「フフフ…今日は皆が私を愛してくれる。…愛で死んでしまいそうだよ。」
一直線に向かって来るミサイルを見てもパンテーラは笑っている。
「気持ちワリィ事言ってんじゃねぇーーッ!」
少女の叫びが聞こえた直後器用にパンテーラだけにミサイルが直撃し周囲に炎が燃え広がった。
「この愛は…実に大きく…愛おしい…。」
「能力者発見、討滅する。」「愛愛ってうるせぇんだよ!」
空間から出てきたパンテーラを二人のレーザーと銃撃が迎え撃つ。
だがその攻撃も避けられ先の二人と同じように二人は大量のパンテーラの囲まれていた。
「さあ、受け取ってくれ!私の愛を!」
「言葉と行動が矛盾してんだよぉぉぉッ!」「バケモノ共が…失せろ…」
パンテーラを撃ち抜いていくがその数は減らない。
「クソッ!どーゆー原理だコレェッ!?………ん?」
撃ち抜いていく途中で雪音は見逃さなかった、一か所だけ銃弾が弾かれているという事に。
「そこかぁぁぁっ!」
雪音はその一か所に小型ミサイルを大量に打ち込む。その瞬間周囲のパンテーラが全て消えた。
しばらくして打ち込んだ場所から拍手が響く。
「お見事だ、少女。私の愛を見破ったのは君が初めてだよ。」
「そこか!試作品の実験台になってもらうぞ!」
アキュラがパンテーラを無視し弾丸を打ち込む。
「ガァッ!?…しつこい程の愛をありがとう…だが君はしつこい奴は嫌われるというのを知らないのかね?」
「お前達を討滅するまではどれだけでもしつこく追いかけ回してやる。」
アキュラは冷たく言い放ち、それを聴いたパンテーラはアキュラを睨む。
「ならば私も殺してしまうような愛を返さなければね………ッ!?」
「どうした?お前の愛はそんなモノか?」
何もしてこないパンテーラをアキュラが挑発する。
「少年、弾丸に何か仕込んだね…そしておそらくそれはカレラの能力因子…驚いた、降参だ。」
そう言うとパンテーラは両膝を地面に着け両手を上げた。それを見てアキュラはパンテーラに近づく。
「やれやれ…一件落着だな………なッ!?」
パンテーラを倒し一息ついていた雪音だったがアキュラを見て目を見開く。
「召されよ
そう呟くとアキュラは片手銃をパンテーラの頭に押し付けていた。
「何やってんだ!?」
雪音は叫び片手銃を器用に撃ち抜き、弾き飛ばす。
「バケモノを…人ならざるモノを殺しているのだ。見て分からなかったのか?」
アキュラは鬼のような形相で雪音を見る。
「テメエ…そいつだって人間だ!殺なくたっていいだろ!?見ての通りソイツは降参した!なら拘束とかそんなんでいいだろ!?」
雪音はアキュラに向かって叫ぶがアキュラは未だに雪音を睨んでいた。
「違う!コイツは…コイツ等はバケモノだ!
そう叫ぶとアキュラは盾を構え雪音に向けた。
「しかしお前は…人の身でありながらシンフォギアという力を使い俺に協力してくれた。…人間は殺したくない、その銃を下げてくれ。」
アキュラは雪音に頼む。だが雪音は息を荒げながら歯をガチガチ言わせているだけで銃は下げなかった。
「ふざけんな…」
「何?」
小さく呟いた雪音に対しアキュラが聞き返す。
「ふざけんなって言ってんだよ!お前な、セブンスが無ければ何でもいいのか!?どんな事をしてでも能力者を殺せればいいのか!?第一何が[バケモノ]だ!そいつらだって能力があるだけの人間だ!なんで殺そうとするんだよ!?」
雪音は一気に叫んだ。それを聴いたアキュラは肩を震わせ盾を地面に打ち付け怒り狂っていた。
「貴様ァ!俺達人間の事も知らない癖によくもぬけぬけとォ!…貴様を敵と見なす。死ね、バケモノに味方するモノよ。」
「ああ、そうかよ!だったら知らねえ事全部喋ってくれるまで伸ばしてやらぁ!」
二人は叫びアキュラは盾を、雪音はガトリングを構え向かって行った。
「雪音!」「クリスちゃん!」
だが二人の少女の声が雪音を立ち止まらせ退かせた。
「先輩…それに…。」
「何をやっている?雪音!!」「翼さん!?」
呆けている雪音の頬を翼が叩く。
「…いつものお前らしくないぞ、雪音。少しは頭を冷やせ。」
「……すまねえ、先輩。血が登ってた。…ありがとう。」
翼は雪音を優しく諭し雪音もそれに応える。
「ねえ、盾を降ろして!私はあなたと戦いたくない!」
「お前はあの時の…だがこの状況はいささか不利だ、撤退する。」
アキュラはそう呟くと片手銃を拾い、盾からワームホールを打ち出し中に入っていった。
「アキュラ……クソッ!」
雪音は地面に拳を打ち付けた。
こうしてフェザー戦闘部隊殲滅作戦を失敗に終わりパンテーラは捕らえられた。
絶ステが延期になってしまったので初投稿です。
ぜってェ許さねえユグドラシル!(風評被害)