「ッ!?貴様…何者だ!」
翼が剣を構え少年に質問する。
「スメラギの能力者か…。」
翼の質問に答えるようにGVが言った。
「メラクだよ。」
少年は短く自身の名前を言った。
「メラク、今すぐ投降しろ。命までは取らん。抵抗せずにフェザーまで来てくれ。」
「ナニソレ?ボクのこと馬鹿にしてるの?そんなのにボクが応じるワケないじゃん。」
翼の勧告をメラクは無視し話を続けた。
「外に出ようか…こっちとしても彼女を傷つける訳には行かないからねぇ…。」
そう言うとメラクは剣のような物を取り出し掲げた。
「貴様!何をして…ッ!?」
メラクは黒いモヤに包まれ晴れた時にはシンフォギアに似た装甲を身に纏っていた。
「それっ!」
「何ッ!?」「これは…」
メラクの掛け声と当時に三人の足元に「穴」が開き穴は三人を引きずり込んだ。
気付けば二人は列車の上に立っておりメラクは空中を浮遊する無骨な椅子に座っていた。
「メンドクサイからサクッとやるよ…こっちはネトゲのフレンド待たせてるんだ。」
そう言った瞬間彼の椅子に着いたアームからミサイルが発射され二人を襲った。
「そのような弾幕ッ!」
だが翼はミサイルを全て容易く切り落としてしまい、その間にGVがメラクに発砲した。
「チッ…。」
メラクは悔しそうに穴の向こうへ消え次の瞬間翼の真横に現れた。
「何ッ!?貴様!ぐあっ!」
腕が翼を掴みGVの射線を塞いでいる。
「くっ…狙えない…。」
GVが悔しそうな表情をしてメラクが得意げな表情をしていた時翼が口を開いた。
「お前は…何も思わないのか…?少女の…あの痛ましい様子を見ても…何も思わないのか…?」
「そーゆー暑苦しいの、勘弁してよ…ッ!?」
気が付けばGVが跳躍しており自身の頭部に狙いをつけている所だった。
メラクは思わず体を逸らし腕への集中を疎かにしてしまった。
「今だっ!抜け出すんだ!」
GVの叫びで翼は腕を振りほどきGVの隣に跳躍した。
「クソっ!してやられたよ…。」
メラクが悔しがっている時にGVは彼に質問した。
「お前は何の為に戦っているんだ。」
「ハァ?ボクが戦うのはただゲームを買いたいからさ。」
「そういう願いがあの子にもある!外の世界で歌を歌いたいという願いが!」
「だから…激ウザなんだよッ!そーいうのがさあ!」
メラクは怒り大量の穴を空中に出現させた。そして彼の椅子が光りレーザーを穴に向かって発射した。
「くっ…」
穴はGVを囲いGVに向けてレーザーを撃った。
「はあっ!」
その後大量の壁と翼がGVを囲いレーザーを弾いた。
「駆け出せっ!」
「ありがとうっ!」
GVはメラクに向かって走り出した。
「フリーズしちゃいなよ!」
メラクはこれでもかというほど穴を出現させGVにレーザーを浴びせた。
だがGVはレーザーを全て「回避」した。
「嘘だろッ!?そんなのチートだっ!」
「煌くは雷纏いし聖剣 蒼雷の暴虐よ 敵をつら…」
GVが飛び上がり剣を出現させ敵に振りかざそうとした瞬間、遠くにビルの屋上で大きな爆発が起こり風でGVは地面に叩きつけられた。
「うがっ!」
「GV!?大丈夫かっ!?」
翼がGVに近寄り心配しているのを横目にメラクが呟いた。
「今回はラックが味方してくれたみたいだね…。後は…ウグッ…!」
メラクがひるんだのを見てGVは弱々しく言った。
「とどめを刺すんだ…カザナリ…、あの子のためにも…!今彼は疲弊している…今なら…!」
「…チィッ!」
翼はメラクに走り出しアームに向かって剣を振った。
「ハ八ッ!ナニコレッ!さっきのに比べたら全然雑魚じゃんッ!」
メラクは翼の剣を軽く受け流しながら笑った。
「クソっ!ならば数でっ!」
翼は剣を振るスピードを上げた
「もしかして…殺すのを躊躇してるとかっ?ハハハ八ッ!」
「何をっ!ハアッ!」
翼は剣から刃を飛ばした。
「無駄な攻撃ッ、しないでよねっ!」
メラクは自身をアームで覆った。
「勝機ッ!食らえっ!」
翼は高く飛び上がり炎を纏いながら相手に斬りかかった。
腕は容易く折れ、勢いを殺しきれなかった。
「しまっ!?」「ゴハアッ!」
剣はメラクの体に突き刺さり血を纏っていた。
息絶える直前にメラクは小さく言い放った。
「やっちゃったね…人殺しィッ!」
直後彼の体が爆ぜ翼は吹き飛ばされた。
翼の意識はそこで途切れた。
猫の日のイラストのせいで死んだので初投稿です。
カワイイ子には血液が一番合う…合わない?