蒼き雷霆は戦姫と共に   作:D・ヒナ

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トークルームでの会話[惨]

~お勉強①~

 

「GVさんの能力って確か…」

「雷撃の能力だよ、アームドブルーって呼んでる。」

立花の突然の問いにGVは静かに答えた。

「…GVさんの力で」

「電気代の節約とか言わないでよね。」

「うっ…そっそんな事言う筈が無いじゃないですか…ハハハ」

「そう…」

立花は一時的に引き下がったように見えたがまた質問をGVに仕掛けた。

「GVさんの力でレールガン的な事って出来ないんですかね?」

「…え?」

立花の思いもよらない問いにGVの思考が一瞬停止する。

「どういう事?」

「いや、修行の為に時々アニメも見るようになったんですけど…」

そう言いつつ立花は懐からコインを抜き取り親指と人差し指の間に挟む。

「GVさんみたいな雷撃使いの人がこんな感じにしてコインを打ち出してたんですよね…」

そういい立花はコインを指で弾く。コインはカーペットに落ち、そのまま立花に拾われた。

「…えぇ…」

「で、どうですか!?出来そうですか!?」

グイと期待タップリの眼でGVに問いかける立花にGVは苦し紛れにこう言った。

「ああー…うん、アシモフに相談してみるよ。」

 

~お勉強②~

 

「GVさんが任務の時にとってるポーズって何の意味があるんだ?」

雪音が何気なくGVに訊いた。

「ん?…ああ、チャージのポーズだね。まぁ…力を回復させる時のイメージ…かな?」

「ほーん…さっきチャージっつったけどよ?何をチャージしてるんだ?」

「EPエネルギーだね。」

「EP…?なんだそれ。」

「ELECTRIC PSYCHO エネルギー…ボクの能力の電気エネルギーの事だね。」

「ただいまー!」

そこで立花がドアを勢いよく開けて帰ってきた。

「お帰り、…なぁ」

「ん?どうしたの、クリスちゃん。」

「お前って自己暗示とかって…する事あんのか?」

「んー…そーいうのはしないかなー」

「そうか。いや、それならいい。」

「…?」

この時雪音はこんな事を思っていた。

(最近シアンが変なポーズを取りながらモルフォを呼び出してる…バカかGVに影響されて始めたんだろうが…これ以上変な癖が出来ない内にアタシが止めてやんねーと…)

「ただいま。」

「ただいま!」

その時翼とシアンも帰ってきた。

「GV!見てて!」

シアンは帰ってくるなりいきなりGVの前に立ち、キメッキメのポーズを取った。

それと同時にモルフォもキリッキリのポーズでシアンの背後に現れた。

「…何、してるの?」

「えへへ…ツバサに教えてもらったんだ!モルフォを呼び出すときのポーズ!」

「我ながらいい仕上がりだ…!」

「お前かあああああああああああ!!!」

その後数時間は雪音の説教が続いたらしい。

 

~大切なお勉強~

 

「GVさん、今日の晩御飯たこ焼きでいいですか?」

立花がたこ焼きプレートのコードをコンセントに突き刺しつつGVに訊く。

「どうせ駄目って言ってもやるんでしょ?」

「でへへ…バレてましたか。」

「…いくら安かったからってこんなデケェタコ買うこたねえだろ。」

雪音は冷蔵庫の中身を見ながら嘆いた。

「たこ焼きかぁ…どんな味なんだろう?」

シアンがワクワクしながら一行に訊く。

「そりゃあもう…アツアツで、フワフワで、ウマウマなご飯だよ!」

「液状の生地と一口サイズのタコをこんな感じの形に入れて焼いた料理だ。」

立花の大雑把な説明を翼が補足した。

「へぇー…!早く食べてみたいなぁ~!」

シアンが目をキラキラさせながら雪音と一緒に冷蔵庫のタコを眺めた。

「…たこ焼きか…確かボール状の」

そこでGVは消えた。

 

「ヒビキ…何をするんだッ…」

トイレのドアに押し付けられつつもGVはなんとか言葉を紡ぐ。

「あなた…さっき何て言おうとしました?」

「…ボール状の…お好み焼き…」

「フンッ!」

立花の押し付ける力が更に強くなった。

「あなたみたいなアホにはタコ大盛りです、たこ焼きとお好み焼きの違いをよーくその脳ミソに植え付けてください。」

そこで立花の手は離れ、その後順調にたこ焼きは作られた。ただ…

GVのたこ焼きはタコがアホみたいに入っていた。

「…ねぇヒビキ」

「なんですか?」

「すごく食べづらいんだけど?」

「…………」

立花は更にタコを生地に入れた。

 

 

「見ていろシアン…そらッ!」

翼がタコの脚を宙に投げると、あっという間に一口大のタコがプレートに収まった。

「ツバサすごーい!」

「ふふん。」

「食べ物で遊ぶのも控え目になー…よっと」

「クリス、焼くのうまーい!」

「へへへー」

……たこ焼きはシアンに大好評だった。

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