二人は電撃と何かを叩く衝撃で目を覚ました。
「お目覚めかしらん?
目の前から下品な男の声が聞こえたかと思えば次の瞬間GVの右腕に痛みが走った。
「…ッ!」
「どう?テロリストの少年、電磁ムチのお味は?」
「何をッ!」
翼の怒りの声はムチの音にかき消された。
「黙りなさいッ!…アタシ達
「貴様ァッ!」
「暴れてもいいけどこの子がどうなるかあなたでもわかるわよね?」
「クッ…」
翼が引き下がると男は話を続けた。
「さて…あなたたちの目的は
「それを何処でッ!」
「ウフフ…あなたたちの作戦も通信もぜーんぶ筒抜けよ、今頃モルフォちゃんは輸送列車の中ね。」
「「………」」
「ウフフ…絶望した?フェザーの目論見なんてゼ~ンブお見通しってワケ!これは尋問なんかじゃないの…アナタたちみたいなカワイイ子いたぶりたかっただけ…、つまりはシュミッ!!
さぁー、少年少女!いい
男が長々と語った所でGVがようやく口を開いた。
「…そうか、
「むっ、無傷!?高圧電流を流した電磁ムチなのよっ!?何で平然としていられるのォ!?」
「GVッ!無事なのか!」
二人から驚愕の声が聞こえる。
「…ボクに電撃は効かない。」
その発言の直後周囲は雷撃に照らされ止んだ時には鎖が焼き切られていた。
「よくやった!GV!ならば私も…ハアッ!」
また周囲が照らされ気付けば鎖が引き千切られていた。
「その光はっ…まさか…
「死にたくないならそこでおとなしくしていてください。さようなら、変態のオジサン。」
そう言うとGVは男の動揺の声も聞かずに駆け出してしまった。
翼は喜びと驚きを感じつつGVを追った。
「こちらコードネームGV"ガンヴォルト"よりシープス3、回線開いて」
「こちらシープス3、無事だったのねガンヴォルト、シープス4。」
「ええ、チームに情報の修正を。ターゲット、電子の謡精は輸送用列車で別のポイントに移動中。列車の位置の特定を要請します。」
「ちょっと本気?罠の可能性だって低くないのよ!」
「こちらシープスリーダー、了解した。GVとシープス4はそのままミッションの継続を、シープス3は位置を特定してくれ。」
GVの要請にモニカが反対したがアシモフが制したの翼は聞いた。
その後GVは通信を終え二人はエレベーターに走った。
エレベーターに入れたは良いが動かない。
「送電を止められたか…」
GVが静かに状況を解析した。
「ならば…掴まれ!GV!」
翼が叫んだ直後彼女はGVを掴み脚部のスラスターを起動し天井に蹴りを入れた。
するとエレベーターを動かすことはおろか、蹴破り二人は上の階へと上昇した。
「翔けるぞ、GV!」
呆気に取られているGVを横目に翼は走り出した。
「位置情報はまだ?モニカさん!」
「今急いでいるから急かさないで!」
通信から二人が焦り始めているのが分かった。
「見つけた!研究設備行き自動制御型輸送列車!…でも駄目、もう発車している…」
「案内してくれ、モニカ!」
翼がモニカの落胆の声に反撃する。
「…突き当たりを右ッ!見えるはずよ!」
「ならばッ!」
翼が跳躍したかと思えばそこに巨大なブースターの付いた
「乗れッ!GV!」
「ッ!」
GVが板に飛び乗るとブースターが作動し列車にたちまち追いついた。
飛び乗った後は兵士達からの熱い出迎えが二人を待っていた。
「皆!降伏しろ!……GVッ!?」
GVが駆け出していったと同時に彼と彼らは発砲した。
「何をしている!?GV!」
翼の抑制も聞かずにGVは彼らに発砲し放電した。
「何も殺すことはないだろうGV!」
「やらなきゃボク達が死んでたのに?」
翼の問いにGVは冷ややかに答えた。
「…畜生ッ!」
二人は敵を倒しつつターゲットの積載されている列車へ向かった。
テスト期間が終わったので初投稿です。
テロリストは辛いね。
実績「へいわしゅぎしゃ」