「やっと着いたか。」
エレベーターがそこそこ長めの時間を掛けてようやくアメノウキハシに辿り着く。
「早くシアンちゃんを助けて一緒に美味しいご飯を食べましょう!」
立花がそう意気込んだのと同時に扉が開いた。
「……お前も来ていたのか。」
扉の先には奥へ続く廊下と一人の少年が居た。
「待っていたぞ、フェザー。」
少年、アキュラが
「…お前ら、先に行け。」
「クリスちゃん?!」
「アタシなら大丈夫だ、早くシアンを助けてやれ。…それにアタシはコイツと決着をつけたい。」
雪音も
「分かった、ありがとう。…行くよ。」
GVは感謝を言いつつ走り出す。
「…フン、一騎打ちという訳か。」
アキュラが雪音に狙いを付けつつ言う。
「ああ、アイツらの足は止めさせ無ぇ。…行くぞッ!」
雪音は言い終わると同時に弾丸を放った。
「お前は能力者を助けた害悪、死んで貰うッ!」
アキュラも弾丸を放ち、弾丸は全て空中でぶつかった。
「まだまだァ!」
雪音はガトリング砲でアキュラに向けて弾を撃った。
「ミリオンイーターッ!」
アキュラは盾を構え、蠅を放った。
「ハッ!盗みはお手の物ってか?」
雪音は余裕そうに笑う。
「お前らの警備が弱いだけだ!」
アキュラは叫びつつ盾からレーザーを撃つ。
「ちょっせぇ!」
雪音はレーザーの軌道を弾丸で曲げる。
「まだだッ!」
アキュラの盾からはビットが発射され雪音に飛んでいく。
「オラオラァ!」
雪音は小さなミサイルを大量に打ち出しなんとかそれを撃墜する。
「ジェラシックゴルゴン!」
アキュラは真っ直ぐにこちらを睨む雪音に向けて光を放つ。
「あん?目くらましにもなん無ぇ…ぞ?」
雪音は二丁拳銃でアキュラに接近しようとして気付く。
「脚が…!?」
脚が石化して動かない、さらに石化はどんどん上に迫ってくる。
「これで終わりだ。」
アキュラが言うと同時に無慈悲に雪音の周囲にワームホールが展開される。
「レイジーレーザーッ!」
ワームホールからレーザーが発射され雪音を囲む。
「クッソォォ!アーマーパージだッ!」
雪音が叫ぶと同時に雪音の石化が解かれ、レーザーが弾かれる。
「レーザーがッ!?」
「それだけじゃねぇッ!」
次の瞬間ワームホールを通じてアキュラの前に大量の装甲だったものが現れアキュラにぶつかる。
「グアアッ!?」
「こんのおおおおッ!」
アキュラが吹き飛んだ衝撃でボーダーは飛んで行き盾は転がった。その隙に雪音は距離を詰め、アキュラを拘束する。
「クッ…。」
「アタシの勝ちだ、アキュラ。」
「クソッ…こんな所で、こんな奴に…。」
アキュラはもがくが拘束からは逃れられない。
「ひとまず眠って貰うぞ、アキュラ。」
そういい雪音はアキュラの首に掛かっている腕に力を込める。
「俺はバケモノを…一匹残らず…」
「………」
うわ言のように呟くアキュラを見て雪音は力を緩める。
「…能力者にも力を悪用する奴らは居る、けど全員が全員そんな奴じゃねぇ。特に二人、GVとシアンは違う。それだけは言いてぇ。」
「なっ!?」
「それだけだ。」
そう言い雪音はまた力を込め、アキュラを気絶させた。
ーーー
「クリスちゃん…大丈夫かな…。」
立花がふと呟いた。
「大丈夫だ、雪音を信じろ。」
翼が立花をなだめる。
「そうこうしてる内に着いたよ。」
GVが扉を蹴破りつつ言う。
「…ようこそ、フェザーの皆さん。そして久しぶり、立花響。」
少年が静かに笑いながら三人を出迎える。
「紫電さん…!」
「覚えていてくれていて光栄だよ。」
立花の言葉に紫電は呑気に応える。
「貴様…シアンを何処へやった!」
翼が怒鳴ると紫電は少し驚いたかと思えば端末を操作し部屋を操作する。
「シアンなら…ここさ。」
紫電は地面から出て来たポッドを見ながら話す。
「貴様ァッ!」
「おっと、止めておいたほうがいいよ。これはシアンと直接合体している、機械を斬ればシアンも切れる。」
翼が叫ぶが紫電がそれを止める。
「どうして…どうしてあなたはこんな事を…!」
「まあ、言ってしまうなら国と平和の為…かな?」
立花の質問に紫電は答える。それを聞いて立花は更に拳に力を入れた。
「どうして!?どうして女の子を傷つける事が平和の為になるんですか!?」
「ヒビキ。」
立花をGVが止める。
「その話はコイツをのした後でも聞けるだろう。まずはシアンを。」
「連れ去らせないよ。」
紫電は威厳のある声で言った後ポッドに手をつけた。
『…………』
紫電の背後にモルフォが現れる、だが何処か様子がおかしい。目からは意志を感じる事が出来ず、まるで感情の無いプログラムデータの様に見えた。
「モルフォに何をした…!」
GVが怒りを何とか抑えつつ訊く。
「これは
紫電が「余裕」を全面に出しながら話す。
「だとしてもぉぉぉッ!」
プッツンした立花が紫電に殴りかかる。
「なッ!?」
「フッ。」
が、拳は突如出現したバリアに止められる。
「言い忘れていたが…モルフォが生み出す
「でやああああああッ!」
紫電の説明も聞かず立花は殴り続ける。否、聞いているが殴り続けている。
「それと…この攻撃のエネルギーは何処へ行くんだろうね?」
「知るかああああああッ!」
「答えは、攻撃を仕掛けた者の居る方向だよ。」
紫電が言い終わると同時に巨大な拳が立花をぶん殴り、吹き飛ばした。
「がああああッ!?」
「にしても、彼女の歌は凄いね。僕のセブンス、
紫電は多少の嫌味を込めて話す。
「貴様ァ!シアンを捕らえた挙句平和などとぬけぬけとぬかしおって!絶対に許さんッ!」
翼は剣を紫電に振りつつ叫ぶが紫電は鼻で笑いつつそれを受け止める。
「テロリストの許しなんて最初から求めちゃいないさ。全ては平和の為、中途半端な覚悟では無いつもりだよ。」
「平和だとッ!?少女を苦しめ、能力者を殺す事がッ?!」
翼は光の剣を降らせつつ反論する。
「君達も見て来ただろう?暴走する能力者、欲望の為に力を使う能力者。一人一人が未知の兵器を所持しているようなモノだよ、危険極まりない。管理が必要な事くらい、君にも分かるだろう?」
「だが能力者を弾圧する事が正義とは言えないだろう!」
翼は巨大な剣で蹴りをいれつつ叫ぶ。
「確かに他の方法を取るべきかもしれない。けどね、その他の方法を考える時間すらも無いんだ。」
エネルギーに耐え切れなくなったバリアが翼に剣を放つ。
「あああああッ!?」
「だからこうやって、押さえつけるしかない。」
「クソッ!」
GVは翼が射線からどいたので回り込むのを止めて紫電を撃つ。
「でもに今みたいに何回押さえつけても、何回だって敵は出てくる。」
「スパークカリバーッ!」
「だからボクの歌姫プロジェクトの為に彼女が必要なんだ。」
GVの剣はバリアに阻まれ紫電には届かなかった、届かない筈だった。
「お前のやり方はおかしい!そんなものが平和の為の行為でなるものか!」
『……!』
GVの雷はモルフォに届き、一瞬ではあるが障壁を解除した。そして…
「ぐおおおおっ!?」
その一瞬にGVの剣が紫電を切った。
気付いたらメックバラヌスがあと四日しか無いので初投稿です。
ストライカーパック…?…さあ何のことやら。(PS4無いから買ってもプレイ出来ないんじゃよ、PS4の為のお金も無いし。)