フェザー本部にてーーー
「君も彼女達と同じ並行世界からの人間でありSONG所属の人間か…。頼む、我々フェザーに協力してはくれないだろうか?」
アシモフは指令室で雪音に手を出し、握手を待っていた。
「ああ…問題ない、むしろアタシから頼みたいくれえだ…ありがとう、よろしく頼む。」
雪音もアシモフに応え手を握った。
「そういう事だ…。GV、彼女を隠れ家に入れてやってくれないだろうか?」
アシモフは傍で聞いていたGVに訊く。
「問題ないよ、部屋もまだナントカ残ってるし。」
GVは静かに答えた。
「そうか、ならば彼女を頼む。彼女らにもよろしく伝えておいてくれ。」
こうして雪音はGVらと一緒に住む事になった。
隠れ家にてーーーーーー
「…………………」
「あ、あのー…クリスちゃん…?」
「うるせえバカ!今考え事してんだよ!」
隠れ家に怒声が響いた。
「はあ…今回も中々の曲者だね…。SONGってのはそんな人達ばかりなの?」
「失敬な!雪音も立花も、他のみんなも皆普通だ。」
GVがぼやいていると翼がツッコミを入れた。
「…雪音…アキュラ、だったか?彼の所で何があったんだ?」
翼は雪音に近づき話しかけた。
「せ、先輩…やっぱ話しといた方がいいか…。」
「あれ?私の時と何か違くない?」
呟いた立花の頭に拳がぶつかった。
「スゥ…ハァ…じゃ今から程々に大事な話をするから耳かっぽじって聞いてくれ。
…あれはこの世界に来たばかりの頃だ…アタシはビル街の屋上で目覚めたんだが…そこで奴…アキュラに見つかり、アキュラを見つけたんだ。」
「アキュラ…ってあの白い盾の子?」
「そうだ…アタシは奴と戦い、そして負けた。…まあ正確には奴らなんだけどな…。」
・・・・・・・・・・・
「そんな事があったのか…」
翼は口をポカンと開けたまま驚いていた。
「ツバサ、口開いてるよ。」
「おっと、すまない。」
GVが注意し翼がすぐに口を閉じる。
「…ただ、アイツ等にも悪い所ばかりじゃなかった…。それにまだちっこいミチルっていう奴がいるんだ…アイツはアキュラを慕ってる…きっとアイツが死ねばミチルは悲しむ、だから頼む!アキュラは邪魔になっても殺さないでくれ!」
雪音はGVらに懇願する。
「大丈夫だよ、ボク自体殺すのは好きじゃない。それに今はシアンやみんなが居る、殺しちゃいけないんだ…あの子の為にも。だから…殺さない。」
「そうか…!ありがとう……」
雪音は目に涙を浮かべながら感謝の言葉を述べる。
「さ、そろそろ寝るよ。もう夜も遅い。」
「そうだな。アタシは何処で寝ればいい?」
「ここの部屋で寝るといい…おやすみ。」
「ああ…!」
その夜はクリスが久しぶりに安眠できた夜だった。
ちなみにGVは腰を痛めた夜だった。
何処かの施設にてーーーーーー
「紫電様…カレラ様に続きパンテーラ様がやられたとの報告が…。」
部屋に男のおどおどした声が端末を通して聞こえたと思いきや少年の静かな笑いが部屋に響く。
「ふう…そうか。ところでこの間確保したという未確認生物はどうなっている?」
「攻撃は無力化、触れれば灰となるあの化物の件ですか。現在は紫電様のお力によりこの偽造地下施設にて管理しております。」
「そうか。ならばその化物、近日中に回収してもいいかい?」
「ハッ!承知いたしました。紫電様のご訪問、お待ちしております。」
「ありがとう。最後に一つ、警戒を怠らないでくださいね。」
そこで通信は切れた。
シンフォギアライブに行けそうに無いので初投稿です。
アーナキソナキソ…
次回は能力者の中でトップクラスにヤベー奴が出てくるよ!