「GV、大丈夫?」
真っ白な空間で少女がボクに話し掛けてくる。
「…誰だい?キミは…」
「酷いじゃない!こんな幼い少女に、しかも何回も見た顔の少女に誰だい?なんて!」
ボクの質問に大人っぽい女性の声が怒鳴る。
「…ごめん、でも本当に……?!」
ボクは言い掛けて気付いた。
「歌…?しかもこの歌は…」
歌が聞こえた。
「…思い出した?」
皆を苦しめていた歌が。
「ああ…さっきはゴメン。そして…」
皆を喜ばせていた歌が。
「その先は言っちゃダメ、私が…私達が言わせない。」
ボク達を立ち上がらせてくれた歌が。
「…そうか…ありがとう。」
そして…
「「さあ、GV!飛んで!」」
ボクを奮い立たせてくれる歌が、聴こえた。
・・・
その場いっぱいに広がっていた赤は大きな蒼に止められていた。
「…モルフォ…さん…?」
立花がボクを見ながら訊く。
「~~~♪」
ボクの傍にいるモルフォは立花にウインクしながら歌い続けた。
「ンだテメェ!何でまだ立って、しかも俺の炎を止めるだけの力があるんだ!?」
デイトナが焦りながらもボクに怒鳴る。
「止めるだけじゃない!お前の炎を掻き散らす力だ!」
ボクは叫び雷の力を強めた。
「ウオォッ!?」
雷は炎を打ち消し、デイトナを弾いた。
「やってくれるな…だがッ!お前のおかげで高さが稼げた!蹴り潰してやるッ!」
デイトナは炎で加速し、ボクに踵を落とす。
「その炎、ボク達の雷が切り裂くッ!謡精の想いよ敵を貫け!アンリミテッドスパークカリバー!」
ボクはデイトナを迎え撃つように全力のスパークカリバーを放つ。
「デヤーーーッッッ!!」「ハアアアァァッ!」
炎と雷、二つの力が一点に集中し、集まり、爆ぜた。
・・・
二人の力がぶつかり、弾けた。
「G…V…さん?」
「まさか…」
「嘘…だろ?」
三人はその様子を見る事しか出来なかった。
「そんな…そんな終わり方って…」
立花は涙を流した。
「クソっ…」
翼は拳を地面に打ち付けた。
「ッ…」
雪音はその様子を見ていた。
「そんな暗い顔しないでよ。」
「そうそう、勝手に殺さないで欲しいわね。」
部屋に二人の声が響いた。
ズドドドドドーン
大きな音を立てて地面から人影が出て来た。
「…GVさん!」「…GV…!」「…んのヤロウ…」
三人は駆け寄る事は出来なかったが、顔いっぱいに喜びの表情を出した。
「無事だったんですね!」
「うん、シアンとモルフォのおかげでね。」
GVは背後のモルフォを横目に立花の声に応える。
「ははっ…何とかなったみたいだな…」
「無事で何よりだ。」
三人は何とか立ち上がり、GVに歩み寄った。
「ありがとう、でもボク達の任務はまだ終わって無いだろう?」
「本来の目的を忘れないでね。」
GVの言葉に便乗してモルフォが茶化す。
「ハァ…まぁとにかく早く帰ってアイツに礼言わないとな!」
雪音が二ヘラと笑いながらGVに言う。
「そうだね、急ごう。」
その後、一行は無事に爆弾を仕掛け、来たように列車に乗った。
久しぶりにFPSをやったらメチャクソ下手になってたので初投稿です。
いや…もう…AVAしかやった事無いけどクッソ下手になってました(全ギレ)