蒼き雷霆は戦姫と共に   作:D・ヒナ

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カワイイ子に辛い思いさせてるのが一番好きなんだな?グリフィンドール。
プラス800億点。


接触 電子の謡精

翼はチームシープスのメンバーと協力しつつ敵を打ち倒しターゲットの積載されている列車を探していた。

(この世界の奴らはこんなことが日常なのか…!?)

そんなことを考えていた時にモニカから通信が来た。

「後方から複数のレーダー反応を確認したわ、第九世代戦車のようね…」

「敵を捕捉した、これより邀撃する、一機目命中、二機目命中!…チィ

タンク二機の狙撃に成功、撃破した。残った一機がそちらの列車に向かったぞ。」

アシモフからの報告が終わった数秒後目の前に大きな戦車(マンティス)が衝撃と共に現れた。

「いい?無人型の第九…ってシープス4何をしているの!?」

「人が居ぬのならァッ!」

モニカの言葉を遮り翼は巨大な剣を戦車に突き刺し撃破してしまった。

「グレイト…シープス4…」

アシモフから感嘆の声が漏れる。

「そんなッ!あんなデタラメな攻撃でマンティスを倒すなんて!」

「予備があと一機あるはずだッ!前の車両に発信準備の通信を入れろ!…だがその程度で敵う相手とは思えんッ、本部にも部隊を要請しろ!」

前方から兵士達の慌てふためく声が聞こえる。

「不味いな…どうするの?カザナリ。」

「無論ッ!最速で突破するのみッ!」

「ならば急いでターゲットの積載されている列車を探してくれ、位置が分かればその列車と他の列車を切り離せる。」

その言葉が聞こえた直後二人は目で追えない速さで敵の間をすり抜け、先頭へ向かっていった。

しばらく走ると二人の視界にはあからさまに厳重で危険そうな扉の付いた列車が入った。

「あれかっ!」

「だろうね。」

「アシモフッ!聞こえるかッ!ターゲットは二両目(動力車両の後ろ)だッ!狙撃を頼む!」

「ッ!…そうもいかないみたいだよ。」

気が付けば二人は先程の物と同じタイプの戦車とヘリ2機のサーチライトに照らされていた。

「クソッ!…ハアッ!」

翼は悪態をついた後ヘリに向かって飛んで行き乗員を引きずり降ろしヘリを爆破した。

その行動をアシモフは少し苛立ちを覚えながら見ていた。

翼がヘリに飛んでいる間にGVはマンティスに電撃を浴びせ破壊していた。

「…殲滅完了。」

「……こちらシープスリーダー、連結部を狙撃しターゲットと他の車両を切り離す。

ターゲット停止後二人は列車に侵入、速やかに目標のプログラムコアを破壊するんだ。」

「了解。」

その後すぐに弾丸が連結部に当たりターゲットと他の列車を切り離した。

・・・・・・・・・

「この車両にターゲットが…。」

「その筈だけどね…。」

翼が部屋に入るとそこにはポツンと一つの光っているポッドがあった。

二人はそこを覗き込んだ。

「なっ!?これは一体…どういう事だ…」

「これが…モルフォ…?そんな…これは!」

ポッドの中には一人の少女が機械に接続され拘束されていた。

二人が驚いていると何処かからか声が聞こえた。

[あなたたちは…?研究所の人達じゃ…ないの…?]

「この声は…テレパシー?」

「GV?てれぱしーとは…?」

しどろもどろしている翼を無視しGVは続けた。

「こちらGV。ターゲットに接触、コアを発見しました。ただ…」

「どうした?GV。」

仲間の質問にGVが答える。

「ここに居るのは小さな女の子だ。ミッションの変更を要請、これより少女の救出を…」

「却下だ。」

GVの言葉はアシモフの冷徹な言葉に打ち消された。

「そのコア(少女)抹殺(デリート)しろ、モルフォが存在する限り能力者の拉致は終わらない。」

「この子を殺せだとっ!?ふざけるなっ!能力者の自由を求めてお前達は戦ってきたのではないのかっ!何故この少女には自由を与えないッ!」

「その少女が居ることで多くの能力者が苦しむことになったとしても?」

翼の問いにアシモフが冷酷に問い返す。

[構いません。もうあの人達の為の歌は、みんなを苦しめる歌は歌いたくない…]

(この子は同じだ…あの時のボクと…)

GVはポッドに手を付けながら話す。

「聞いてくれ、もしも君が自由を望むなら僕が手を貸す、君の本当の願いは何?」

チームから驚愕の声が聞こえるが二人は通信を切った。

[私の…願い…?]

少女の答えは一人の少年の声にかき消された。

「勘弁してよ、もー。なんで僕が戦わなくちゃいけないルートに来るかなぁ?」

そこには先程まで何も居なかった場所に一人の少年が立っていた。




連休で嬉しいので初投稿です。
防人を黒く染めたい欲がすこし漏れました。
翼サンって横文字弱そう(小並感)。
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