」
「貴様ァ…ハッ!」
バキッ
「ゴベッ!」
アキュラも殴り返した。
「当然だろう!だったらあの醜態は何だ!倒れた直後、先輩、先輩…なんて呟き続けるわ、急に叫びだすわ。…ノワでさえも心配したレベルだぞ!」
「うるせえ!あんなの見せつけられたら誰だって…ハッ!そうだ!先輩とバカが!」
「逃がさんッ!」
雪音はアキュラがガミガミ言っているのを無視してすぐ走り去ろうとしたがすぐ服を掴まれ捕らえられた。
「それにだ!お前が急に叫ぶから警備システムに見つかり、俺がお前をおぶりながらここまで逃げ帰ってきたんだぞ!どれだけ苦労したか!」
「知るか!早く二人を助けねえと!」
アキュラの説教を無視して逃げ出そうと雪音はもがいたがその様子を見たアキュラが血管を浮かべているのに気付いていなかった。
「黙れ!少しは反省しろ!」
バゴォッ
「ガハッ!?」
アキュラは雪音を引き寄せ思いっきり腹を殴った。
「…テメェ…二度もアタシを殴りやがったな…それにあんな場所を甘々だとも言いやがった…。容赦しねえぞ!ハアッ!」
ドゴォ
「ウグゥッ!」
雪音も思いっきり腹を殴った。
「黙れ…お前がもっとちゃんとしていれば宝剣の回収ももっと楽だった…その上逆ギレしてくるとは…随分と躾がなってないようだな!」
ドカッ
「グベッ!」
アキュラは雪音のこめかみを殺意も込めて殴った。
…といった流れでドンドン殴り合いはヒートアップして行き、今では殴る音と唸り声しかしない野蛮なファイトになっていた。
そんな二人に近づく球体が一ついた。
「アキュラくーん!ノワさんが呼んでるよー!アキュ…あーいたいた!約束の時間になっ……うわああっ!?」
ロロは二人の血まみれ痣まみれの二人をみて驚きの声を上げた。
「ああー…えーっとぉ……うわーっ!!ノワーッ助けてーッ!!」
ロロはしばらくした後ブースターを起動してノワの所へ飛んで行った。
「「……。」」「フンッ!」「オラァ!」「ハアッ!」「ウラァ!」
「アキュラ様、クリス。」
「何だ!?」「ア”ア”!?」
二人が殴り合っているのに割り込んでノワが二人に声を掛けると二人同時に反応しつつノワを睨んだ。
「…ロロから二人を止めてくれと言われました。どうか喧嘩を止めて頂けないでしょうか。」
「黙れ!こいつは少し灸を据えなければ駄目だ!何も言わないでくれ!」
「ウルセエ!コイツはアタシ達を馬鹿にしやがった!止めないでくれ!」
二人はまたもや同時に返事をした。
「…交渉決裂…では少々手荒に…」
「ぐべぇっ!?」「アバーッ!?」
ノワは呟くと二人の間に割って入り一瞬で二人を地面に打ちつけた。
「…落ち着きましたか…?二人共何があったのか話して頂けませんか?」
…二人はノワに事のいきさつを話した。
「…これは二人共悪いと思います故、罰として二人には私との戦闘訓練をしていただきます。」
「ま、待てノワ!何故そうなる!」
「そうだ!お前の訓練とコレは関係無いだろ!」
「何か異論でも?」
叫ぶ二人をノワが睨みつける。
「ウグッ…」「ヒイッ!」
こうして二人は若干強引に戦闘訓練に付き合わされることになった。
投稿間隔が空いてしまったので初投稿です。
次回は特訓パートです