蒼き雷霆は戦姫と共に   作:D・ヒナ

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遅くなり申し訳ございません。


データバンク施設制圧作戦(上)

GVらがやんややんやしてから約半月後、翼の精神状態も元に戻りミッションに参加しても問題ないようになった。

GVは翼に配慮してこれまで以上に殺しはしないようになった。

そうして彼らなりに平穏な日々を送っていた時そのメールは来た。

 

「よう、GV!元気か?今回は報告と依頼だ。

まずは報告から。ツバサとヒビキの言ってた…並行世界への入り口だったか?…すまねえ、まだそれらしきモノが見つかって無えんだ。もう少し待ってくれ。

それと…「ユキネクリス」の捜索なんだが…それもなんだ。まだ見つかって無え。許してくれ。

…それで、こんなんだが頼まれて欲しい事がある。皇神のデータバンク施設の襲撃だ。なんでもその施設には皇神が研究してきた能力者のデータがあるらしい。

…謝ってばっかだな…スマン。…だが出来る限りの事はする。だから頼む、今回の依頼引き受けてくれ!」

 

「…だそうだけど。二人共、今回の依頼どうする?」

GVがメールを読み終え立花と翼に訊く。

「当然、行きますよ。スメラギの悪い事を止める手助けになるのなら。」

「そうだな、私も立花の意見に賛成だ。」

「…そっか、ならジーノには承諾のメールを送っておくよ。」

こうしてGVらは任務に赴く事になり指定の時間を待った。

 

翌日:深夜

「はぁー…。」

立花のため息が施設の中に響く。

「施設の中に入れたみてえだな!慎重に行けよ、一時間程前に皇神のヘリがそこに来ている。もしかしたら能力者かもしれねえ。気を付け…」

ジーノの言葉をアラームが掻き消す。

「あー…私、やっちゃいました?」

立花が恐る恐る訊く。

「はあ…駆け抜けるよ。」

GVが呆れたように言い走り出す。

「立花、任務が終わった後私が隠密の訓練をみっちりしてやる。」

翼も若干恨みを込めながら言い走り出す。

「ああ…私、呪われてるかも」

立花も呟きながら走り出した。

こうして三人はアラームを聞きつけやって来た兵士達を無力化し機械は破壊していった。

その途中三人は少し見晴らしが良く、サーバーがよく見える所にやってきた。

「………。」

「…GVさん?」

GVが立ち止まっているのを見て立花が話しかけた。

「GV、過去を思い出すのはいいがミッションに支障が無い程度にな。」

ジーノがGVに言った。

「分かっているよ…。」

そう言ったGVの目はシアン達と過ごしている時には絶対に見せない目だった。

 

「おっと、天井からものすげー電磁場が出ているぜ。」

ジーノがふと言った。

「雷撃鱗を使うと引き寄せられるようだね。」

GVも冷静に言った。

「おい、GV。」

翼が崖のようになっている所を指差しながら話しかけた。

「この構造は一体…。」

「おそらく第七波動を使用する事を想定して作られている道だろうね。」

GVが翼の問いに答えた。

「GV、二人を抱えて先に行けるか?」

「大丈夫ですよ!私達もそんなヤワじゃありません!一人で行けます!」

そういうと立花は二人を置いて腕やら腰やらから火を出しながら飛んで行ってしまった。

「はあ…私達も行くか。」

「…そうだね。」

二人も立花を追って飛んで行った。

 

「ここだね。」

「そうだ!その先のメインサーバーのある部屋を制圧してくれ!」

GVがスピードを緩めジーノに訊いた。

「…行くぞ、突入!」

翼が合図をして三人は部屋に入った。

部屋の中には大きな機械が一つと一人の若者が立っていた。

「…そなたらが、例の侵入者か。」

「あなたは?」

立花が若者に名前を訊いた。

「小生は磁界拳のカレラ、この施設を託されし守人で候。」

「守人よ、退け!」

「断るッ!小生はそなたらと戦う為に此処に来た!この機会を逃す訳にはいかん!」

翼が叫ぶがカレラも叫び返す。

「フンッ!…ヌオオオオ!!」

カレラは先の能力者達と同じように剣を取り出し黒い霧に包まれ鎧を纏った。

そして構えを取りつつ叫んだ。

「さあ、参られいッ!!」




安藤姉貴がイケメンすぎるので初投稿です。
カレラ殿かわいいからメラク君程じゃないけど好き
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