蒼き雷霆は戦姫と共に   作:D・ヒナ

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蒼き雷霆の目覚め

「……ッ!」

GVは飛び起き、周囲を見渡す。

「起きたか」

「クソッ…クソッ…!」

「GVさん…」

三人は既に起きており、皆暗い顔をしていた。雪音は壁に拳を打ち付け続けていた。

「あっ…」

GVは三人の近くに横たわっている一つの小さな体を見つけた。

「シアン?…おい、シアン…」

GVはその小さな死体に歩み寄りつつ呼び掛けるが返事は無い。

「クッ…」

一瞬、歯ぎしりの音が聞こえたと思うと

「うわああああああああああああああッ!!!」

GVの叫びが周囲に響き渡った。

「…ッ!」

「GVさん…」

「クソッ!クソッ!」

GVの叫びを聞き、一行の顔は更に暗くなり、雪音の壁を殴る音も大きくなった。

そして少しの間、静寂がその場を埋め尽くした。

[みんな、泣かないで]

モルフォのような、シアンのような、優しい声が聞こえた。

「えッ!?」「なっ!?」「はッ!?」「シアン…?」

声のする方へ顔を向けると、そこにはモルフォが居た。だが、仕草が少し違う。

「シアンなのか…?」

何かを感じ取ったGVがモルフォ(シアン)に向かって言う。

[うん、モルフォが私を…皆を助けてくれた。]

「そうだ、モルフォさんはッ!?」

立花が思い出したように叫ぶ。

[…そのモルフォから伝言、」

シアンはモルフォの言葉、そして事の終始を伝えた。

「そんな…」

涙が落ちる音と歯ぎしりの音が聞こえた。

[泣いている場合じゃないよ、貴方達の今したい事は何?]

「ボクは」「「私は」」「アタシは」

「「「「あの男を止めたいッ…!」」」」

四人の声が揃った。

[行きましょう?私の歌があなたの(チカラ)になる…!]

シアンの歌が響き渡る。

「この歌はッ…!」

「感じる…!フォニックゲインの高まりを…!」

「力の高まりを…!」

少年と少女達は輝き、それが晴れた後には少女達の装甲は白く美しいモノへと変化しており、GVの周囲には有無を言わせぬ力強いオーラが漂っていた。

「行くよッ!」「行こう…!」

二人がそう言った後、壊れかけのスピーカーから軌道エレベーターが動き出している事を表すサイレンが鳴った。

[軌道エレベーターがッ…!]

「行かせるかあああああッ!」

「せやああああッ!」

多くのミサイルと大きな光の刃がエレベーターかその管があるであろう場所を砕いた。

「何ッ!?」

そしてその場所にはドンピシャでアシモフが居た。

「まさか生きていたとはな…どういうマジックだ?」

完全に壊れたエレベーターからアシモフの声が聞こえる。

「アシモフ…お前の好きなようにはさせない…!」

「散って行ったモルフォさんの為にも…!」

GVは銃口をアシモフに向け、立花は戦闘の構えを取る。

「そのセブンスのパターン…なるほど、サイヴァーディーヴァの力を取り込んだか。惜しいぞ、GV。その力があれば、私に代わり新たな時代のリーダーに成れただろうに。」

アシモフが呆れた様子で言う。

「そんなモノに興味は無いッ!」

「支配ならもっとマシなヤローを選ぶんだなッ!」

翼が切っ先を、雪音は銃口をアシモフに向けつつ叫ぶ。

「どうやら育て方を間違えてしまったようだな、私もモノを見る目が鈍ったか。今のお前達は我々の前に立ちはだかる…敵だッ!」

そう叫びアシモフはサングラスを取り、雄叫びを上げる。アシモフのオーラが瞬く間に変わり、そのオーラが意志を持ったように装甲へと変化する。

「迸れ、蒼き雷霆(アームドブルー)…我が敵を貫き滅ぼせッ…!」




ウルトラマンコラボに何故か手を付けられなかったので初投稿です。
何で手を付けられなかったんですかねー不思議ですねー
コイツがアホみたいに課題ほったらかしてグータラしてたからなんですけどね、初見さん。
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